補助金・おトクな話
2024.12.11
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給湯器は家庭に欠かせない設備の一つですが、その選び方において悩むポイントとして多いのが「初期費用」と「ランニングコスト」のバランスです。
どちらを優先するかによって、選ぶべき給湯器の種類や特徴が異なります。
本記事では、初期費用とランニングコストを比較し、それぞれの観点から適した給湯器を詳しく解説します。



目次

1. 初期費用とランニングコストとは?

2. 長期的な光熱費を抑えたい場合

3. 初期費用を重視する場合

4. 初期費用とランニングコストの比較早見表

5. まとめ




1. 初期費用とランニングコストとは?

◆初期費用


初期費用とは、給湯器本体の購入費用と設置にかかる工事費用のことです。
• 本体価格は種類や性能によって異なり、一般的にエコジョーズやエコキュートのような高効率な機器は高額になりがちです。
• 設置費用も給湯器の種類や設置条件によって変動します。

◆ランニングコスト


ランニングコストとは、給湯器を使用する際に発生する光熱費やメンテナンス費用のことです。
• 光熱費はガス、電気、石油といった燃料代に左右されます。
• 定期的な点検や部品交換もランニングコストに含まれます。
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2. 長期的な光熱費を抑えたい場合

ランニングコストを抑えることで、長期的には大幅な節約が可能です。この観点でおすすめなのが、エコジョーズとエコキュートです。

●エコジョーズ:高効率なガス給湯器


エコジョーズは、排気熱を再利用して効率的にお湯を作る高効率ガス給湯器です。
〇初期費用
15万円〜30万円程度と、非エコジョーズに比べてやや高額です。
〇ランニングコスト
ガス代を約10%〜20%削減できるため、年間で数千円〜1万円以上の節約が期待できます。
〇適している家庭
都市ガス供給地域に住む家庭や、10年以上の長期使用を予定している家庭に最適です。
〇注意点
設置スペースが限られている場合、設置できないことがあります。
エコジョーズと非エコジョーズの違い:どちらを選ぶべきか?


●エコキュート:高効率な電気給湯器


エコキュートはヒートポンプ技術を使い、空気中の熱を利用してお湯を作る省エネタイプの電気給湯器です。
〇初期費用
30万円〜50万円と、全給湯器の中でも特に高額です。
〇ランニングコスト
深夜電力を活用することで、月々の電気代を2,000円〜5,000円程度に抑えることができます。年間の光熱費はエコジョーズよりさらに安価になる場合があります。
〇適している家庭
電気料金プランに深夜電力が含まれる場合や、大容量タンクを設置できるスペースがある家庭に向いています。
〇注意点
初期費用が高額であるため、10年以上の長期使用を見越した選択が必要です。寒冷地では効率が低下することもあるため注意しましょう。

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3. 初期費用を重視する場合

一方、初期費用を抑えたい場合には、非エコジョーズ、電気温水器、石油給湯器が候補になります。

●非エコジョーズ:従来型のガス給湯器


非エコジョーズは、シンプルな構造の従来型ガス給湯器で、初期費用が安いのが特徴です。
〇初期費用
10万円〜20万円程度と比較的安価です。
〇ランニングコスト
ガス代がエコジョーズよりも10%〜20%高くなりますが、短期間の使用であればコストの増加は限定的です。
〇適している家庭
初期費用を抑えたい方や、数年程度の短期使用を予定している家庭に向いています。

●電気温水器:シンプルな電気給湯器


電気温水器は、電気ヒーターで水を加熱するタイプの給湯器です。
〇初期費用
20万円〜40万円程度。エコキュートよりも安価です。
〇ランニングコスト
電気代がエコキュートに比べて高く、月5,000円〜8,000円程度かかることが一般的です。
〇適している家庭
初期費用を抑えつつ電気給湯器を選びたい場合や、エコキュートが設置できないスペースの限られた家庭に適しています。

●石油給湯器:寒冷地に強い給湯器


石油給湯器は、灯油を燃料としてお湯を作るタイプで、寒冷地や都市ガスが供給されていない地域で使用されています。
〇初期費用
10万円〜30万円程度。ガス給湯器と同程度です。
〇ランニングコスト
灯油価格に左右されますが、寒冷地では効率的にお湯を作れるため、ランニングコストを抑えられる場合があります(3,000円〜7,000円/月程度)。
〇適している家庭
寒冷地に住む方や、都市ガス・電気料金が高い地域にお住まいの方に最適です。
〇注意点
灯油の補充が必要で手間がかかるほか、燃焼部のメンテナンスが欠かせません。
給湯器の種類と費用を比較!エコジョーズやエコキュートのメリットは?


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4. 初期費用とランニングコストの比較早見表








給湯器タイプ初期費用ランニングコスト
エコジョーズ高い(15〜30万円)低い(5,000〜8,000円/月)
非エコジョーズ安い(10〜20万円)高い(6,000〜10,000円/月)
エコキュート非常に高い(30〜50万円)非常に低い(2,000〜5,000円/月)
電気温水器中程度(20〜40万円)高い(5,000〜8,000円/月)
石油給湯器中程度(10〜30万円)中程度(3,000〜7,000円/月)


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5. まとめ

給湯器の選び方は、家庭の条件や使用目的によって異なります。以下のポイントを参考にしてください:
• 長期的な節約を重視する場合:エコジョーズやエコキュート
• 初期費用を重視する場合:非エコジョーズ、電気温水器、石油給湯器
10年以上の長期使用を予定している場合、省エネタイプの給湯器が総合的に経済的です。
一方、賃貸物件や短期間の利用では、初期費用の安いタイプが合理的です。
ライフスタイルに合わせて、最適な給湯器を選びましょう。
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