家計簿ってなかなか長続きしないもの。家計簿の効果を一言で言うなら「安心してお金が使えるようになる」ことです。 まずは項目を1つだけに絞った「〇〇だけ家計簿」にチャレンジしてみませんか?
最も記録が簡単でありながら、家計の大きな割合を占める項目が固定費の水道光熱費。ポストに入ってくる「料金のお知らせ」や毎月の銀行やクレジットカードの引き落とし金額を月に1度記録することで把握します。
水道光熱費を家計簿に記録することにはいくつかの利点があります。まず、毎月の支出を把握できるため、予算管理がしやすくなります。また、支出の傾向を把握することができ、無駄遣いの発見や節約の機会を見逃しません。さらに、請求書に誤りがあった場合にも、家計簿を参照することで早期に気付き、修正することができます。
洋服などのファションアイテムは毎日購入するわけではないので、把握が比較的楽なのがポイント。
洋服やアクセサリーの支出を家計簿に記録することは、ファッションアイテムは季節やトレンドによって購入時期や頻度が異なりますが、家計簿に記録することで自分の消費傾向を把握でき、無駄遣いの発見や節約の機会を見逃さないこと、予算内での買い物やセールの把握がしやすく、必要なアイテムを購入するための予算配分に役立ちます。
クレジットカードで購入する場合は明細書で毎月の合計を出してもOKです。1シーズンで集計し、次のシーズンの予算だけができて衝動買いが無くなりそうですね。
食費を家計簿に記録することには、いくつかの利点があります。まず、毎日の生活必需品であるため、食費の支出を把握することで予算管理がしやすくなります。また、支出の傾向を把握することができ、無駄遣いの発見や節約の機会を見逃しません。さらに、家計簿を参照することで、健康的な食生活に必要な栄養バランスを考慮しながら、予算内での食材選びがしやすくなります。
方法は簡単です。手帳に購入した食費をメモするだけ。ポイントは「レシートをとっておいて後回し」にはせずに当日に記録・集計をしてしまうことです。
一般的な家計簿のように項目別に分類はしなくても大まかなお金の出入りは把握できればOKです。
家計簿を毎日続けることは、お金を大切に使うために欠かせないものです。しかし、続けることは簡単ではありません。そこで、〇〇だけに絞って家計簿を続けることで、その分野に特化した知識や視点を身につけることができます。それによって、より効果的な予算管理や無駄遣いの抑制が可能になり、お金を大切に使う習慣を身につけることができそうです。