庭の花が美しく咲いたら、ぜひ押し花にしてみませんか? 花びらや葉っぱを大切に扱いながらつくる押し花は癒しのアートです。 さて、前編では花を押し花にする手順をご紹介します。
家にあるものですぐできるのも押し花の魅力の1つです。
・押し花にする花
・新聞紙やキッチンペーパー
・厚めの本(辞書や雑誌など)
花を収穫します。花を摘むときは、茎を残すようにするのがポイントです。
新聞紙やキッチンペーパーを使って、本のページを保護します。花を挟む前に、花びらの下にもう一枚の紙を敷くことで、花の色が透けないようにします。
本のページの上に、花を配置します。花びら同士が重ならないように注意しましょう。また、花の周りに余白を残して配置すると、後で取り出しやすくなります。
花を本の中に挟んだら、上にもう一冊の本や重しを乗せます。均等な圧力がかかるように調整しましょう。
本の中に挟んだ花を、乾燥させるために数週間から数ヶ月間放置します。花が完全に乾燥し、ページが平らになるまで待ちましょう。
押し花が十分に乾燥したら、本から取り出します。花びらや茎がもろくなっているため、取り扱いには注意が必要です。
この方法で押し花を作る際は、本の厚さや花の種類によって押し花の完成までの時間が異なることを覚えておいてください。また、本に押し花を挟んでいる間は、本自体が押し花のにおいを吸収することがあるため、大事な本を使用する場合は注意が必要です。
きれいな押し花は作れましたか?
後編では押し花の飾り方のアイデアをご紹介いたします。
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