キッチンが主役のヴィンテージ空間
所在地 愛知県岡崎市
プロジェクト概要
シンプルでありながら細かいポイントでこだわりを追求することで、UKヴィンテージの深みが感じられるLDKに。
大胆にキッチンの向きを変えてアイランドキッチンのように回遊できるようにしたことで、キッチンが主役となるLDKへと生まれ変わりました。
キッチンの壁に使用している素材は、リノベーションで流行りのモールテックスを使用しています。
モールテックスは、特殊建材を製造しているベルギーのBELL社が開発した材料で、セメントの質感を持ちながら、水を通さない素材になっているので、水回りにも使用できます。
クロスには出せない、質感が出て、存在感が出ました。
ダイニングテーブルはキッチンに隣接して設置しているので、配膳も楽に行えます。
テーブル上はマットなグリーンのペンダントライトをいれて可愛らしく。
キッチンの床にはタイルを使用しました。
キッチンの移設に伴い、床を上げなければならなかったのですが、
大判のタイルを使用したことで、ちょっとした小ステージのような空間となり、
高級感も感じられます。
キッチンの背面には、大型の収納スペースを確保しました。
キッチンスペースは物も多いので、これだけの大型収納を入れておくと食器などもスッキリと収めることができます。
リビングの床には無垢のフローリングを使用しました。
無垢のフローリングは肌触りも良く温かみも感じさせます。
リビングのTV背面には、無垢の一枚板を大胆に使用。
クロスでアクセントを効かせるのではなく、無垢の素材を取り入れることで、
存在感がでて、他ではなかなか見られないような空間に仕上げることができました。
キッチンの位置を移動させたことで、洗面室を拡張。
広々としたスペースにすることができました。
カウンターも広いものを取り付けできたので、お化粧スペースや着替えを置くスペースとしても活用できます。
鏡も大きいサイズなので、複数人での使用もしやすくなりました。
大理石の天板は重厚感もあり空間が明るくなったことで清潔感も出ました。
トイレの空間は、爽やかなグリーンのクロスをアクセントにして、清潔感の感じられるように仕上げました。
お掃除がしやすいように、汚れが落ちやすくつなぎ目のない便座や、掃除がしにくい部分も手が届くなどの機能をもったトイレにもなっているので、お掃除の時間を短縮させることができます。
洋室は3部屋あるのですが、どのお部屋も床は無垢のフローリングを使用しました。
リビングのフローリングとはまた違う種類の無垢を使用し、中には節の柄が特徴的な桜の木を使用したフローリングも。
アクセントクロスには爽やかな色目のクロスを使用し、明るいお部屋を演出しています
玄関はお客様を迎える場所にもなるので、柄の可愛らしいクロスをアクセントに使用しました。
このクロスはウィルアム・モリスというデザイナーがデザインした壁紙で、最近とても注目されているクロスの一つです。
玄関収納などはもともとあったものを再利用し、塗装をして仕上げたので、安価に見た目だけ綺麗に仕上げることができました。
間取り