わたしのお気に入りのくらしは、 わたしのお気に入り編集部がお気に入りに囲まれた素敵な暮らしをされている女性を取材し、ルーティーンやこだわりを教えていただきながら、暮らしを楽しむヒントを教えていただく企画です。 今回は後編をお届けします。
「この数年で気軽に出かけたり、友人や家族をお招きすることもできなくなったでしょ。それで日中は家に1人でいる時が多くて。人と話すことが少なくなったから、植物とお話しすることにしたの笑」
「バルコニーで育てているレモンの木に、声をかけながら大切に手入れをして育てたらね、実が9個もなったの。いつも3個くらいしか実らなかったのに。手をかけた分応えてくれる喜びが知れたのは嬉しかった。」
その時のレモンがこちら。次回のレモンの収穫時期は10月頃だそう。それまでにRさんがたくさん声をかけて愛情たっぷりに成長するレモンたちの様子が身に浮かびます。
「ビオラやハーブなどの育てやすく見た目もよく、料理に使えるものを選んでるの。キッチンからバルコニーが近いからサッと摘んで一緒にソテーしたり、テーブルコーデのアクセントにガラスボウルに生けてみたり。」
もともと一軒家に住んでいて、実はガーデニングは得意ではないというRさん。マンション暮らしになってから、ガーデニングを楽しめるようになったそう。
最近、スマートフォンに変えたというR子さん。
「今まではガラケーでも全く不自由はなかったけれど、息子たちともなかなか会えなくなっちゃって。県外に住んでいるから尚更、もう2年会っていないのかしら。スマートフォンの方が気軽に連絡を取り合う出来ることが多いと思って変えてみたの」
これからきっとお孫さんの写真でいっぱいになるんではないでしょうか。とても楽しみですね。
記念すべき第1回の私のお気に入りの暮らしはいかがでしたか?
これはどこのですか?と全部聞いてしまいそうな素敵なインテリアもさることながら、お香の薫りと柱時計の音色が織りなすスローな空気で、時間を忘れてしまう心地よさでした。
Rさんのように心の引き出しが多い人は心が豊かで1人でも楽しめることを知っているし、人を飽きさせない、「また会いたくなる」そんな魅力を感じました。
あなたも、好きなことに正直になって、心の引き出しを増やしていきませんか。