リフォームのノウハウ
2024.02.20
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家の築年数が経っていると、和式トイレを使うことが一般的ですが、時にはその姿勢の不快感や衛生面の不安から、洋式トイレへのリフォームをお考えの方もいらっしゃるかもしれませんね。

リフォームには費用や施工期間、補助金制度の活用などが関わりますが、その先には家族全員が安心して使える清潔で快適なトイレ空間が待っています。

お気に入りのトイレメーカーや施工事例を参考にして、理想のトイレ空間をイメージしてみてくださいね。


目次

和式トイレから洋式トイレにリフォームの費用相場はどれくらい?

和式トイレから洋式トイレにリフォームする工事方法

和式から洋式トイレにリフォームするメリット

トイレリフォームで活用できる補助金

機能性やコスパの高さで厳選!プロおすすめの洋式トイレをご紹介

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム事例紹介

まとめ





和式トイレから洋式トイレにリフォームの費用相場はどれくらい?

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合、約25~50万円の費用がかかります。

洋式トイレのリフォーム費用は、選ぶトイレの種類によって大きく異なります。






洋式トイレの種類リフォーム費用相場
組み合わせトイレ6~22万円
一体型トイレ20~35万円
タンクレストイレ20~60万円



組み合わせトイレは、便器・便座・タンクを別々に組み合わせて設置するタイプで、費用は6~22万円ほどです。
一方、一体型トイレは、便器・便座・タンクが一体になっており、リフォーム費用は20~35万円程度です。
また、タンクレストイレは、背面に水を貯めるタンクがないタイプで、リフォーム費用は20~60万円となります。

特にタンクレストイレは、本体代金のみでも15~30万円ほどかかる傾向があり、3つのタイプの中で最も費用が高額です。

リフォーム費用を抑えたい方には、組み合わせトイレがおすすめ

それぞれのトイレの特徴やメリットを考慮しつつ、予算やご自身のニーズに合ったトイレを選びましょう。一覧にあるように、できるだけリフォーム費用を抑えたい方には、組み合わせトイレがおすすめです。



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和式トイレから洋式トイレにリフォームする工事方法

和式トイレから洋式トイレへのリフォームでは、本体の交換に加えていくつかの工事が必要です。具体的な工事の流れや期間を把握して、リフォーム当日のイメージをつかみましょう。






①解体・撤去工事まず、和式トイレを撤去します。これには、便器やタンク、配管などの解体作業が含まれます。解体作業は比較的迅速に行われ、数時間~半日ほどで完了します。解体した機器は、すべて撤去・処分しトイレの床を平らな状態にします。
②配管工事・電気工事給水管と排水管を洋式トイレに合うように移設します。

元々コンセントがないトイレに温水洗浄便座を導入する場合は、電気工事も必要です。

③下地工事・内装工事床や壁の下地工事や内装工事です。
解体でむき出しになった床には、木材で枠組みを作ります(木工事)。
新しい土台ができあがったら、クッションフロアなどの床材を張り、壁面にもパネルを取り付けます。
④洋式トイレの取り付け最後の工事は、新しい洋式トイレの取り付けです。
トイレ本体を設置した後に、給水管と電気コンセントも接続します。
手洗い器や手すりなど新しい設備を導入する場合は、同時に行います。
トイレリフォームが完了したら工事の確認と試運転、トイレの操作方法の案内を受け、引き渡しです。





工事の期間は、リフォームの規模や現場の状況によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度の工期が見込まれます。全体的な流れを把握して、リフォーム当日のスケジュールをイメージしましょう。



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和式から洋式トイレにリフォームするメリット7選

ここでは、和式から洋式トイレにリフォームするメリットを7つご紹介します。

姿勢が楽で幅広い方が快適に使える

椅子に座るような姿勢で用を足すことができますので、足腰への負担はありません。お子様や妊婦さん、高齢者や介護が必要な方でも楽に排便することができます。

寒い冬でも快適に過ごせる

温水洗浄便座を取り付ければ、便座などの温度調節ができるので、冬などの寒い日のあの「ヒヤッ」とする瞬間がなく、いつでも快適に過ごすことができます。

気になるニオイを防ぐことができる

温水洗浄や除菌・消臭機能などを使うこともでき、気になるニオイや衛生対策もばっちりですね。

節水効果がある

和式トイレなど古い便器で使用する水の量は、1回の洗浄で50年前のトイレで約20L、現在では8Lです。
一方、最新の洋式トイレの場合、なんと3.8Lまで下がっています。古い和式トイレと最新の洋式トイレの水量の差はなんと約16L!
毎日使う場所ですので、これはかなりの節水効果があると言うことができますね。

故障の際の修理は和式と比べると安価

和式トイレは埋め込み式で簡単に取り外すことができません。ですので、修理が必要となった場合は洋式トイレと比べて大掛かりな作業が発生してしまいます。
その点、洋式トイレの交換は1日で終わってしまうくらい簡単なのです。
(※現場によって異なる場合がございます)

快適なトイレにすることによって、健康に過ごすことができる

例えば夜トイレへ行きたくなった時に「便座が冷たいのが嫌だな」「なんとなくトイレに行くのが億劫」「面倒だな..」と感じ、朝まで我慢してしまう...というケース。
尿意を我慢することは身体に良くありませんよね。トイレが快適になることで、トイレへの行き渋りがなくなり、健康的に過ごすことができます。


このように、洋式トイレは健康に過ごせてお財布にも優しいのですね。




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トイレリフォームで活用できる補助金

国や地方自治体では、トイレの改修に利用できる補助金や制度があります。介護目的での改修には、一般的に介護保険が適用されることが多いので、条件や申請手続きを確認することが重要です。
また、省エネ目的の改修工事には、一定の要件を満たす場合には減税制度が適用されることがありますので、要件を確認してください。
地域ごとの補助金や助成制度については、市町村のウェブサイトでも情報を入手できます。
リフォームを賢く行うためには、これらの制度を有効活用することが大切です。利用条件や申請期限などを事前に調査しておくことで、スムーズにリフォームを進めることができます。

トイレリフォームで活用できる補助金について一覧にしましたのでリフォームの際にはぜひ参考にしてください。

介護保険においての住宅改修が一目で分かる一覧表







説明注意点
対象になる方・要支援1~2、もしくは要介護1~5のいずれかの認定を受けている。
・介護保険被保険者証に記載されている住所の自宅に住んでいる。
上記の両方を満たす方
介護施設などに入居している場合は対象外。

施設からの退所予定と、改修対象になる住宅に住む具体的な予定があれば、介護保険が利用できることも。

支給限度額20万円
超過分は介護保険の対象外。
自己負担額基本的に費用の9割
介護保険負担割合証に記載された利用者負担の割合に基づく。
住宅改修できる回数原則1人1回
20万円の上限内であれば、複数回の改修工事を行うことが可能。住宅で1回ではなく個人で1回。
2回目以降の住宅改修が認められるケース例要介護認定を受け介護保険の住宅改修を利用した。その後同居する別の家族が要介護認定を受けた。要介護度が3段階以上重くなった。別の家に引っ越して、引っ越し先のバリアフリー化が必要な場合 など
様々なケースで2回目以降の住宅改修が認められるケースがあります。不明点はケアマネージャーに相談しましょう。




住宅改修費の助成・支給について

出典:岡崎市






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機能性やコスパの高さで厳選!プロおすすめの洋式トイレをご紹介

洋式トイレと一言で言っても様々なメーカー・商品があるので悩んでしまいますよね。
ここでは、機能性を重視したい方、コストパフォーマンスの高さを重視したい方に合わせておすすめのトイレをご紹介いたします。

機能面でおすすめの洋式トイレ 【TOTO ネオレストRS】

TOTO ネオレストRS
”室内暖房”トイレ室内を暖房します。設定した時間や室温が約5℃以下になると自動で作動する”冷え込み防止”機能などもあります。流速の違う洗浄水を交互に噴出することで水玉を連射するワンダーウェーブ洗浄。水玉に空気を含ませることで、たっぷり感のある洗浄を実現しました。少ない洗浄水でも快適な洗い心地です。人の動きに合わせて自動で作動する「オート機能」。家族みんなが快適に、さまざまな機能が自動で働く、思いやりのある機能です。太ももやお尻の圧迫を抑える座面「らくフィット設計」。排泄しやすく前のめりにもなりにくい設計です。
TOTO ネオレストRS商品ページはこちら

機能面でおすすめの洋式トイレ 【LIXIL サティスS|リトイレ】

LIXIL サティスS|リトイレ
世界で最も奥行寸法の小さいトイレと言われており、従来品よりも約140mmもスリムです。狭小なトイレ空間に取付しても圧迫感が少なく身体に負担の少ない空間にできます。オート開閉・オート洗浄も完備されています。
LIXIL サティスS|リトイレ商品ページはこちら

機能面でおすすめの洋式トイレ 【Panasonic アラウーノS160】

アラウーノS160
2種類の泡+水流でしっかりお掃除してくれる「激落ちバブル」、水アカをはじくスゴピカ素材(有機ガラス系)は汚れが付きにくく、しかも丈夫です。水族館のガラスや航空機の窓にも使われている素材で、傷にも強くお掃除のしやすさにこだわり、汚れの入るスキマを減らしました。オート開閉・オート洗浄も完備されています。
アラウーノS160商品ページはこちら

コスパの高いおすすめの洋式トイレ 【LIXIL アメージュ便器+KB|リトイレ】

LIXIL アメージュ便器+KB|リトイレ
組み合わせ便器でフジケンリフォームが一番お値打ちにご用意できる洋式トイレです。機能面では温水洗浄便座も備わっておりシンプルで使い勝手の良いトイレです。
水のエネルギーを最大限に活かした「パワーストリーム洗浄」で汚れ知らず、いつでもキレイ。1年間で約13,800円もお得に。普段通りに使うだけでお財布にも環境にもやさしくなります。
LIXIL アメージュ便器+KB|リトイレ商品ページはこちら


コスパの高いおすすめの洋式トイレ 【LIXIL アメージュシャワートイレ】

LIXIL アメージュシャワートイレ
一体型形状の中でフジケンリフォームが一番お値打ちにご用意できる洋式トイレです。隙間や凹凸が少ないので見た目の良さや掃除のしやすさは一体型ならでは。機能面では温水洗浄便座も備わっておりシンプルで使い勝手の良いトイレです。こちらのトイレには壁リモコンも搭載していますので操作もしやすいです◎
水のエネルギーを最大限に活かした「パワーストリーム洗浄」で汚れ知らず、いつでもキレイ。1年間で約13,800円もお得に。普段通りに使うだけでお財布にも環境にもやさしくなります。
LIXIL アメージュシャワートイレ商品ページはこちら






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和式トイレから洋式トイレへのリフォーム事例紹介

フジケンリフォームでも和式トイレから洋式トイレへのリフォームを手掛けております。
施工事例をいくつかご紹介しますので工期や施工の流れ、施工後のイメージなどの参考にご覧ください。

和式トイレから毎日使いたくなる安全性・機能性の高い洋式トイレへ

長年使ってきた和式トイレを洋式トイレにリフォーム。コストパフォーマンスの高いTOTOピュアレストQRを用いてリフォームを実施し、更に床や壁のデザインも変更し明るくモダンな空間へと生まれ変わりました。お客様からは「別室に洋式トイレもあったことから最近は使い勝手が悪くあまり使用しておりませんでしたが、今回のリフォームで日々の使い勝手が格段に向上しました。」とお声をいただいております。


岡崎市 K様邸 和式トイレから毎日使いたくなる安全性・機能性の高い洋式トイレへ



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まとめ

和式トイレから洋式トイレへのリフォームに関する費用や工期、利用可能な補助金制度について、詳しく解説しました。

特に、筋力の弱いお子様や高齢の方にとって、和式トイレは利用が難しい場合があります。
洋式トイレへのリフォームにより、利便性だけでなく衛生面の向上や節水効果も期待できます。

和式トイレから洋式トイレへのリフォーム相談は水まわりリフォームに関する豊富な実績のあるフジケンリフォーム岡崎店へお任せください。

実際に最新トイレを見て納得してリフォームしたい方へ向けたショールームツアーもおすすめです。
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