日本の家の防災には、地震や台風、豪雨、洪水などの災害に備えた対策が必要です。具体的には、家屋の強度を高めるための耐震補強、非常用品の備蓄、避難計画の策定などが重要です。また、災害時には、ガスや水道などのライフラインが寸断される可能性があるため不安も大きいですよね。 今回はすぐに実践できる「おうち防災」をご紹介いたします。
缶詰やレトルト食品をローリングストックとして保管することにより、消費期限が長く、常に新鮮で安定した食料を確保することができます。また、緊急時にはすぐに利用可能であり、災害時や非常事態においても役立ちます。更に、大量購入によるコスト削減も期待できるところも嬉しいポイントです。
おうちキャンプは、防災の面でも役立ちます。いざというときに備えて、テントや寝袋、ランタンなどの備品を揃え、緊急時にも活用できます。また、調理器具や保存食なども準備しておけば、停電や水道の不通などの災害時にも食事を確保することができます。自分たちで防災グッズを揃えることで、災害に対する備えを身近に感じ、家族や友人と一緒に防災意識を高めることができます。
また、外出せずに自宅や庭で手軽にキャンプ気分を味わえるため、旅行費や宿泊費の節約になりますし、自分たちで調理することで、食材の選び方や料理の工夫を学べます。また、身近な場所で過ごすため、安心感があり、自然を身近に感じることができます。家族や友人との交流が深まり、リフレッシュやストレス解消にもつながりそうですね。
日用品を2ヶ月分ストックすることにより、いざというときに備えることができます。例えば、災害時や緊急時には、スーパーやドラッグストアが閉まってしまう可能性があるため、家にある備蓄品で生活する必要があります。また、病気や怪我などで外出できない場合でも、十分な備蓄品があれば安心です。さらに、まとめ買いによって、商品の値引きや割引クーポンを活用できるため、節約にもつながります。
防災面で、4人家族の場合は、日用品を最低でも1週間分から2週間分程度は備蓄することが推奨されます。しかし、より安心を求める場合は1ヶ月分程度、長期的な備えとしては3ヶ月分程度を目安に備蓄することが望ましいとされています。
また、夫婦2人の場合は4人家族と比較して人数が少ないため、1週間分から2週間分程度の備蓄でも十分だとされています。ただし、地域やライフスタイルによっては、備蓄品の種類や量が異なる場合もあります。また、健康状態や年齢によっても必要な備蓄品が異なるため、家庭ごとに必要な備蓄品を考慮し、適切な備蓄を行うことが重要です。
台風の備えとしてメディアで紹介されている窓ガラスにダンポールや養生テープを貼る対策です。応急措置として手軽にできるメリットはありますが、「窓ガラスが割れるのを防ぐ」ためではありませんので、安全性を高めるためには窓ガラスをしっかりと守る対策が必要です。
イラスト引用
https://www.lixil.co.jp/lineup/window/jshutter/feature/comfortable/
最近の住宅はシャッター・雨戸をつけていないところもありますが、窓をしっかりと守るのに最適なのはやはり「シャッター・雨戸」です。飛来物が当たった際も窓ガラスが割れるリスクを軽減してくれます。シャッター・雨戸は、今ある窓に後付けでリフォームすることが可能。
最近では、採風タイプという種類もあり、日常的に使えるシャッターもあります。
防災対策だけではなく、冬の寒さを軽減し、防犯対策にもなりますので、心配な方はぜひご検討くださいね。
参考写真 LIXIL
採風タイプ W1,690mm×H2,030mm 内観:シャイングレー
https://www.lixil.co.jp/lineup/window/jshutter/case/
いかがでしたか?今回はすぐに実践できる「おうち防災」をご紹介いたしました。
もしものために、いつものことを工夫するだけ。そんな「おうち防災」で日常的に防災の意識を向けていきたですね。