リフォームのノウハウ
2021.09.23
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おうちの床について考えたことはありますか?
今回はフローリングについて絶対にやってはいけない選び方をご紹介していきます。

あなたのお住まいの床はどのような種類のフローリングを使っていますか?
これに答えられる人は少ないのではないでしょうか。

フローリングといっても種類は様々。専門の販売会社があるくらいとてもたくさんの商品が出回っています。

しかし、フローリングはとりあえず新しくなっていればいいと考え、お手入れ方法などを気にせず安価なものを選ぶ傾向にあります。
他の商品と比較検討しないで見た目や価格だけで選んでしまい、間違った使用方法・メンテナンスで後悔する方が少なくありません。

水回りの設備は実物をショールームで見学したり商品の質、お手入れ方法などをしっかり確認したうえで交換しているのではないでしょうか。
フローリングもちょっとした知識を身につけるだけで、日々のメンテナンスや次のリフォーム費用に大きな差が生まれることも。
ぜひリフォームの参考にしてください!



さて、ではフローリングにはどのような種類があるのでしょうか。
まず大きなくくりとして2つあります。

①無垢フローリング

100%天然の樹から切り出した一枚木材のフローリングことです。

本物の樹をカットして利用しているため、樹本来の風合いや触り心地を感じることができます。
調質機能があり夏はさらさら、冬は暖かく、経年変化を楽しめるのも人気の一つです。
ながくきれいに保つためにはメンテナンスが必要ですが、多少の汚れや傷ならば修復可能です。


②複合フローリング

基材や台板と呼ばれるフローリングの骨格のような材料に、樹を薄くスライスした突板やプリントシートなどを張ったものです。

加工されているため湿気による伸び縮みが少なく床なりが発生しにくく、日々の手入れも簡単に済ますことができます。
品質も均一で、一般的に無垢フローリングと比べ安価なことが特徴です。
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戸建てとマンションで使用できるフローリングが違う、というのはご存じでしょうか。

「遮音フローリング」というフローリングがあります。
簡単に説明すると下の階に音が響きにくい音を和らげる効果を持ったフローリングです。

細かい話をしていくと固体温や空気音、それぞれその等級などがあります。
マンションによっては管理規約に遮音の等級が〇〇以上などと記載があったりします。

見分け方としてはフローリングの裏にクッション性のある材料が貼り付けてあったり、 カタログに遮音等級〇〇と書かれていたりするので、そこから判断します。

マンションの規約に記載があるのにもかかわらず、 遮音性能のないフローリングを使うと、下の階の住人に迷惑がかかったり、管理組合の指示次第では工事のやり直しをしなければいけない場合もあります。

しっかりご自身でも管理会社やリフォーム会社にも確認を必要があるのです。

いかがでしたでしょうか。

メンテナンスや仕様の可否を確認したうえでフローリングを選ぶ必要があるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
現在では、複合フローリングの質が向上してきており、無垢の本物感と複合フローリングの施工のしやすさや機能を併せ持ったフローリングもあります。



あなたのおうちのフローリングは今どのような状態でしょうか。

表面が剥げてきていますか?
ペットによる傷や汚れがありませんか?
ペットがつるつる滑って体に影響が出ていませんか?
毎年ワックスかけすることが面倒になっていませんか?
床なりがうるさくないですか?


リフォームアドバイザーなら
あなたのお悩みやご要望をお伺いして、住まいにピッタリのフローリングをご提案させて頂きます。
ぜひ一度お問い合わせください。
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