Before-LDK

和室が多く、空間を有効活用しにくく、LDKが狭いとのこと。
明るく温かみの感じるLDKにして、ナチュラルな癒される雰囲気の空間で、ゆっくりと落ち着いた生活を過ごしたいとのご要望でした。

Before-LDK

広々としたLDKの床には、贅沢に無垢のフローリングを採用。
一歩足を踏み入れると、ひんやりとすることなく、木のぬくもりが直接伝わってきます。表面の木目や節は一つとして同じものがなく、それぞれが持つ表情が空間に深みと豊かな表情を与えています。
天然木ならではの経年美化が楽しめるのも魅力。時間と共に色合いが深まり、艶が増していく様子は、まさに「育てる」喜び。ご家族と共に年を重ねるごとに、空間の表情が豊かに変化していく様を、ゆっくりと楽しみながらお過ごしいただけます。

Before-LDK

ベランダ側の天井には木パネルを丁寧に貼り合わせました。
これにより、空間全体がまるで木々に囲まれた森の中にいるかのような、心地よい一体感を演出。視覚的な美しさだけでなく、ほのかに香る木の香りが五感を刺激し、日々の疲れを癒してくれるでしょう。

After-Room

別室では、空間に個性と遊び心を加えるヘリンボーン貼りのフローリングを採用しました。魚の骨のような独特のV字パターンが特徴のヘリンボーン貼りは、床面にリズムと動きを生み出し、部屋全体をぐっとおしゃれで洗練された印象にします。
光の当たり方によって様々な表情を見せるこのフローリングは、空間に奥行きと広がりを感じさせ、モダンでありながらどこか懐かしい雰囲気も醸し出します。一般的なフローリングとは一線を画すそのデザインは、空間の主役として、訪れる人の視線を惹きつけることでしょう。

flooring

今回のリノベーションでLDKに使用した無垢フローリングは、合板などに加工されていない、天然の木材から削り出された一枚板のフローリングです。その魅力は多岐にわたります。

■唯一無二の表情： 木の種類によって異なる木目や色合い、節の入り方など、一つとして同じものがない唯一無二の表情を持っています。
■心地よい肌触り： 表面が呼吸しているため、夏はひんやりしすぎず、冬は温かみを感じられます。足裏に伝わる自然な感触は、合板フローリングでは味わえないものです。
■調湿作用： 天然木が持つ調湿作用により、室内の湿度を快適に保つ効果も期待できます。
■経年美化： 時間が経つにつれて深まる色合いや増す艶など、本物の木だけが持つ「経年美化」を楽しめるのも大きな魅力です。使い込むほどに味わいが増し、住まいに歴史を刻んでいきます。

無垢フローリングは、住む人の心と体に優しく寄り添い、日々の暮らしに豊かな彩りを与えてくれることでしょう。