リフォームのノウハウ
2024.03.18
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黄ばみや汚れ、経年劣化によるはがれなど、壁紙の寿命は5〜10年といわれており、数年ごとに発生しうる壁紙のリフォーム費用は大きな出費の1つです。
本記事では壁紙のリフォーム費用の相場や、費用を安く抑える方法をご紹介します。
マイホームをお持ちの方など、壁紙の張り替え費用にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。


目次

壁紙の張り替えにかかる費用の内訳

壁紙本体は2種類のグレードがある

張り替えの場所によって費用が異なる場合も

張り替え費用を安く済ませる方法

まとめ






壁紙の張り替えにかかる費用の内訳

壁紙の張り替えには、壁紙の本体価格以外にも下記の費用が発生します。
依頼するリフォーム会社や部屋の条件によっても変動するため、目安としてご覧ください。

















項目相場
工事費30,000円〜
荷物移動費8,000円〜
室内養生費8,000円〜
廃材処分費1㎡あたり300円
壁紙はがし費1㎡あたり200円
下地処理費1㎡あたり400円


壁紙の張り替えでは、家具や荷物を移動させる際にかかる荷物移動費や、壁や床を保護する室内養生費
が必要です。
廃材処分費・壁紙はがし費・下地処理費は、元々の壁紙をはがし傷の修復や下地を整える他、施工で発生した廃棄物を処理するための費用で、面積に応じて異なります。
職人の交通費や人件費に充てられる工事費もかかるため、見積もりで確認しておきましょう。



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壁紙本体は2種類のグレードがある

壁紙にはスタンダードクロスとハイグレードクロスの2つのグレードがあり、価格の違いやそれぞれに適した用途があります。
お部屋に合ったデザインや機能に合わせて選べるように、それぞれの違いを理解しておきましょう。

スタンダードタイプとは

スタンダードタイプは量産品クロスとも呼ばれ、ハイグレードクロスと比較すると安価な価格帯のクロスです。
量産品のイメージから品質を不安視される方はいますが、防カビなどの基本的な機能を備えており、決して品質が悪いクロスではありません。
シンプルなデザインが揃っており、落ち着いた雰囲気のお部屋に仕上げられます。

ハイグレードタイプとは

ハイグレードタイプは定価が1,000円を超えることから、1000番台クロスとも呼ばれています。
スタンダードクロスより高価で、豊富なデザインとさまざまな機能を兼ね備えているのが特徴です。
希望するデザインイメージが明確でこだわりがある方や、ペットとの生活で消臭効果が欲しい方におすすめです。
水回りのように撥水性や調湿性が求められる場所にも適しています。
予算の兼ね合いがある場合、通常のお部屋はスタンダードクロス、機能性や耐久性を重視したい部屋はハイグレードクロスと使い分けるのがおすすめです。

種類別クロスの価格表はこちら



張り替えの場所によって費用が異なる場合も

張り替え費用は、部屋の面積や場所に応じて変動します。
キッチンやトイレ、洗面所は作業工程や難易度の高さから費用が高くなる傾向です。
例えば、キッチンでは調理器具や食器棚を移動させる必要があるため、作業工数が増えます。
トイレや洗面所は狭く作業しにくいうえに凹凸が多く、細かい作業や高度な技術が必要です。
作業工数に影響する要素や、消臭機能・不燃性のような機能性のある壁紙を使用するか否かも費用を左右します。



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張り替え費用を安く済ませる方法

壁紙のリフォームでは壁紙本体以外にもさまざまな費用が発生しますが、項目ごとに節約できるポイントがあります。
ここからは、費用を抑える方法と注意事項を解説するので参考にしてください。

安い壁紙を選ぶ

壁紙本体の費用を抑える方法です。
スタンダードタイプや塩化ビニル樹脂系素材の壁紙は安く、費用を抑えるのにおすすめです。
無地やシンプルな柄を選べば、大きい柄のようにつなぎ目の廃棄部位が少なく節約できます。
通気性や調湿性の機能性が求められる水回りではハイグレードタイプを選択するなど、場所に応じて使い分けるとよいでしょう。

大きな家具は自分で移動させる

タンスや机など大きな家具の移動には、別料金が発生する場合があります。
壁紙張り替えの導線上にある大きな家具は、可能な限り自分で移動させておきましょう。
しかし、移動させた家具が工事用具等の搬入や人の出入りの妨げになる可能性があります。
邪魔にならない位置がどこなのか、事前にリフォーム会社と打ち合わせておきましょう。

古い壁紙は自分で処分する

剥がした壁紙は処分に費用がかかりますが、粗大ゴミとして処分すれば廃材処分費を抑えられます。
また手間はかかりますが、小さく刻んで燃えるゴミとして捨てる方法もあります。
処分する際は、各市区町村が定めているルールに沿って廃棄しましょう。

自分で張り替えをする

自分で張り替えをすれば作業工賃を大幅に削減できます。
しかし古い壁紙をはがし、下地を整え、新しい壁紙を貼る一連の作業には大きな手間がかかり、技術も求められます。
自分で張り替える場合は、凹凸のない場所や面積の小さい場所、クローゼット内のような目立たない場所がおすすめです。
失敗するリスクも考慮し、慎重に判断しましょう。



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まとめ

壁紙の張り替えには、クロス本体の他にもさまざまな費用が発生します。
張り替える場所や面積によって費用は異なり、安く抑えるには安価なクロスの使用の他、自分で古い壁紙の処分や家具の移動をする方法が挙げられます。
安価なクロスのデザインに不安があるなら、3,000種類以上の壁紙を取り扱うフジケンリフォーム岡崎店にご相談ください。
水回りの工事も請け負っているためリフォームを一本化でき、空間全体のデザイン観点から最適な壁紙をご提案します。
リーズナブルに理想の壁紙を見つけたい方は、ぜひフジケンリフォームの商品をご覧になってください。


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