2024年1月から新NISAが始まり、やってみたいけれど難しそうだとためらっている方も多いのではないでしょうか。 この記事では投資初心者の50代女性のために、初心者でも取り組みやすい投資信託と、そのポートフォリオをご紹介します。
初心者が新NISAを始めるには、つみたて投資枠で少額から始めるのがおすすめです。
つみたて投資枠では、国の基準をクリアした投資信託が対象なので、リスクを抑えて始められます。
投資信託とは、複数の投資家から資金を集め、専門家が投資・運用をおこなう商品です。
運用で得た利益は、投資家それぞれの出資額に応じて分配されます。
月100円から始められるインターネット証券会社もあり、プロに運用を任せられるので安心です。
ポートフォリオとは、株式・債券・不動産などの複数の金融商品のうち、どの銘柄にどれだけ投資するかの組み合わせのことです。
特定の商品だけに集中して投資すると、大きな市場変動があったときに価値が下がり、資産の多くを失うリスクがあります。
新NISAを始めるにあたってリスクを軽減するには、さまざまな商品にバランスよく配分する、分散投資が有効です。
投資信託は1つの商品で複数の銘柄に分散投資しているため、1つの商品に投資してもある程度リスクの分散は可能です。
投資先の主な種類には、株式・債券・リートがあり、それぞれ国内・海外と対象地域も異なります。
株式やリートはリターンを期待できる分リスクが高く、債券は株式やリートに比べるとローリスク・ローリターンの傾向にあります。
リスクを避けたいなら債券の割合を大きくし、リスクがあっても積極的な運用をしたいなら株式やリートの割合を増やすとよいでしょう。
証券会社のサイトでは年齢や許容リスクを入力すると、おすすめのポートフォリオをシミュレーションしてくれるサービスもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
投資初心者には、リスクの少ない投資信託がおすすめです。
どの程度のリスクを許容できるかによってポートフォリオは変わってきます。
資産の性質を理解したうえで、ご自分にあった投資を始めましょう。
【このコラムを書いた人】
琴石せと
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたため、小売店の店舗スタッフとして働きながら、将来のために保育士資格を取得。
試験勉強の楽しさに目覚め、苦手だったお金の勉強にも挑戦し、3級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士を続けて取得。
勉強の成果を活かすべく、すぐにつみたてNISAとiDeCoを始め、1年以上経過した現在も継続中。