リフォームのノウハウ
2021.08.04
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リフォームの打ち合わせで皆様が悩む色決めについて、少しだけウンチクを。

暖色と寒色という言葉を聞いたことがありますか?

暖色とは、赤、橙、黄など暖かみのある色です。
気分が楽しくなり、食欲をそそる色です。
ダイニングや奥様が1日の大半を過ごすキッチンに使ってもいいかも?
派手な色はちょっと・・・という方は、クッションカバーやカーテンなどの小物に差し色として取り入れてみてはいかがでしょうか。

寒色とは、青、紫など涼しさを感じさせる色。
いわゆる鎮静色なので、静かに落ち着きたい部屋に最適です。
例えば、寝室や書斎の壁紙。また、リラックスしたい浴室の壁に使うのもいいかもしれません。
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リフォームの打ち合わせで、一番相談を受けるのはアクセントクロス。

アクセントクロスとは、お部屋の壁紙の一部に柄や違う色を取り入れて、お部屋のポイントとすることです。
白でまとめたお部屋は単調な印象になりがちですが、アクセントクロスを取り入れることでお部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。

アクセントクロスを使う面積は、全体の2〜3割程度がベストと言われています。
4面あるお部屋の1面をアクセントにするイメージです。
それ以上にするとバランスが崩れて、ぼやけた印象になりがちです。

アクセントクロスに柄を取り入れるのもオススメです。
柄の壁紙はちょっと・・・という方は、トイレや洗面室など狭い空間に使ってみてはいかがでしょうか。

暖色でアクセントをつけると、お部屋が広く見えて、明るく開放的な印象になります。
寒色は前述したように落ち着く色なので、寝室、書斎、勉強部屋などに使うのがオススメです。
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お部屋全体をまとめる色について、私たちコーディネーターが習う原則があります。
それは、高い場所から低い場所に、淡い色から濃い色を配置するというものです。
例えば天井→壁→床に対して白→ベージュ→ブラウンといった配色になります。
統一感のある色調にすることで、落ち着いた空間にまとまります。

ただ最近ではこの原則に限らず、お部屋の天井に木目の壁紙を使ったり、壁全体を濃紺にしたりとインダストリアルな雰囲気も流行っています。


インテリア雑誌や施工事例など見ていると、あれもこれもと悩んでしまいますよね。
そんな方は、わたしたちフジケンハウジングのショールームに来てみては?
実際の雰囲気を感じることができ、きっと参考になる配色が見つかるはず!
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