リフォームのノウハウ
2024.02.15
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トイレの調子が悪い・見た目の劣化は気になるけれど、まだ使えるからと放置していないでしょうか。
毎日家族が利用するトイレの寿命は約15年といわれています。
住宅は新築から10年程度で劣化が進むため、トイレも長く使えば修繕やリフォームが必要です。
本記事では、トイレリフォームに必要な費用相場や、できるだけお得にするための方法を解説します。


目次

トイレのみリフォームだと約20万円!

トイレリフォームの内容別代金

トイレリフォーム費用を抑える方法

まとめ





トイレのみリフォームだと約20万円!

トイレは、直したい場所によって費用が異なります。
工事の内容によって、代金が変動するため、どのようなリフォームを希望しているのかを決めましょう。













トイレの種類価格
組み合わせトイレ10万円~28万円
一体化トイレ13万円~22万円
タンクレストイレ13万円~40万円
システムトイレ23万円以上


トイレの種類だけでなく、便座機能やグレード、メーカー独自機能によっても相場が異なります。
便座を温水洗浄便座や暖房機能付きにしたい、ふき取りやすいデザインにしたい場合は、大幅なリフォームではなく15万から20万円程度でリフォーム可能です。
トイレは便座と便器を別に購入できるため、トイレの部品と工事費用にも違いがでます。
最新式のトイレは、脱臭機能やオート機能など、メーカー独特の機能が搭載されています。
便利な機能が多くなれば、リフォーム代金も高くなるため、細かい部分までチェックしてください。
タンク付きや一体型トイレからタンクレスに交換すると、スペースを確保できてトイレを広く使えます。
平均相場は20万円前後で、一体型やタンク型と比較するとやや高額になる傾向です。
便器などの交換だけでなく、壁紙や床材、バリアフリーにすると代金がプラスになるため、見積りの相談をしてください。

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トイレリフォームの内容別代金

トイレをどのようにリフォームしたいかによって、費用は大きく変わります。
リフォーム内容別に、どれくらいの費用がかかるのかを解説します。

壁や床の張り替え

壁や床は尿はねなどの汚れがつきやすく、掃除を繰り返しても変色したり黒ずみが生まれたりする箇所です。
くすんだ壁紙や床材は、トイレの雰囲気が暗くなるため、張り替えリフォームがおすすめです。
張り替えは素材によって金額が異なり、機能性を求めるのか見た目やコストで決めるかも考えておくとよいでしょう。
床のみは1万から3万円程度、壁込みで5万から8万が目安です。
汚れがつきにくい、ふき取りで簡単に掃除ができるなど機能性が高い素材は高額な傾向にあります。

コンセントなどの電気工事

洋式トイレの便座を温水洗浄便座などに交換する場合、近くで使っているコンセントから、配線を延長して増設可能です。
温水洗浄便座はメーカー商品によって、消費電力が異なるため、分電盤から専用回路を増設しなければならないケースもあります。
リフォームにかかるコンセント増設工事の代金相場は2万円程度です。

内装工事

トイレの内装工事は内容によっても異なりますが、リフォームする場合には数千円から7万程度です。
どのようなリフォームができるかといえば、全体の雰囲気を明るくする天井や壁、床はりがあります。
汚れにくい素材にしたり、明るい色に変更したりするだけで、トイレの雰囲気が変わります。
この他には、開きにくくなったドアの交換やダウンライトや照明、窓枠の塗装などもリフォーム可能です。



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トイレリフォーム費用を抑える方法

トイレリフォームは、依頼する業者やトイレのデザイン、工事内容によって費用が異なります。
できるだけ費用を抑えるにはどうすればいいのか、リフォーム内容別に解説します。


便座のみ交換する

古いトイレの場合、便座の汚れが落ちにくいため、見た目がキレイとはいえません。
高齢者がいる家では、温水洗浄便座や暖房付き便座にリフォームされる方も増えています。
メーカーで大きな金額の差はありませんが、普通便座・温水洗浄便座・暖房機能付きでは相場が異なるため注意が必要です。












便座費用相場(工事費別)
普通5千円程度
温水洗浄便座1万円から3万円
暖房機能2万円から


便器に損傷がない場合には、便座のみを交換すると代金を抑えられるため、検討してはいかがでしょうか。
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製品のグレードを落とす

トイレの価格は、商品のグレードで決まります。
便器の質や便座の機能など、自分が本当に必要としているか考えてみましょう。
トイレのデザインによっては、修理が大変であったり電気代が高くなったりします。
グレードが高ければよいトイレではなく、家族が使いやすいトイレである点が大切です。

リフォーム専用トイレ

トイレをリフォームする場合、排水管の位置を移動させなければなりません。
リフォーム専用トイレは、配水管への接続部分の位置を、アジャスターで動かせるようになっています。
メーカーが違っても、配管位置を変えずにリフォームできるため、不要な工事がなく費用を安くできます。

補助金制度を利用する

トイレのリフォーム内容次第で、国や自治体からの補助金制度が利用できるのをご存じでしょうか。
要支援や要介護認定された人が住んでいる住宅のバリアフリーリフォームには、介護保険で補助金が上限20万円まで申請できます。
国の補助金制度「住宅省エネキャンペーン」では、住宅の省エネ化・断熱化リフォーム費用の一部を支援してもらえる制度です。
バリアフリー化リフォームが対象となるため、こちらも利用してはいかがでしょうか。




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まとめ

私たちの生活に欠かせないトイレは、清潔なだけでなく使いやすさが求められます。
リフォームするのであれば、今まで以上に使いやすく快適なトイレにしましょう。
介護保険の住宅改修では通年助成金を申請できて、自治体の補助金制度や「住宅省エネキャンペーン」 もあります。
どのようなリフォームが自分の家庭に向いているか迷うのであれば、お気軽にフジケンリフォーム岡崎店にご相談ください。
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