投資信託18年、株式投資6年の運用経験あり。元銀行員FP佐々木りえ のリアルな運用を公開します。今回は株式投資編です。
株の運用は、証券会社で口座開設が必要です。
証券口座に入金後、インターネット(または証券会社の店頭・電話)で注文を出し、それが約定(取引成立)することで、株を買うことができます。
取引手数料が安く、パソコンやスマホからいつでも取引できるネット証券がおすすめです。
私は、“自分にとって身近な企業”に注目しました。
私が住む地域にあり、好きで利用しているお店。または、好きでよく買っている商品。
①神戸物産 (3038)
業務スーパーを運営する会社。
独自に開発した商品や、大容量でお得な商品が好きでよく利用しています。
株主優待あり。100株保有で年1回JCBギフト券1,000円もらえました。
配当金は業績により変動しますが、年1回2,200円前後でした。
株価2,880円で100株購入。(約定代金288,000円)2年程度保有
株価3,850円で100株売却。(約定代金385,000円)
利益 97,000円。
②ポーラ・オルビスホールディングス(4927)
私が高校生の頃から20年以上愛用しているスキンケア、化粧品のブランド「オルビス」。
利益 65,500円。
③薬王堂ホールディングス(7679)
岩手県で創業したドラッグストア。東北6県に店舗を展開。ドラッグストア、コンビニ、ホームセンターが合体したような店舗で、よく利用しています。
利益 95,900円。
オンキョーホームエンターテイメント(6628)
音響機器老舗。2021年8月上場廃止。
株式投資をはじめた頃「〇〇が、いいと言っていたから」という他人の意見で投資先を選び、失敗しました。
倒産、上場廃止になり53,000円の損失。“株券が紙切れになった”状態ですね。
・よく分からない企業、他人がいいと言っていた企業には投資しない
・経営状況、株価の動き等を調べてから投資する
・株は、投資した金額がゼロ円になるリスクがある
・身近にありよく利用するお店、自分が好きな商品に注目する
(お店に活気がある、ヒット商品がある、TVで紹介された等、変化に気づきやすい)
株式投資のメリット・デメリットを以下にまとめました。
<株式投資のメリット>
・値上がり益が期待できる
・株主優待がある(ない場合もある)
・配当金が出る(ない場合もある)
<株式投資のデメリット>
・価格変動が大きい、最悪の場合はゼロ円になることもある
・ある程度まとまったお金が必要
私のリアルな運用をご紹介しました。いかがでしたか?
株式投資は、投資信託に比べてリスクが大きいです。
投資信託は多くの投資家から資金を集め、分散投資しています。ゼロ円になる可能性は非常に低いです。
初心者は、まずは投資信託からはじめることを、おすすめします。
株式投資はメリットとデメリットを理解してから少しずつはじめましょう。
身近なところに投資先のヒントがあるかもしれませんね。
※こちらの記事で紹介した個別株式の運用実績、その他情報は、将来の運用成果をお約束するものではありません。投資はご自身の判断により行ってください。
【このコラムを書いた人】
元銀行員FP(ファイナンシャルプランナー)
佐々木 りえ
18年間の銀行勤務経験から、幅広い年代のお客様に資産運用の提案をしてきた経験を活かしコラムを執筆。
投資信託、NISA、保険商品にまつわる疑問やはじめ方を初心者に寄り添い分かりやすくお伝えしています。
【資格】
・FP3級
・金融窓口2級技能士
・金融コンプライアンスオフィサー2級
・保険販売3級
・特別会員二種証券外務員