リフォームのノウハウ
2024.02.12
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トイレリフォームをするなら、ライフステージに応じたタイミングをお考えになっていませんか。
老後に備えたトイレにするならいつがよいか、どのようなトイレリフォームをすると暮らしやすくなるかを知りたい方もいるでしょう。
今回は、トイレリフォームをするタイミングはいつがよいか、ライフステージに応じた設備をご紹介します。



目次

トイレリフォームを考えるタイミングはいつ?

ライフステージに応じたトイレリフォームのポイント

子どもの独立

高齢の親と同居する

子ども世帯と同居

シニア期

まとめ





トイレリフォームを考えるタイミングはいつ?

キッチンや浴室、洗面台の劣化にともなうリフォームは、15~20年が目安になりますが、トイレは劣化するのが早いため10年ごとの交換が理想です。
水回りのリフォームは大規模工事になるケースが多く、後回しにする方も少なくありません。
しかし、切羽詰まっておこなうと思い通りの設備が手に入らないときもあるため、できれば計画的にリフォームしましょう。
リフォームするタイミングがあらかじめ把握できると、資金計画を立案しやすくなるのもメリットです。
また、子どもの独立や高齢の親を引き取ったときなど、同居する家族の人数が変わったときもトイレリフォームをするタイミングになります。
ライフステージや生活スタイル、使う方の年齢や体の機能に適した設備に変更するのが望ましいからです。


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ライフステージに応じたトイレリフォームのポイント

トイレリフォームをおこなう際は、暮らし方を重視するとともに、これから先を見越した設備選びが大切になります。
ライフステージの節目と、設備の劣化にともなう10年ごとの交換をリンクさせたトイレをご紹介します。


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子どもの独立

子どもが独立するころは、現役で働いている方も多く、経済的にゆとりのある年代です。
とはいえ、完済時期を逆算すると、ローンを組んで大規模リフォームをするギリギリの年齢になります。
トイレリフォームでは、水回りの設備の更新と、老後への備えを意識しましょう。
和式から洋式トイレに交換する他、体力や足腰の衰えをカバーするには、床掃除が楽になるフロートトイレがおすすめです。
水回りを一括で更新するときは、浴室とキッチン、洗面台とトイレがセットになったタイプも検討します。
選ぶ際は、出入りしやすい浴槽や、掃除する回数が減らせるトイレが含まれているセットがおすすめです。
老後の資金を確保する目的で、出費をおさえたプランにするのも、子どもが独立したタイミングでおこなうリフォームのポイントです。


高齢の親と同居する

定年を迎えるころは、高齢の親を引き取って同居する方も少なくありません。
元気な親御さんであっても、自宅に迎え入れる前にバリアフリー化や介護リフォームを済ませ、新しい環境を快適にスタートさせましょう。
トイレのバリアフリー化は、タイルをクッションフロアに替えて段差を解消する工事と、手すりの取り付けがポイントです。
手すりは、立ち上がりを支える縦棒と、伝い歩きをサポートする横棒をセットで導入します。
介護する環境を整えるには、タンクレストイレへの変更により、車椅子を利用するときに介助者がいっしょに入室できる広さにするのがポイントです。
オート機能の充実した高機能トイレは多少高額になりますが、流し忘れ防止や脱臭機能が役立ちます。

バリアフリー化工事は補助金が使えるケースもある

高齢者向けのバリアフリー化工事は、補助金や介護保険を使えるか、確認してから工事を依頼します。
補助金や介護保険では、バリアフリー化工事の内容や利用する方などに条件があるため注意が必要です。
親御さんが介護保険を利用しているときはケアマネジャー、利用していないときは、市区町村の担当窓口や施工会社に相談してみましょう。



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子ども世帯と同居

子ども世帯との同居は、完全分離型か一部供用型、完全同居型の3パターンがあります。
一部供用や完全同居する際は、お互いが暮らしやすくする目的で、トイレを増設しましょう。
子ども世帯専用に増築するときはトイレも取り付け、増築工事をおこなわないときは、2階に増設します。
1階のトイレの真上に設置すると配管工事がしやすく、使用したときの音も気になりません。
注意したいのは、節水性能に優れたタンクレスタイプは、設置に不向きな場所がある点です。
おすすめは、1階をタンクレスにして2階は他のタイプですか、2階をタンクレスにしたいときはブースター付きを検討します。
取り付け場所やどのタイプを選んでよいかわからないときは、施工会社に相談するのも一案です。



シニア期

ご自身が年齢を重ねてシニア期を迎えるときには、設備の交換をおこなう際に、温度のバリアフリー化も視野に入れます。
暖房便座を導入するだけでなく、リビングや居室との温度差をやわらげるヒートショック対策を施しましょう。
温度差が原因のヒートショックは、冬の浴室で多く発生しますが、トイレで発症するケースもあとを絶ちません。
タンクレスタイプに変更して室内を広くし、トイレ内に電気式ストーブなどの小型暖房器具を設置するのが理想です。
温度差解消には、窓にカーテンや断熱シートを取り付けるだけでも効果があります。
年金生活になるシニア期は、少ない予算で快適なトイレ空間を創出できるかもポイントです。
出入り口をドアから引き戸に変更し、かんたんに出入りできるトイレにします。



まとめ

トイレリフォームは、10年ごとに設備の更新をおこなうケースと、ライフステージの変化に応じておこなうのが適したタイミングです。
子どもが独立したときは掃除の負担軽減、高齢の親を迎えるときには、バリアフリー化をメインにします。
更新するトイレは、暮らし方に適した機能を持つタイプを導入するのがポイントです。



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