リフォームのノウハウ
2024.05.13
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建物が年月を経ることで、特に水回りは汚れが目立ちやすくなり、劣化も進行します。そのため、ある程度の年月が経過したら、水回りをリフォームして使いやすくすることが今後の暮らしを快適なものにします。
今回取り上げるのはトイレのリフォームです。トイレは日常的に使用され、汚れもたまりやすい一方で、最新の機能や快適性の向上も進んでいます。健康や快適性を考えると、新しいバージョンにアップグレードすることにはかなりのメリットがあります。
それを踏まえたうえで、トイレ空間のおしゃれにも気を使う方が増えてきました。おうち時間が増えた影響で毎日使うトイレにもデザイン性や落ち着く雰囲気などを求める方が多くいます。今回はトイレ空間をおしゃれにするために事例を踏まえて紹介していきます。


目次

1.オシャレじゃないトイレの特徴

2.おしゃれなトイレリフォームを行うためのポイント

3.おしゃれなトイレリフォーム事例5選

4.まとめ

1.オシャレじゃないトイレの特徴

友人や親戚の家を訪れた際、トイレを借りる場面があります。そんな時、あまりスタイリッシュとは言えないトイレに出くわすことがあります。
まず、オシャレではないトイレの特徴について見てみましょう。

1-1.壁紙の色調が重厚感を漂わせる場合
オシャレなトイレは、居心地が良く、長居したくなるような空間です。それは寒々しさがなく、むしろ温かみや明るさを感じさせるトイレを指します。その中で、色調が大きな役割を果たします。色を分類すると、「膨張色」「収縮色」「中間色」に分かれます。膨張色は赤や黄色などで、暖かみのある色合いを指します。逆に、青や紺色などの収縮色は、寒色系に属します。中間色は緑などが代表的です。

これらの色調は、トイレの印象を大きく左右します。膨張色は空間を広く見せる効果がありますが、収縮色は狭く感じさせる傾向があります。つまり、白みが増すほど膨張色に、黒みが増すほど収縮色に近づきます。したがって、暗い色調の壁紙を使うと、トイレが広がりを感じにくくなり、寒々しい雰囲気になります。

もし壁紙が暗い色合いであれば、それがトイレの印象に影響を与えている可能性がありますので、リフォームを検討する必要があります。


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1-2.トイレや手洗いスペースの狭さ
居心地が良く、長居したくなるトイレは、広々としたスペースを持っています。トイレは排泄のための場所ですから、必要最小限のスペースでも問題ありませんが、狭さが気になると長居したくなくなります。
また、スペースが十分にあるにも関わらず、トイレのタンクや手洗いスペースがスペースを占有していると、結果的に狭く感じられることもあります。トイレタンクはかなり大きく、狭い空間では目立ちます。
一般的に、賃貸物件のトイレは約0.4坪で、幅は約80センチ、奥行きは約120センチです。0.5坪以上の広さがあれば、スペースが十分に感じられます。奥行きが約160センチの0.5坪の場合、スペースが広がります。高齢者や障害者向けのトイレでは、幅を広げることでスペースを確保します。リフォームでトイレスペースを広げることもできますが、そうでない場合は対策が必要です。

1-3.明るさ不足の照明
トイレの明るさは、寒々しさや暖かみに大きな影響を与えます。明るさが不足すると、寒々しさだけでなく、不安も感じることがあります。リビングや寝室は太陽光が考慮されて設計されていますが、トイレはそうではないことが多いため、明るさが不足することがあります。また、照明の色も重要です。蛍光灯の白い照明は、寒々しさを強調し、不快感を与えることがあります。リフォームでは、明るい照明を使用することが重要です。

1-4.汚れが目立つ床材
トイレは長年使うと便器だけでなく、床も汚れが目立ちます。男性が立って用を足すことが多かった過去と比べ、今では座って用を足すことが一般的です。その結果、床に飛び散ることも少なくなりましたが、それでも床は汚れやすいです。特にスリッパを使わずに素足で使用すると、足裏の皮脂が床に付着し、黒ずみの原因になります。また、ホコリも床に付着しやすく、汚れを目立たせます。掃除をしてもなかなか汚れが落ちない場合は、床材の見直しを考える必要があります。

これらのポイントを考慮して、トイレをリフォームすることで、より居心地の良い空間を実現できます。

2.おしゃれなトイレリフォームを行うためのポイント

おしゃれではないトイレの特徴をいくつかご紹介しました。次に、おしゃれなトイレにするためのリフォームのポイントをまとめました。

2-1. トイレの種類
まず注目すべきはトイレの種類です。和式と洋式が一般的な分類ですが、洋式にも様々なタイプがあります。タンク付きの一般的なタイプや、シャワーと一体化したタイプ、タンクレスタイプ、キャビネット付きのタイプなどがあります。キャビネット付きのタイプは、物理的な狭さを解消することはできませんが、創意工夫によって空間を広く感じさせることができます。また、和式から洋式への変更や、男子トイレにある小便器の撤去などもオシャレなトイレにするための選択肢です。

2-2. 床材と壁紙
次に重要なのは床材と壁紙です。床材にはフローリング、タイル、プラスチックタイル、セラミック、クッションフロアなどがあります。それぞれに特徴があり、耐久性や掃除のしやすさなどを考慮して選ぶ必要があります。また、床材の色味は空間の雰囲気を左右し、壁紙も落ち着いた色合いがよく使われます。柄のある壁紙は場合によっては狭さを感じさせることがあるため、シンプルなデザインがおすすめです。床材と壁紙の組み合わせがトイレの印象を左右するため、カラーコーディネートにも注意が必要です。


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2-3. 手洗い場
トイレのスペースに余裕がある場合、手洗い場のデザインも重要です。タンクがある場合は、手洗い場を兼用することが一般的ですが、タンクレスの場合は手洗い器を設置する必要があります。手洗い器のデザインや配置によって、トイレのオシャレさを演出することができます。また、収納スペースや温水便座のパネルなどもトイレの機能と組み合わせることで、スタイリッシュな空間を作ることができます。

2-4. 照明
最後に照明です。トイレの照明は明るすぎず、暗すぎず、落ち着いた雰囲気を作ることが重要です。蛍光灯よりも暖色系の照明がおすすめです。照明の形や配置によっても、トイレの雰囲気を変えることができます。スペースに余裕がある場合は、おしゃれな照明器具を取り入れることで、トイレ全体の雰囲気を格上げすることができます。

これらのポイントを考慮して、トイレをリフォームすることで、よりおしゃれで快適な空間を実現できます。

3.おしゃれなトイレリフォーム事例5選

実際にトイレリフォームもリラックスできる場所へ
施工事例①
小さな空間でもリラックスできる場所へ



◆和式トイレから毎日使いたくなる安全性・機能性の高い洋式トイレへ


施工事例②
和式トイレから毎日使いたくなる安全性・機能性の高い洋式トイレへ



◆アートモダンスタイル トイレ


施工事例③
アートモダンスタイル トイレ



◆生まれ変わったトイレ


施工事例④
生まれ変わったトイレ



◆ホテルライクな生活を。わたしだけのリノベーション


施工事例⑤
ホテルライクな生活を。わたしだけのリノベーション

4.まとめ

トイレをスタイリッシュにアップグレードするには、色彩の選択が重要です。色調の組み合わせ方や床材の色合いは特に重要で、例えば白い床材を選ぶことで一気に明るさが引き立ちます。色彩が持つ影響力は計り知れず、それがトイレの雰囲気を大きく変えることを示唆しています。
たとえ窓がなくても、派手な柄の壁紙を使用することで明るさを演出することができます。また、創造的なアイデアによって、トイレをオシャレで明るい空間に変身させることも可能です。ただし、どの要素を重視するかは重要なポイントであり、広さ、使い勝手、明るさなどに焦点を当てて、リフォームの方針を決定することが必要です。
トイレのリフォームを検討している方は、まず何が最も不満なのかを考慮し、それを最大限に解消しつつ、同時にオシャレな雰囲気を醸し出すトイレを目指してみることをお勧めします。

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