リフォームのノウハウ
2024.03.01
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結婚や子どもの誕生、家族の増減など、人生の変化に合わせて住まいのスタイルも変わっていくことがよくあります。しかし、そのタイミングを予測することは難しいもの。突然、空間を区切ったり統合したりする必要が生じた際に、可動式の間仕切りは非常に便利です。この記事では、可動式の間仕切りを活用した住まいのアイデアを紹介します。

将来の変化を考慮した住まいづくりを模索する方はおすすめですのでぜひご覧ください。


目次

可動式間仕切りとはどのようなもの?

可動式間仕切りはどのような部屋に設置するのがベスト?

フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例①

フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例②

フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例③

可動式間仕切りの設置費用はどのくらい?

可動式の間仕切りを活用して、ライフスタイルに合わせた柔軟な住空間を実現





可動式間仕切りとはどのようなもの?

部屋内の空間を仕切るために使用される壁は、一般的に「間仕切り」と呼ばれますが、最近では「パーテーション」という呼び方も一般的です。
通常、間仕切りは床や壁、天井に固定されていますが、その中でも必要に応じて移動可能なものを「可動式間仕切り」と呼びます。
可動式間仕切りには、床から天井までの空間を仕切る「ハイパーテーション」や、床と天井の間に隙間を持つタイプの「ローパーテーション」などがあります。さらに、室内引き戸式やアコーディオンカーテンのように天井から吊るすタイプもあります。


可動式間仕切りのメリット

可動式の間仕切りの利点は、必要な時に仕切りを移動させることで、空間のレイアウトが柔軟に変更できる点にあります。
例えば、2部屋をつなげて大きなリビングにすることができたり、複数の子供がいる家庭では、子供部屋を広々とした一つの空間として使い、成長するにつれて個々のプライベート空間が必要になった時には、可動式のパーテーションで区切ることもできます。

可動式間仕切りのデメリット

可動式間仕切りの欠点は、部屋が少し狭く感じられることや、間仕切りによって作られた空間に電源コンセントやスイッチなどが不足していると、部屋の利便性が損なわれることです。また、可動式の間仕切りは固定式と比較して防音性が低いという点もあります。可動式間仕切りを導入する際には、間取りだけでなく、電気配線の配置なども考慮することが重要です。




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可動式間仕切りはどのような部屋に設置するのがベスト?

可動式の間仕切りは、お部屋のレイアウト変更に便利ですが、どのような部屋に設置するのが最適でしょうか。

子ども部屋

子どもの成長に合わせて空間を柔軟に仕切ることができる可動式間仕切りは、子ども部屋に最適です。特に、引き戸やアコーディオン式の間仕切りがおすすめです。開閉の手間も少なく、子どもが巣立った後は元の状態に戻すことも簡単です。

リビング

広々としたリビングには、可動式間仕切りを設けることで様々なレイアウトが可能です。家族で過ごすときは間仕切りを開けて一体感を演出し、来客時には収納やキッチンなどを隠すために間仕切りを利用できます。このような用途には引き戸式の間仕切りが便利です。

寝室や書斎

可動式間仕切りには、本棚や収納を組み込むこともできます。これにより、秘密基地のようなプライベート空間を作ることができます。また、家族の成長に合わせて寝室を分割するなど、柔軟な間仕切りの特性を活かせます。このような部屋では、やや防音性能が求められるため、引き戸式の間仕切りが適しています。



フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例①

可動式間仕切りは、家族の生活スタイルや人数構成、来客の有無などに応じて柔軟に使い分けることができます。フジケンリフォームでもこれまで多くのお客様からのご要望にお応えし、リフォーム施工を行ってきました。

ガラスの可動間仕切りでプライバシーと明るさを両立

お住まいの家族構成変更に伴い、老朽化設備の取替と合わせて間取り変更を行いました。
和室2間とLDKを隔てる壁は撤去し、一つの大きなLDKにしました。施主様の寝室をLDKの一角に設け、プライバシーと開放感を両立するためにガラスパーテーションを可動間仕切りとして採用しました。


安城市 U様邸 家族構成変更に合わせた間取り変更リフォーム




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フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例②

可動間仕切りのあるリビング

LDKにある間仕切り壁は可能な限り撤去をし、広いLDKを実現した施工事例です。
和室はLDKと一体で使用できるように同じフローリング仕上げにし、可動式間仕切りを設けました。
LDKを広く使えるようになったので、大人数で集まっての食事も楽しくできるように。






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フジケンリフォームの可動式間仕切りを使ったリフォーム事例③

寝室⇄リビングを可動式仕切りで住みやすく

ご主人様の身体が不自由なこともあり、寝室との出入りを楽にしたいとのことで、寝室とリビングを隔てている壁を解体し、そこに引き戸を新設して行き来しやすいように提案しました。
また窓には既存のブラインドではなく遮光性のあるロールカーテンを取付けました。
広々とした引き戸なので人の行き来はもちろんベッドの移動も容易になりました。

岡崎市 T様邸 これからの生活をよりいいものに


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可動式間仕切りの設置費用はどのくらい?

可動式間仕切りの設置費用は、お部屋のサイズやタイプによって異なりますが、一般的な傾向としては、室内引き戸型の間仕切りよりもアコーディオンタイプの間仕切りの方が安価です。

引き戸式の間仕切りの場合、本体と設置費用を合わせて、おおよそ30万円から50万円程度が目安です。一方、アコーディオンタイプの間仕切りの費用感は5万円から20万円程度となります。
ただし、間仕切りの設置に加えて電気配線の増設やエアコンの増設などが必要な場合は、現地調査の上で見積もりを算出する必要があります。

また、可動式の間仕切りは必要に応じて撤去することも可能ですが、その際の費用はおおよそ10万円から20万円程度となります。



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可動式の間仕切りを活用して、ライフスタイルに合わせた柔軟な住空間を実現

可動式間仕切りは、子どもの成長に合わせてお部屋を変えたり、新たなライフスタイルに合わせて間取りを柔軟に変更したりするのに便利です。最近では、「寝室を書斎に変えたい!」や「リビングにテレワークスペースを作りたい!」といった要望も増えています。
家族構成やライフスタイルの変化に対応するために、可動式間仕切りを利用したリフォームの需要が今後さらに拡大すると予想されます。

私たちフジケンリフォームは事前調査・見積は何度でも無料ですので、最適なリフォーム方法のご提案から実施まで、お客様のご要望に合わせたリフォームが可能です。
「住まいのレイアウトを変えたい」とお考えの際は、ぜひ私たちにご相談ください。

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