今や雑貨屋さんやインテリアショップで見かける「ハーバリウム」。 せっかくなら好きなお花やパーツを選んで自分だけのハーバリウムを作れたら素敵ですがお店にあるようなおしゃれでセンスの良いものが初心者に作れるか心配ですよね。 今回は、そんなハーバリウムはじめてさんのために100円ショップでも揃う材料を使って、周りに褒められるくらいセンスよく作るポイントやコツがテーマです。 一緒にほめられハーバリウム、作りませんか?
ハーバリウムとは、植物標本という意味で、元来は研究のために植物の状態を長期保存する方法として生まれたものです。
現在は鑑賞目的で用いられるようになり、インテリアフラワーの主流となりました。
DAISOやセリアなどの100円ショップへ行くとハーバリウム専用のオイルや観賞用のインテリア用の瓶、ドライフラワーなど売られていて、ハーバリウムに必要なものが全て揃います。
・植物(花や葉など)
・ハーバリウムオイル
・ガラス容器
・長めのピンセット
・ハサミ
もしお近くの店舗にない場合はお取り寄せや通販でも揃えることができます。
1.ハーバリウムに使う植物を選びます。
必要に応じて茎を短くカットします。また、余分な葉や花びらを取り除きます。
2.瓶の中にハーバリウムオイルを1/3くらい入れます。
3.瓶の中に植物を入れます。ピンセットを使って植物を優しく浸します。植物が沈むように配置し、必要に応じて形を整えます。
4.植物が全て配置し終わったら瓶いっぱいにハーバリウムオイルを追加し、ガラス容器をしっかりと閉めて密封します。
以上が基本的なハーバリウムの作り方です。注意点として、ハーバリウムは湿度や直射日光の影響を受けやすいため、涼しい場所で保管することをおすすめします。
メインカラーを1色決めて選んでいく方法です。
花の種類や形、パーツの質感が異なっていても色味が同じであれば上手にまとまります。
また、メインカラーが決まらない場合はインターネットで「ハーバリウム」と検索するとたくさんの美しい作品を見ることができます。SNSでは「#ハーバリウム」と検索するのもおすすめです。
その中から好みの作品を見つけ、まずは真似するところから始めてみてはいかがでしょうか?
メインカラーが決まったら次は配置のコツです。
下から上へ薄い色味を配置すると落ち着いた印象になり、大人びた作品になります。
紫陽花のドライフラワーがオイルに浸すと透き通るように、花の種類によっては瓶に入れる前と後で印象が変わる場合も。一度オイルに浸して確認するのも手です。
透明な瓶なので360度どこから見ても素敵にしたい!と思いがちですが、実はハーバリウムの正面を決めることは、バランスを取る上で重要な要素です。
パッと見て目をひく箇所を「フォーカルポイント」と言います。
目立たせたい植物やパーツを配置して正面を「フォーカルポイント」に設定し視線を引き付けることで作品全体の魅力を高めることができます。
正面を決めて、ハーバリウムの中で特に目を引く要素を強調していきましょう。
ハーバリウムは、繊細さとシンプルさをバランスよく表現することが大切です。過度に詰め込みすぎず、空間を意識した配置を心掛けましょう。
はじめてさんでも大丈夫!ほめられハーバリウム作りのコツをご紹介しました。
色々とキレイに見えるコツをお伝えしましたが、ハーバリウム作りの楽しさは、なんといっても美しい植物の世界を自由に表現することです。
ぜひあなたのお気に入りのハーバリウムを作ってみては?