
床をリフォームする際、床材の種類が多く費用も異なるため迷う方は多いでしょう。
そこで本記事では、床材による費用の違いをくわしく解説します。
現在と異なる床材で部屋の雰囲気を変えたいなど、床のリフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。

【見るだけ聞くだけOK!】住まいをもっと快適に!フローリングリフォーム相談会
床のリフォームに必要な費用とは
床のリフォーム費用は床材の材料費と工事費に分けられます。床材の種類や工法により、工事費の内容と費用の総額は異なります。
張り替え工法では、古いフローリングや畳を撤去し処分するための費用の他、フローリングの下地を組む費用が必要です。
一般的に、重ね張り工法より張り替え工法のほうが費用は高い傾向です。
養生費や巾木工事費はどちらの工法にもかかり、施工箇所にある家具を移動させる移動費用は状況に応じて発生します。
重ね張り工法では巾木工事が必要ないケースがあり、元々の床のタイプでも必要な工事や費用が異なるため、見積りで確認しましょう。

床材ごとに違うリフォーム費用
床のリフォーム費用を左右する要素の1つに、床材の種類が挙げられます。床材の種類によって部屋の雰囲気や特徴だけでなく、リフォーム費用も異なるため、費用面も考慮して選びましょう。
各床材の相場は下記のとおりです。
種類 | 重ね張り | 張り替え |
---|---|---|
無垢フローリング | 重ね張り9〜15万円 | 張り替え12〜20万円 |
複合フローリング | 重ね張り7〜10万円 | 張り替え10〜15万円 |
クッションフロア | 重ね張り2〜3万円 | 張り替え3〜5万円 |
フロアタイル | 重ね張り3〜8万円 | 張り替え6〜10万円 |
カーペット | 重ね張り4〜7万円 | 張り替え5〜9万円 |
床材のなかでも無垢フローリングは材料費が高く、クッションフロアの2倍以上かかります。
マンションの床材には遮音性が求められるため、戸建て用の床材より高額です。

床材別の特徴とおすすめポイント
床材を選ぶときはデザイン性や価格、各床材の特徴を理解したうえで、リフォームする空間に適したものを選択しましょう。本パートでは、各床材の特徴やおすすめポイントを紹介するので参考にしてください。
無垢フローリング
天然木の魅力を活かした無垢フローリングは、パイン、スギ、ヒノキ、オークなどの木材を組み合わせて作られた床材です。6畳あたりの費用相場は、重ね張りで9〜15万円、張り替えで12〜20万円と複合フローリングと比較すると、無垢フローリングは価格が高めです。
無垢フローリングには、天然木ならではの触感や風合いが楽しめる魅力があります。
汚れや傷がつきやすい他、熱に弱く、こたつや電気カーペットのように熱を発する家具の頻繁な使用は注意が必要です。
複合フローリング
複合フローリングは、薄い天然木の板や化粧シートが表面に貼られた合板の床材です。6畳あたりの費用相場は、重ね張りで7〜10万円、張り替えで10〜15万円です。
無垢フローリングと比べると触感や木の風合いは劣るものの、価格が手頃で品質や仕上がりに統一感があります。
豊富なデザインやカラーバリエーションも魅力で、インテリアに合わせた床を選べる点もメリットです。
汚れや傷がつきにくく、さっと拭き取るだけで美しく保てるため、トイレや洗面所の床に適しています。


クッションフロア
クッションフロアは、耐久性に優れたポリ塩化ビニル素材で耐水性に優れているため、水をこぼしてもすぐに拭き取ればシミになりにくく、お手入れが簡単です。やわらかく心地よいクッション性が特徴で、歩くと少し沈み込む感触があります。
デザインの選択肢が幅広く、シンプルな木目調から豪華な大理石調まで、お部屋の雰囲気に合わせて選べる点がメリットです。
しかし、家具を移動させると床に跡が残りやすいデメリットもあります。
跡を防ぐために、家具とクッションフロアの間にキズ防止用のマットや板を挟む工夫が必要です。
フロアタイル
フロアタイルはポリ塩化ビニル素材を用いた薄いタイル状の床材で、やわらかい質感と耐久性が特徴です。複数のパーツを組み合わせて敷くタイプで、自分でも手軽に施工できるメリットがあります。
最近では接着剤を使わずに床に吸着するタイプのフロアタイルも登場し、賃貸住宅のリフォームが容易になりました。
ただし、DIYでフロアタイルを重ね張りする場合、掃除や床のサイズ計測、床材のカットなど、時間と手間がかかることもあります。
素人が施工するとあとで浮きや剥がれが起きる可能性もあるため、きれいに仕上げるには専門のリフォーム会社への依頼をおすすめします。
カーペット
カーペットは、一般的には床全体を覆う大きな敷物を指し、ウール・ナイロン・アクリル・ポリエステル素材が一般的です。遮音性に優れており、マンションなど近隣への気配りが必要な場所や子供部屋に適しています。
また、断熱性も高く、冬場でも足元が暖かいメリットがある一方で、汚れやすくダニが発生しやすい一面もあります。
しかし、最近では汚れが簡単に落ちる繊維や、防ダニ加工が施されたカーペットも販売されています。
気になる方は、購入前に素材や機能性を確認しましょう。


床暖房を後付けてリフォームすることは可能?方法と費用を詳しく解説!
なぜフローリングが剥がれるのか?効果的な対策と剥がれを防ぐ方法
フローリングの部分張り替えはできる?できない?
フローリング床に生じるシミの原因と補修方法
まとめ
床のリフォーム費用は、床材の種類や工法によって大きく異なります。床材にはそれぞれ特徴があるため、費用やデザイン、適した場所を知っておく必要があります。
多くの種類がある床材を選ぶのは難しいと感じる方もいるでしょう。
床のリフォームで迷った際は、専門のリフォーム会社への相談がおすすめです。床のリフォームは、豊富な経験と実績を持つフジケンリフォームへご相談ください。


刈谷ショールームはこちら岡崎ショールームはこちらセミナー・イベント一覧はこちら
名古屋・岡崎市・豊田市・刈谷市・で住宅リフォームをお考えなら、4年連続エリア販売数【No.1】のフジケンリフォーム!
キッチン、お風呂、洗面化粧台、トイレの水まわりに加え、内装、玄関、外壁などリフォーム全般お任せください。
費用のお見積もりは何度でも無料。リフォームローンや各種補助金など、お気軽にご相談ください。
対応エリアは、西三河(岡崎市・安城市・刈谷市・豊田市・西尾市・知立市・高浜市・碧南町・みよし市・幸田町)を中心に名古屋・大府市・豊明市・半田市・豊川市・蒲郡市など幅広いエリアで対応しております。