物価高騰、老後2,000万円問題...本当にこのままで大丈夫?そんな不安から藁をすがる思いで始めた「はじめての資産運用のリアル」をお届け。
世間は光熱費の値上げ、物価の向上、それでも給料は上がるわけではない。
老後2,000万円問題という言葉も出てきて、このままで本当に大丈夫?と漠然な不安に襲われました。
お金の知識ゼロ、貯蓄らしい貯蓄はなく、現金は預金通帳へ放置。
そんな自分に喝を入れ、YouTubeの投資チャンネルやマネー本を読み漁り
投資デビューをした筆者。
実際に1年4ヶ月運用した結果や、どんな商品へ投資をしたかをお話しします。
つみたてNISAとは
つみたてNISAは、日本政府が提供する制度で、株式や債券などの金融商品への投資を通じて、将来の資産を築くための手段です。その最大の魅力は、売却益に対する税金がかからないことです。つみたてNISA口座を開設し、毎年最大40万円まで税制優遇を受けられます。
※2023年のつみたてNISAの説明です。2024年以降は新NISAとして大幅に税制優遇等制度等改正されます。
まずはわたしが始めて1年経ったつみたてNISA運用状況です。
2022年6月から2023年10月までで、
トータルリターン+61,319円(+8.75%)です。
普通預金に預けるだけでは、1年でたった2円か3円...の超低金利時代。
つみたてNISAで毎月決まった額を運用コツコツ運用するだけで6万円以上差がついたことに驚きました。
最初はどの商品を選んでいいか分からなかったので、楽天証券の「らくらく投資」というファンドへ投資していましたが、
多くのマネー本や投資本でおすすめしていた「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という商品が気になり、こちらへシフトし今に至ります。
どちらもしっかりと評価損益(率)でプラス評価を出してくれてホッとしています。
1.貯金や貯蓄が苦手だったけれど自信がついた
飽き性で日記や習い事も継続できないわたしでも出来たこと!
つみたてNISA決まった日にちに自動で積み立ててくれるので、ほったらかしでもOKなところも合っていたのかもしれません。
つみたて額も月々で自由に決められるので、月によってお給料が安定しない方でも続けやすいのも良いなと思います。
2.老後に希望が持てるようになった
今までは日々のニュースや値上がりで漠然と将来に不安を感じて過ごしていましたが、自分は投資をしているから多少は安心かな、と思えるようになりました。
積立をはじめて数ヶ月はマイナスになることが多く不安でチラチラを運用実績を眺めていましたが、1年経過してからはプラス運用で安定してきました。
今はあまり気にせず月初だけ運用実績を開き、手帳に収支を記入し記録をしています。
3.節約意識がついた
つみたてNISAが先取り貯金の役割を果たしてくれているからか、財布の紐を以前よりも閉められるようになりました。
格安スマホへ乗り換えたり、使っていないサブスクを解約したりと固定費の見直しや不要なものをリサイクルショップやフリマアプリで売るなど節約意識がつきました。
筆者が実際に経験してみて、つみたてNISAは長期間にわたりリスクを分散し税制優遇を受けながら資産を築くことができる賢い選択だと思いました。
人生100年時代、50代からでも、資産形成は十分可能です。
今日は人生で若い日。早速今日から「つみたてNISA」はじめてみませんか?
※こちらの記事でご紹介した個別投資信託の運用実績その他の情報は、将来の運用成果をお約束するものでもありません。投資はご自身の判断により行ってください。