
建築用語は分からない言葉がたくさんあります。
お家作りを進めていくうちにこの言葉ってどういう意味??という場面、私もありました!(そして今更?って思われそうで聞けない...)
せっかくなら用語を知っていた方がよりリフォーム・リノベを楽しく進められますよね^^
そんなわけで今回は、これからリフォーム・リノベを考えている方へ向けた建築用語をご紹介したいと思います。
- 目次
- 建築用語「ふかす」とは?
- 「ふかす」メリットとは?
- 「ふかす」デメリットもチェック!
- ふかし壁を活用した施工事例 【玄関廊下に額縁型ふかし壁】
- ふかし壁を活用した施工事例 【出窓面をふかし壁に】
- 【ふかし天井】を活用した施工事例
- まとめ
建築用語「ふかす」とは?
建築用語で「ふかす」とは、壁(天井・床)の仕上げ面を前に出すこと。漢字では「ふか・す【付加す】」と表記されます。
つまり、【今ある壁(天井・床)より手前にもう1枚の壁を設置して、生まれた厚みを活用する施工方法】です。
スペースに限りがあり、デザイン的な空間をつくることが難しいマンションでは、
ふかした壁をつまり「ふかし壁」は有効な手法です。
壁をふかして、デザインパネルを張ったり、間接照明を埋め込んだりすることで印象的な空間をつくり出すことができます。

「ふかす」メリットとは?
「ふかす」メリットは以下の通りです。- インテリアを意識しつつ、収納スペースを確保できる。
- 凹凸を自由に作り、小物などを飾れる。
- おしゃれな空間・壁面を演出できる。
住まいにデザイン性を求める方に採用されることが多く、下がり天井・ニッチ・間接照明etc...デザイン性の高い施工が叶います。

「ふかす」デメリットもチェック!
おしゃれな施工が叶う一方でデメリットも確認しておきましょう。- ふかした分、部屋のスペースが狭くなる。
- 建築費用が数万円~数十万円上がる。
- 構造上問題のない箇所以外にふかしを行うと問題が起きる可能性が...
このように、コストをかけて居住スペースを狭くしてしまう施工とも言えます。
また、専門知識を持った施工業者にお願いすることは必須で、施工業者が難色を示した箇所はやらない方が無難でしょう。

ふかし壁を活用した施工事例 【玄関廊下に額縁型ふかし壁】
メリットデメリット双方ある【ふかす】技ですが、それではどうしたら上手く活かすことができるでしょうか?ここではふかし壁を活用し、成功した施工事例をご紹介します。
こちらのお住まいは、玄関廊下の壁にブラックの有孔ボードを施工しました。
鍵や帽子、コートをかけたりインテリアを楽しんだり...玄関の動線がスムーズになりブラックの有孔ボードが空間を引き締められています。

ふかし壁を活用した施工事例 【出窓面をふかし壁に】
なんと出窓面を壁をふかし、内窓を施したインテリアコーナーにしてしまいました。窓の外にギターがあるかのような一見摩訶不思議なインテリアコーナーです。
まさに施主様のセンスが光るふかし壁ですね。

【ふかし天井】を活用した施工事例
どこへいても明るく、フラットですっきりした空間にするために天井を100mm程ふかし、シーリングライトからダウンライトへ。シンプルながら洗練された印象にガラリと変えることに成功しました。

まとめ
今回はリフォーム・リノベーションの打ち合わせで飛び交う専門用語「ふかす」を解説しました。フジケンリフォームではできるだけ専門用語を使わない打ち合わせを心がけていますが、万が一打ち合わせの際に「この言葉ってどういう意味?」という言葉がありましたら些細なものでもすぐスタッフに気軽に質問してくださいね。



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