リフォームのノウハウ
2024.06.26
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長雨や湿度の高い時期は、フローリングや床のベタつきが気になります。
掃除をしてもスッキリしない、このようなベタつきは原因を特定し解消しましょう。
本記事では、フローリングや床がベタつく原因や予防方法、掃除前の注意点についても解説します。



目次

フローリングや床のベタつきの原因

フローリングや床のベタつき原因別解消方法

フローリングや床をベタつかせない対策

解決しないときはフローリングや床の張り替えがおすすめ

まとめ





フローリングや床のベタつきの原因

フローリングや床がベタつく原因は1つではなく、主に皮脂や食べ物、ワックスの劣化、部屋の湿度が高いなどが考えられます。
掃除しても、数日でべたべたすると気になって落ち着かなくなります。そのため、これから紹介する原因を参考にして、的確な対応をしましょう。

皮脂や食べ物による汚れ

床に落ちた食べ物やお菓子の食べこぼしや、調理中の油汚れがフローリングに飛んでしまい、それが歩き回ることで広がるのがベタつきの原因です。
コンロ周りには油跳ねしないような工夫をしていても、熱で水蒸気となり目に見えない油が床やフローリングに飛び散ります。
スリッパや靴下に飛び散った油が付着し、家の中を移動することでフローリングのべたつきが広がってしまいます。

ワックスの劣化

定期的にワックスかけをすれば、いつまでもつやのある美しいフローリングを保てますが、スリッパや靴下などの刺激によって少しずつ剥がれてしまいます。
ワックスが剝がれたフローリングは、水分や油分を弾かなくなり、汚れが付着するためべたべたするようになります。
部分的にベタつきを感じるようになったフローリングは、ワックスが劣化している可能性が高いです。

部屋の湿度が高い

部屋の湿度が高いと、空気中のほこりや花粉などが床に落ち固まり、水分を含んでべたつきの原因になります。
風呂場や洗面所・キッチンなどの水回りは、特に湿度が高くなりべたつきを感じやすい名所です。
梅雨から夏にかけては汗もかきやすく、足の裏の常在菌も増えてしまい、裸足で歩くとフローリングのベタつきを強く感じる傾向にあります。
湿度が高い時期に、窓を開けっ放しにするのも湿度を高くするため注意しましょう。
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フローリングや床のベタつき原因別解消方法

フローリングや床がベタついてしまうと、通常の掃除では改善が難しくなります。
日常的な掃除やケアで予防できますが、ベタついていた場合には原因別に的確な対応が必要です。
これからベタつきのシーンごとに解消方法を紹介しますので、参考にしてください。

皮脂や食べ物によるベタつき

早い段階でベタつきに気づいたら、水拭きで落としましょう。それでもベタつきが気になる場合、以下のものを使います。

  1. フローリング・床専用洗剤

  2. 食器用中性洗剤

  3. セスキや重曹



フローリングシートでほこりやゴミを取り除き、床専用洗剤や食器用中性洗剤を雑巾に含ませ拭きましょう。
洗剤の後始末が大変に感じるならば、セスキや重曹を溶かしたものをまいて拭き取る方法もありますが、傷めてしまうケースもあるので注意が必要です。

ワックスによるベタつき

ワックスの剥がれでベタつきが出た場合、フローリング・床専用洗剤や食器用中性洗剤で拭き取り、ワックスをかけましょう。劣化が原因であれば、再度のワックスかけでつやのあるフローリングに戻ります。ワックスをかけても、ベタつきがなくならないなら、元のワックスを剥がして新しくするかフローリングの張り替えを検討しましょう。

湿度によるベタつき

部屋の湿度が高いことでベタつきが起るならば、水拭きをしたあとに乾拭きをして除湿機やサーキュレーターで乾燥させます。
皮脂汚れなども気になる場合には、洗剤を使った拭き取りもおすすめです。湿気を受けやすい部屋は、定期的に除湿して湿度が高くならないようにしましょう。夏場はエアコンで部屋の温度を低くしておくと、結露が起こりにくく、湿気がたまりにくくなります。
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フローリングや床をベタつかせない対策

フローリングや床のべたつきを予防するには、定期的な掃除が効果的です。
毎日掃除をすれば、どこに不具合が起こっている場所かもわかりやすく、早期解決につながるでしょう。
定期的なワックスがけは床のつや出しやキズ予防だけでなく、掃除の時間短縮にも役立ちます。
できるだけ汚れをつけないために、靴下やスリッパを着用し、フローリングや床に皮脂をつけないようにしましょう。
部屋の湿気対策としては、除湿機やサーキュレーターの利用がおすすめです。

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解決しないときはフローリングや床の張り替えがおすすめ

どうしてもベタつきがなくならない場合には、床やフローリングの張り替えがおすすめです。
フローリングや床の張替えの仕方の例をこれから紹介しますので、参考にしてください。

部屋の用途でフローリングか床に張り替える

子供部屋と夫婦の寝室、プライベートな部屋など、使う人によってフローリングや床を張り替えましょう。
水回りは防水や撥水効果があり水拭きしやすい素材が良いですし、デスクや椅子のある部屋は、傷がつきにくい素材を選ぶなど工夫が大切です。

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ワックス不要のフローリングにする

ワックスがべたつきの原因であるなら、ワックス不要のフローリングを選択しましょう。
メンテナンスも簡単で、普段はフローリングシートで乾拭きし汚れを落とすだけと手間がかかりません。
デザインが豊富なため、部屋のイメージに合わせて好きなデザインを選べ、リーズナブルな価格で、気軽に張替えできるのもメリットの1つです。
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まとめ

床やフローリングのベタつきは、日常的なメンテナンスで予防できます。
汚れや湿気であれば、中性洗剤を使った掃除で改善できます。

しかし、劣化によるものは改善が難しい面もあるため、リフォームを検討してみてください。
フジケンリフォームでは、お客様の悩みや希望に合わせて、どのような床材が適しているかをアドバイスしています。
フローリングや床のベタつきにお悩みなら、気軽に相談してみてください。
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