リフォームのノウハウ
2024.03.18
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壁紙の破れや、めくれてしまうと見た目が悪く、多くの方は気になるでしょう。
このような壁紙は、早めに補修する必要があります。
この記事では、破れやめくれた壁紙を自分で補修する方法を解説します。
壁紙がめくれる原因や補修の手順、業者に依頼した際の相場も紹介するので参考にしてください。


目次

壁紙がめくれる原因

壁紙のめくれを自分で補修をする方法

壁紙が破れた場合の補修方法

難しい場合は業者に依頼

まとめ






壁紙がめくれる原因

めくれた壁紙を補修する前に、めくれる原因を知っておく必要があります。
壁紙がめくれるおもな原因は、以下のとおりです。
・施工
・湿度
・劣化

1つ目は、施工時の雑な下処理が原因に挙げられます。
例えば、断熱材不足による結露の発生や、下地表面の掃除を怠り粘着剤がうまく貼り付いていないケースです。
2つ目に挙げられる原因は、湿気が多いと伸び、少ないときは縮む壁紙の伸縮です。
壁紙が伸縮を繰り返すと下地からはがれ、めくれてしまいます。
3つ目は経年劣化の可能性です。
時間の経過とともに粘着材が劣化し、壁紙がめくれます。



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壁紙のめくれを自分で補修をする方法

壁紙がめくれているのを見つけたら、早めの補修が大切です。
放置すると見た目が悪いだけではなく、めくれが広がり補修の範囲や手間を増やします。
ここでは、めくれた壁紙を自分で補修する方法を解説します。

壁紙を補修前に注意する点

壁紙を補修する前に、めくれている箇所の下地を確認しましょう。
下地に傷や凹凸があると壁紙に粘着剤がうまく貼り付かないため、パテを使い平らにならす必要があります。
ホームセンターに行けば、下地補修用のパテを購入できます。
下地に汚れやゴミが溜まっていると壁紙がしっかり貼り付かないため、あらかじめ掃除をして取り除いてください。
掃除をする際は乾いた布やはたきを使い、下地を濡らさないよう注意しましょう。

補修に必要なもの

壁紙の補修に必要なものは以下のとおりです。
壁紙用の粘着剤
ローラー
いらない布
壁紙の補修に使う粘着剤は、専用のものを使う必要があります。
工作用の接着剤では粘着力が足りず、すぐにめくれてしまうからです。
ローラーは壁紙を均一に仕上げるために使い、貼り付け後の乾拭きに布を使用します。
壁紙が乾くまで固定しておくためのマスキングテープも用意しておくと便利です。
補修する場所によっては脚立も準備しておきましょう。

手順

補修したい範囲により、手順は異なります。
ごく狭い範囲であれば、接着剤を片面に塗り貼り付けてしばらく押さえます。
範囲が広い場合は、以下の手順で補修しましょう。

1.下地を平らにならし、汚れやゴミを取り除く
2.めくれた壁紙に粘着剤をまんべんなく塗り下地に貼り付ける
3.ローラーをかけ圧着する
4.はみ出た粘着剤を乾拭きする


粘着剤は、できるだけ薄く均一に塗るのがきれいに仕上げるポイントです。
壁紙が乾くまで、マスキングテープで固定しておきましょう。



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壁紙が破れた場合の補修方法

子どもがいたずらしたり壁に物をぶつけてしまったりして、壁紙が破れてしまうケースもあります。
めくれた壁紙に気付かず、引っかかり破れることもあるでしょう。
ここでは、壁紙が破れた場合の補修方法を解説します。

補修剤

5cm以内の小さな破れであれば、市販されている補修剤で補修できます。
破れた壁紙に補修剤を塗り、貼り合わせて押さえましょう。
補修剤は少量を薄く塗るのがポイントです。
壁紙を押さえた際にはみ出た補修剤は、乾いた布で拭き取ってください。

補修用の壁紙やシート

破れた範囲が広い場合は、補修用の壁紙やシートを使いましょう。
まず、補修したい箇所より3cmほど大きくシートをカットします。
次にマスキングテープで壁に固定し、破れた箇所より一回り大きくなるよう壁紙ごとシートをカットしてください。
最後に切ったシートを壁に貼り、仕上げにローラーで圧着します。
シートがシールタイプでない場合は、壁紙用の粘着剤を使用してください。

インテリアシールやウォールステッカー

壁紙のめくれや破れが大きく完璧に補修できなかったり、時間がなかったりするケースもあります。
そのようなときは、インテリアシールやウォールステッカーが便利です。
種類が豊富でデザイン性が高いため、おしゃれに隠せます。
はがせるタイプなら、賃貸のお部屋にもおすすめです。



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難しい場合は業者に依頼

壁紙がめくれている範囲が広い場合やきれいに仕上げる自信がないときは、業者に補修を依頼しましょう。
専門家であれば壁紙の劣化など原因を追求できるため、よりきれいに仕上がります。
壁の穴やへこみの補修を業者に依頼した際の費用は、1箇所あたり15,000円前後が相場です。
めくれや破れ、浮きは1箇所あたり5,000〜10,000円を目安にしてください。
1箇所ごとに料金が設定されているケースが多く、補修箇所の数や範囲によって料金は異なります。
壁紙の種類や損傷の程度によっても費用はさまざまなので、見積りを取るとよいでしょう。




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まとめ

めくれた壁紙を放置すると、広がったり破れたりする可能性があるため、早めの補修をおすすめします。
範囲によっては自分で補修できますが、作業には手間がかかり専用の道具が必要です。
自分できれいに補修できるか不安になることもあります。
壁紙の補修に困ったときは、プロの視点から丁寧にアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。
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