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【2024年版】資産運用のプロが選ぶ「新NISA」50代が買うべき商品3選!iDeCoと新NISAどちらがベスト?徹底解説!

2024年1月より始まった新NISA。いざ新NISAを始めようと思っていても、どの商品にどのくらいの割合で投資すべきかわからず、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 この記事では、資産運用のプロが選んだ50代が買うべき新NISA商品や50代向けポートフォリオ、iDeCoと新NISAどちらがよいかを解説します。

新NISAで50代が買うべき商品(銘柄)3選

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新NISAで取引できる商品は幅広く、投資を始めたばかりの方は、どの銘柄を選べばいいか悩んでしまうでしょう。
この章では、資産運用のプロが選んだ3つの商品を解説します。
投資先に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、アメリカを中心に先進国と新興国の株式に投資します。
信託報酬率が低く、コストを抑え、リスクを分散させながら投資したい方におすすめです。

ここで注意したいのが「eMAXIS Slim」と名前が似ているプランとして「eMAXIS」があること。
信託報酬率が「eMAXIS Slim」と比べ高いので投資をする際は必ず確認してくださいね。
なお、全世界株式(オールカントリー)には「eMAXIS」の該当商品がないのでその点では間違いが少ないでしょう。
※2024年1月現在


SBI・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、小型株から大型株まで、全世界の株式に分散投資します。
市場の動きと連動するインデックスは投資初心者にもわかりやすく、高いトータルリターンを求める方におすすめです。


三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)

三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は、株式が約30%、債券と短期金融資産が約70%を占めるバランスファンドです。
比較的リスクが低く、低コストで安定的に運用できる点が魅力です。


投資先決定に重要な50代向けポートフォリオ

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ポートフォリオとは、金融資産の組み合わせを指します。
新NISAをうまく活用するために、まずは投資の目的やリスクの許容度を明確にしましょう。
資産を増やすことに重点を置く20代や30代と異なり、定年退職間近の50代では、リスクをできるだけ抑えるポートフォリオを組む必要があります。
世界株式へ全投資するよりも、リスクの少ない債券をバランスよく組み込むのがおすすめです。


50代は新NISAとiDeCoの併用がおすすめ

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新NISAと個人型確定拠出年金のiDeCOでは、年間の投資上限額や対象商品、引き出せる時期などが異なります。
iDeCOは新NISAと比べて節税効果が高い一方、老後資金を目的とした制度で、60歳まで資金を引き出せない点がデメリットです。
新NISAのほうが使い勝手はよいですが、それぞれにメリットとデメリットがあるため、資金に余裕がある場合は併用をおすすめします。


まとめ

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50代で新NISAを活用する場合、リターン重視ではなくリスクを回避して資産を守る、バランスのよいポートフォリオを組む必要があります。

50代におすすめの商品は、eMAXIS Slim全世界株式や三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)です。
ぜひ参考にして新NISAをうまく活用してください。

【このコラムを書いた人】
琴石せと
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたため、小売店の店舗スタッフとして働きながら、将来のために保育士資格を取得。
試験勉強の楽しさに目覚め、苦手だったお金の勉強にも挑戦し、3級ファイナンシャル・プランニング技能士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士を続けて取得。
勉強の成果を活かすべく、すぐにつみたてNISAとiDeCoを始め、1年以上経過した現在も継続中。

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