リフォームのノウハウ
2024.04.29
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現代では男女を問わず料理を楽しむ人々が増え、子どもたちも参加するケースも増えています。その結果、キッチンは家族全員が利用する場所となりました。
このようなキッチンの利用方法の変化に伴い、キッチンの狭さに不満を感じる人も多くなっています。そんな悩みも、キッチンをリフォームすることで解決できるかもしれません!今回は、キッチンのリフォームにかかる費用やレイアウトの事例などを紹介します。



<目次>

1.キッチンの通路幅が狭い場合のおすすめリフォーム

2.キッチンの作業台が狭い場合のおすすめリフォーム

3.キッチンの収納スペースが狭い場合のおすすめリフォーム

4.キッチンリフォームでのレイアウトポイント

5.狭いキッチンのリフォーム事例

6.まとめ


1.キッチンの通路幅が狭い場合のおすすめリフォーム

キッチンの通路が狭くなると、移動が難しくなり、不便さを感じることがあります。通路が狭い場合、どのようにリフォームすべきか、おすすめの方法をご紹介します。

1-1. 理想的な通路の幅は?


まず、キッチンの通路の理想的な幅を知ることが重要です。通路を広くしすぎると、作業の効率が落ちる、リビングなどのスペースが犠牲になる可能性があります。通路の幅は、キッチンの利用方法によって異なります。例えば、一人で料理する場合は90センチでも問題ありませんが、複数人で利用する場合は100センチから120センチが理想的です。家族や親戚が集まる頻度も考慮し、通路の幅を決定しましょう。

1-2. 壁付けタイプのキッチンにリフォームする


通路を広げるために、壁付けタイプのキッチンにリフォームするのが効果的です。壁付けタイプなら、キッチンのスペースを広げることができ、リビングのスペースを犠牲にすることなく通路を確保できます。

1-3. 背面収納の奥行きを短くする



背面収納の奥行きを短くすることで、キッチンのスペースを確保し、リビングに影響を与えることなく通路を広げることができます。背面収納の奥行はメーカーや商品に寄って異なりますが、本来収納したいものが、収納できなければ意味がないので奥行をどこまで小さくしても大丈夫なのかも気にする必要があります。

1-4. キッチン本体の奥行きを短くする


キッチン本体の奥行きを短くすることで、通路の幅を確保することができます。スペースを確保するために、奥行きを少し削ることを検討しましょう。一般的にシステムキッチンの奥行は650㎜ですが、商品によっては600㎜の奥行を選択することができます。



















キッチン種別 奥行
システムキッチン 600・650・700
セクショナルキッチン 550
ミニキッチン 500


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2.キッチンの作業台が狭い場合のおすすめリフォーム

キッチンの通路幅を確保するために、キッチンの奥行きを削る方法をご紹介しましたが、キッチンの作業台が狭い場合も考えられます。そこで、キッチンの作業台が狭い場合におすすめのリフォーム方法をご紹介します。

2-1. 最新型のキッチンにリフォームする


キッチンは年々進化しており、最新型のキッチンは無駄がなく、利便性の高いものになっています。最新型のキッチンは、引き出し収納など立体構造設計によって大容量の収納を実現し、吊り戸棚を活用して取り出しやすい収納スペースを提供します。このようなキッチンにリフォームすることで、収納量を増やし作業台に置くものが減り作業スペースを広く使えます。また、シンクの幅やコンロの幅を調整することでさらに広く使うことができます。

2-2. L型キッチンにリフォームする


壁付けタイプのキッチンにすることで通路幅を確保する方法をご紹介しましたが、壁付けタイプだと複数人で料理をする際に不便さが生じることがあります。そこで、壁付けタイプの良さを残しつつ、複数人で作業ができるスペースを確保するためには、L型キッチンがおすすめです。L型キッチンは収納スペースを確保しやすく、複数人で作業ができるスペースを提供します。コンロ側とシンク側それぞれに作業スペースがあるので使いやすくなっています。

2-3. 対面キッチンで作業スペースを確保する


作業台の狭さを考える場合、対面キッチンにすることが一番確実です。対面キッチンでは、カウンターを設置しておくことで、作業スペースを広く確保し、効果的に活用することができます。親戚などが集まる場合でも、家族全員で作業をすることが可能です。対面キッチンの中でもペニンシュラキッチン、アイランドキッチンなど種類によって使い勝手が変わるので事前に確認が必要です。

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3.キッチンの収納スペースが狭い場合のおすすめリフォーム

これまでに紹介してきたキッチンの収納スペースに関する問題もあります。キッチンの収納スペースが狭い場合に行えるリフォーム方法をご紹介します。

3-1. 昇降式の吊り戸棚を取り付ける


一般的な戸棚では、背が低いと上部のスペースを有効活用することが難しい場合があります。そこで、昇降式の吊り戸棚を取り付けることで、下ろして使うことができ、収納スペースを最大限に活用できます。手動と自動のタイプがあり、自動昇降にはセンサーがついているタイプもあり、障害物がある場合に自動停止する安全性も備えています。吊り戸棚を活用すれば、食器棚などの別の収納家具を買う必要もなくなり、部屋全体のスペースを有効活用できます。

3-2. 床下収納を作る


床下収納も収納スペースを確保する方法の一つです。一戸建ての場合、家の基礎部分には十分な空間がありますので、床下収納を作ることが比較的簡単です。ただし、湿気などの影響を受けやすいため、適さないものや活用方法が難しいものもあります。床下収納を検討する際には、特性を理解し、設置する場所や使用するアイテムを慎重に選ぶことが重要です。

4.キッチンリフォームでのレイアウトポイント

キッチンリフォームをする際には、実はレイアウトもとても重要な意味合いを持ちます。リフォームを行う際に注目しておきたいレイアウトについてポイントをまとめました。

4-1.導線をあらかじめ考えておく


キッチンをリフォームする際には、まず導線を重視することが重要です。多くの人が見た目やデザインにこだわりがちですが、実際に使ってみると使いにくい結果になることがあります。

4-2. 身長に合わせたキッチン台にする


リフォームにおいて問題となりやすいのは、キッチン台の高さです。古い台から大幅に変更する場合、違和感覚えることがあります。身長に合わせて台の高さを決定することが重要です。普段使う人の身長に合わせて台の高さを決めることで、ストレスを軽減できます。

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4-3. 収納スペースを確保する


収納スペースを確保することも重要です。広々としたキッチンを実現するには、十分な収納スペースが必要です。整理整頓を行うことで、奥行きを狭めても効率的に使えます。収納スペースの確保方法は、予算や利便性などを考慮しながら決定していきます。また、kitchen収納は収納量だけではなく、しまったものを取り出しやすいかという点にも注目して選ばなければ、取り出しやすい作業面に調理器具などを置きっぱなしにしてしまい、作業スペースの狭さを感じてしまいます。

5.狭いキッチンのリフォーム事例

ここから狭いキッチンをリフォームして利便性を高めることに成功したリフォーム事例についてご紹介していきます。


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キッチン①
キッチン施工事例①



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キッチン②
キッチン施工事例②

6.まとめ

キッチンの狭さは通路幅や作業台などで問題になることがありますが、工夫次第で通路幅を広げたり、作業のしやすさを向上させたりすることができます。中にはキッチンの幅が長すぎるため、冷蔵庫を入れてスッキリさせるというリフォーム方法もありました。
自分がどのようにキッチンを使いたいかを考え、様々な施工事例をみたり、ショールームで実際にチェックしてみたりと情報収集してから決定することが重要です。


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