リフォームのノウハウ
2024.05.08
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トイレは毎日必ず家族が利用する場所です。お風呂を入らないことはあっても、トイレを使わない日はほとんどありません。トイレはキレイに保ちたいですが、年月が経つにつれて汚れが目につき、快適な場所ではなくなります。
そんなときにおすすめなのがトイレの改装です。今回はトイレの交換だけでなく、内装も含めた改装についてご紹介します



<目次>

1.トイレリフォームにおける平均費用

2.内容別のトイレリフォーム相場

3.トイレの内装をオシャレにするポイント

4.内装費込みのトイレリフォーム費用を安く抑えるコツ

5.内装込みのトイレリフォーム事例

6.まとめ


1.トイレリフォームにおける平均費用

トイレの改装には、便器だけでなく、壁や天井、床などすべてを一新する全面的なリフォームが好まれています。初めて見ると、一気に変更するために高額になりそうなイメージを持つ人も多いかもしれません。
トイレリフォームの平均費用について調べてみると、内装を含めた工事で最も一般的な価格帯は15万円から20万円で、次に多いのが25万円から30万円です。
すべてを一新してもトイレ空間の広さは基本的に決まっており設備を基本的なものにとどめていれば、そこまで費用がかかりません。しかし、選択するトイレ本体によって金額が上下する傾向にあります。


トイレの価格一覧

2.内容別のトイレリフォーム相場

トイレの広さに応じてリフォーム費用がそれほど高くならないことをご紹介しましたが、これはあくまでも基本的な工事の場合です。実際には、トイレリフォームの相場はケースによって大きく異なります。このセクションでは、様々なタイプのトイレリフォームにおける相場についてご紹介します。

2-1. トイレ交換+内装工事付き
内装を含めたトイレリフォームの場合、費用は約20万円から55万円になります。これはトイレの便器のグレードに大きく依存します。最新の洋式トイレであれば機能が高いほど費用が高くなります。一方で、温水洗浄便座のないシンプルなタイプであれば数万円で可能です。
ベーシックなリフォームでは約15万円から25万円で済む一方、グレードの高いものにすると30万円から55万円程度になります。内装のリフォームにもやや差がありますが、トイレの便器が最も大きな影響を与えます。

2-2. トイレ交換のみ(洋式から洋式)
トイレの交換だけで、例えば温水洗浄便座のある新しいトイレに変えることもあります。この場合、交換費用はグレードによって異なり、便器のみの交換では安いもので約8万円、高いものでは50万円ほどになります。
また、タンクのみを交換する工事もあります。タンクが古くなると水漏れや詰まりの原因となるため、交換が必要です。これにかかる費用は約12万円です。

2-3. トイレ交換のみ(和式から洋式)
和式トイレから洋式トイレに交換する場合、工事はやや複雑で費用は約20万円から60万円になります。床のコンクリートや配管などが変更されるため、工事が大掛かりになります。
現地の状況によって必要となる工事内容が変わるため。現地調査が重要となってきます。


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2-4. トイレの内装のみのリフォーム
トイレの便器の交換は終了しているか、新しい便器が到着するまでの間に内装のリフォームを行うこともあります。内装リフォームにかかる費用は床で約3万円から8万円、天井で約2万円から5万円、ドアの交換で約8万円です。合計して約25万円から30万円程度です。
しかし、トイレを残したままクロスや床の交換をすると作業がしづらく、仕上がりがきれいにできないケースが発生します。例えば、床のクッションフロアであれば、便器と床が接している面は曲線であることが多く、カッターでクッションフロアをきれいにカットすることは困難です。また、トイレを残したまま壁クロスを張り替えようとするとタンクと壁の間に手が入らず張り替えができないケースが想定されます。キレイに仕上げようとすると、現在のトイレを一度外して何もない空間にしてから壁・天井クロスの張り替えや床クッションフロアを張り替えて元のトイレを戻すことでキレイな仕上がりにすることはできます。
(※既設のトイレを外した際に、部品の劣化などによりもとに戻した際に不具合が発生するケースもあります。)

2-5. 手洗い場の設置
トイレ内に手洗い場を設置する場合、カウンタータイプで約10万円から12万円、壁付けタイプで約18万円から25万円かかります。また、トイレ本体と一体なったシステム手洗いもあり、トイレの商品代に手洗い場の金額も含まれた商品もあります。このタイプですと商品代は高くなりますが、工事費を削減できるメリットもあります。どちらが暮らし合っていて価格差がどの程度出るのか、一度見積もりを取って確認するといいでしょう。

2-6. 手すりの設置
トイレ内に手すりを設置する場合、壁に取り付けるだけなら約3万円から6万円です。壁の補強が必要な場合は約6万円です。

2-7. トイレの場所の移動や新設
トイレを移動させる場合、費用は約30万円から60万円、新設する場合は約50万円から150万円かかります。特に2階に設置する場合は水圧の問題があり、100万円以上かかることもあります。

3.トイレの内装をオシャレにするポイント

せっかくトイレリフォームを行うのであれば、内装を工夫するだけでオシャレな仕上がりになります。トイレの内装をオシャレにするためのポイントをご紹介します。

3-1. 床材や壁紙
トイレは狭い空間ですが、床や壁の素材やデザインで印象を大きく変えることができます。白系の色を使用することで清潔感を演出し、淡い色の柄を取り入れることでオシャレさを加えることができます。また、一部分だけ派手な色や柄を取り入れることでバランスを取り、オシャレな雰囲気を演出することもできます。

3-2. タンクレストイレ
タンクレストイレはタンクがない分、空間をスッキリとさせることができ、オシャレな印象を与えます。また、掃除もしやすく、便利な面もありますが、停電時には手動で水を流す必要がある点に留意が必要です。

3-3. 照明
照明はトイレの雰囲気を大きく左右します。適切な照明を設置することで、落ち着いた雰囲気を演出し、壁や床のオシャレさを引き立たせることができます。例えば、間接照明を壁に設置することで、柔らかな印象となりリラックスできるオシャレな雰囲気を演出することができます。

3-4. 手洗い場
タンクレストイレを設置する場合、手洗い場のスペースを確保する必要があります。手洗い場をオシャレにデザインすることで、トイレ全体の雰囲気を高めることができます。焼き物の手洗いボウルなど、オシャレなアイテムを取り入れることで、清潔感とオシャレさを両立させることができます。

4.内装費込みのトイレリフォーム費用を安く抑えるコツ

これまでさまざまなトイレリフォームの方法をご紹介しましたが、内装費を節約したい場合のコツもあります。

4-1. 低価格なトイレを選択する
内装費用は、特に豪華なものでなければ高額になることはありません。ただし、最新のトイレにすると費用がかさんでしまいます。したがって、低価格なグレードのトイレを選択することで費用を抑えることができます。安価なグレードでも温水洗浄便座や船上ノズルなどの機能が充実しているものがあります。必要な機能にこだわらなければ、低価格なトイレでも十分満足できるものもあります。





4-2. 定額制の業者を選ぶ
同じリフォームでも業者によって価格が異なることがあります。業者の単価や利益率などが影響します。複数の業者から見積もりを取ることが重要ですが、最近では定額制の業者もあります。定額制の業者に依頼することで、一定の価格でリフォームを行うことができます。定額制の業者を利用することで、費用を抑えることができるかもしれません。


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4-3. 補助金や助成金を利用する
トイレリフォームには補助金や助成金を活用することができます。要介護者や要支援者が利用する場合、介護保険を活用することでリフォーム費用の一部を支給されることがあります。自治体によっては独自の補助金や助成金を提供している場合もあります。これらの制度を活用することで、費用を軽減することができます。
また、国の実施する補助金制度もチェックが必要です。ほとんどの人が対象になる補助金制度であるためお得にリフォームできる補助金制度です。


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5.内装込みのトイレリフォーム事例


小さな空間でもリラックスできる場所へ


トイレ施工事例①
トイレ施工事例①



アクセントクロスで楽しむワンデーリフォーム


トイレ施工事例②
トイレ施工事例②



タンクレストイレでこだわりのあるトイレ空間


トイレ施工事例③
トイレ施工事例③

6.まとめ

トイレリフォームは、他の水回りよりも費用を抑えて行うことができるのが大きな特徴です。さらに、壁紙や床材などの些細な変更でも、オシャレな雰囲気を演出することができます。

手すりの設置などにより、高齢者も安心して利用できる環境を整えることができます。また、介護保険を活用することで自己負担額を大幅に減らすことも可能です。トイレリフォームを検討する際には、補助金や助成金が利用できるかどうかを調査し、その上で計画を立てることをおすすめします。


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