リフォームのノウハウ
2024.02.14
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50代は子供が独立し、家族構成やライフスタイルが変化する時期です。
夫婦で快適に生活するために、老後に向けたリフォームを検討する方も増えています。
特にバリアフリーを考えたいのは、老朽化してきたトイレではないでしょうか。
本記事では、トイレリフォームで抑えるべきポイントや、リフォームの際の注意点について解説します。



目次

老後を考えたトイレリフォームで絶対に抑えるべき3つのポイント

老後へ向けたバリアフリートイレ、どんなトイレがいいの?

バリアフリートイレ重視するべきポイント①掃除のしやすさ

バリアフリートイレ重視するべきポイント②フルオート機能

費用相場と工事期間の確認が大切

トイレリフォームで利用できる補助金や減税制度の活用

まとめ





老後を考えたトイレリフォームで絶対に抑えるべき3つのポイント

老後を考えたトイレリフォームは、足腰が弱ってくる10年〜20年使い続けることを考えて
計画しましょう。

トイレリフォームで絶対に抑えるべきポイントは【広さの確保】【手すりの設置】【段差をなくす】です。

ここでは、この3つのポイントについてさらに詳しく解説します。


広さを確保する

足腰に不安を抱えることが多くなる高齢者向けのトイレは、杖などの補助器具を使って入れる広さが必要です。
歩けなくなった場合には、車いすの利用や介助をしてもらう可能性も考えましょう。
大人2人が入れるくらいの広さが確保されていると安心ですが、間取りを変更するのが難しい住宅もあります。
このような場合には、奥行きが小さいタンクレストイレへの変更も検討してみましょう。
動作空間が広がることで、従来のスペースのままリフォームができます。

手すりを設置する

バリアフリーと聞けば、手すりを思い浮かべる方も多いくらい、高齢者には必要なものです。
トイレで体を入れ替えたり、安全に座り用を足したあとは、安全に立ち上がるために使います。
手すりの設置により、安定感が生まれるため、足腰の負担が軽減されます。
高齢者にとっては、ひとりでトイレにいけることが重要なため、リフォームでは必須です。
手すりは、体重をかけても十分な強度を確保し、体を支えるのに適切な位置に設置します。
そうすると、自分ひとりでも利用しやすくなり、転倒防止にもなります。

段差をなくす

高齢になると小さな段差でもつまずきやすくなるため、できるだけ段差をなくす工夫をしましょう。
特に狭いトイレの段差で転倒すると、便器に頭をぶつけたり、狭い場所で腰を打ってしまう
可能性があります。
転倒防止および転倒による骨折を避けるため、そして車椅子に乗ったままトイレへ移動できる方法を考えて、早めにリフォーム計画しましょう。



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老後へ向けたバリアフリートイレ、どんなトイレがいいの?

トイレは家族が毎日使う場所であり、特に高齢へなるにつれ利用回数も増えます。
トイレリフォームの際は、掃除のしやすさや機能性が充実しているものを選ぶと、体や気持ちの負担を減らせるため大変おすすめです。
ここでは老後へ向けたバリアフリートイレでおすすめのトイレを重視するべきポイントに合わせて厳選しました。




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バリアフリートイレ重視するべきポイント①掃除のしやすさ

高齢になると、掃除をするときに腰をかがめるのが辛くなってきますよね。
特に便器の奥など、手が届きにくい場所へ尿はねしたり、ほこりが溜まったりすると掃除に時間がかかるだけではなく、身体に負担がかかります。
トイレリフォームするなら、見た目ではなく耐水性に優れ、掃除がしやすいクッションフロアや撥水加工された壁紙を選びましょう。リフォーム業者によっては壁紙も尿はねがしやすい下から中央付近までを撥水性が高いキッチンパネルを施工できることも。
タンクレストイレなら、床の掃除も楽になり、掃除用具を収納しても空間を広く使えます。
汚れが溜まりがちな便器と床面の接合部分がなくなり清潔が保てるフロートタイプ のトイレもおすすめです。

バリアフリー対応!掃除のしやすさを備えたトイレ

アラウーノS160

激落ちバブル!!2種類の泡+水流でしっかりお掃除。水アカをはじくスゴピカ素材(有機ガラス系)。
汚れが付きにくく、しかも丈夫です。水族館のガラスや航空機の窓にも使われている素材で、傷にも強い。お掃除のしやすさにこだわり、
汚れの入るスキマを減らしました。
アラウーノS160はこちら

サティスG

”泡クッション”溜水面に貼った泡が、男性立ち小用時の飛沫汚れや着水音を低減します。”ノズル除菌”ノズルは使用後は銀イオン水でしっかり洗浄。洗い流すだけでなく、銀イオンの力で除菌して菌の繁殖を防ぎます。
サティスGはこちら



バリアフリートイレ重視するべきポイント②フルオート機能

トイレのバリアフリー化にあたり他の家族や来客などトイレを使用する方全てが快適に過ごせるトイレ空間にしたいものです。家族全員が快適に過ごすトイレの機能として筆者の経験やリフォームのプロという視点からフルオート機能がおすすめです。

①便座の開閉

トイレにおけるフルオート機能の1つとしてトイレの蓋を自動で開けてくれる機能です。実際に祖父の介護をしていた筆者のご自宅のトイレにはS字フックとゴム紐を使ってトイレの蓋を開けておくための装置を作り工夫して使っておりましたが、介護者以外の家族も毎回S字フックを戻して使用していたので正直快適とは言えませんでした。このフルオート機能はボタン1つで便座部分も持ち上がりますので介護が必要な方でも腰を曲げたり伸ばしたりせず腰への負担を軽減でき、補助なしで用を足すことができ、さらにはトイレ周りもスッキリとし、家族全員が快適に過ごせる空間となります。

②自動便器洗浄機能

便座から立ち上がると流してくれる自動便器洗浄機能は、ハンドル操作の必要もありませんし、流し忘れの心配もありません。健康状態を知るために便や尿を自動で流したくないご家族がいる場合でも事前に自動便器洗浄機能をOFFにするボタンがありますのでご安心を。

③温水洗浄便座

腕が上がりにくい、腰が辛いときや入浴ができない場合でも、温水洗浄便座があれば清潔に保てます。便秘や下痢など腸の活動が不安定になりがちな高齢期には温水洗浄があると安心快適に過ごせます。


バリアフリー対応!フルオート機能を備えたトイレ

ネオレストLS

”室内暖房”トイレ室内を暖房します。設定した時間や室温が約5℃以下になると自動で作動する”冷え込み防止”機能などもあります。流速の違う洗浄水を交互に噴出することで水玉を連射するワンダーウェーブ洗浄。水玉に空気を含ませることで、たっぷり感のある洗浄を実現しました。少ない洗浄水でも快適な洗い心地です。人の動きに合わせて自動で作動する「オート機能」。家族みんなが快適に、さまざまな機能が自動で働く、思いやりのある機能です。太ももやお尻の圧迫を抑える座面「らくフィット設計」。排泄しやすく前のめりにもなりにくい設計です。
ネオレストLSはこちら

サティスG

「便フタ閉後洗浄モード」便座から立ち上がる、またはリモコンで便器洗浄する際に自動で便フタが閉じてから、便器洗浄します。※サティスG8、G6グレード、サティスS6グレードに対応します。※男性小用時は便器から離れると対応します。※お買い上げ時は設定されていません。「フルオート便座」便器に近づくと自動で便フタが開き、離れると閉まり、便フタを開け閉めする必要がありません。節電にもつながります。※サティスG8、G6グレード、サティスS6グレードに対応します。「おしりターボ洗浄」使いたいとき、いつでも最大流量※1に。ボタンを1回押すだけで、いつでも最大流量※1の「おしりターボ洗浄」に変更可能。より多くの水でおしりをしっかり洗います。※1 LIXIL社瞬間式従来モデル比 最大流量10%UP※給水温度が低い場合、おしり吐水温度が下がる場合があります。
サティスGはこちら



費用相場と工事期間の確認が大切

リフォーム内容によって費用や工事期間は違うため、必ず確認してから始めましょう。
ここからは、リフォームを始めるまでの段取りを紹介します。

必要な機能や予算の上限を決める

リフォームは、10万円未満から100万円を超えるものまで幅広いのが特徴です。
自分たちに必要な機能は何かを考え、リフォーム計画を立てたら、内容を細かく見積りで確認しましょう。
あらかじめ予算と必要な機能を決めておけば、予算内でおさまるようなトイレを探してリストアップできます。
業者にいわれるがままにオプションを付けたり、知らないうちに入れられたりしないように注意してください。

工事期間中にトイレが利用できる場所を確認する

部分的な交換であれば、1〜2時間や半日で終わりますが、大規模なリフォームの場合には数日かかる工事もあります。
リフォームが始まると自宅のトイレは使えなくなるため、近隣でトイレが利用できる場所を調べておきましょう。



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トイレリフォームで利用できる補助金や減税制度の活用

国や各自治体には、トイレのリフォームに利用できる補助金や制度があります。
介護目的でのリフォームには介護保険が適用されるケースが多いため、申し込み基準などを確認しましょう。
省エネ目的の改修工事の場合には、要件を満たせば利用できる減税制度もあるため、要件をチェックしてください。
各自治会の補助金や助成制度については、市町村のホームページでも確認できます。
賢くリフォームするには、このような制度を上手に利用する点です。
利用条件や申し込み期間などをあらかじめ調べておくと、スムーズにリフォームできるでしょう。



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まとめ

シニア世代を考えたトイレリフォームは、広くすればいいわけではなく、使いやすさと快適性が求められます。
清潔に使い続けるためには、便器や便座機能だけでなく床や壁もリフォームし、体の負担にならないようなトイレにしましょう。
トイレリフォームの相談はフジケンリフォーム岡崎店へお任せください。
どのような要望にも、できる限りの提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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