リフォームのノウハウ
2024.05.05
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リフォームの際に、便利なビルトイン食洗機を後付けしたいと希望する方も多いでしょう。
現在使っているキッチンに取り付けできるのか、判断するポイントはどこにあるのでしょうか。

後付けできないケースもあるため、事前の確認が必要です。

取り付け工事の流れや費用の相場も解説するので、快適なキッチンにするための参考にしてください。



目次

ビルトイン食洗機を後付けする際のチェックポイント

ビルトイン食洗機を後付けできないケース

ビルトイン食洗機の後付け工事の流れ

ビルトイン食洗機の後付け工事の費用相場

まとめ






ビルトイン食洗機を後付けする際のチェックポイント

ビルトイン食洗機を後付けできるかを判断するためには、取り付けるキャビネットのスペースや取り付けに必要な設備のチェックが必要です。

希望する食洗機を取り付けできるのか、タイプとサイズの確認もしておきましょう。

取り付けるキャビネットのスペース

ビルトイン食洗機を後付けするには、シンク横のキャビネットを外して設置するのが一般的です。

シンクの下が開き戸になっているタイプのキッチンで、規定以上のサイズがあれば、シンク下にも取り付けできます。

キッチンの奥行きは65cm以上、高さは床からカウンター部分を除いて75cm以上が目安です。

天板の奥行きだけではなく、収納スペースの奥行きや幅も計りましょう。

キャビネットの奥行きは60cm以上、幅は食洗機のサイズに合わせて小さいものなら45cm以上、大きいものなら60cm以上のスペースが必要です。

キッチン本体の長さが180cm以下の場合や、シンクやコンロが中央に寄っている場合は、スペースが足りない可能性があります。

取り付けに必要な設備

ビルトイン食洗機を設置するには、給排水管への接続と電源が必要です。

給排水管はシンク下に設置されていますが、食洗機の設置場所がシンクから離れていると接続が難しくなります。

設置の際には給水管と排水管を分岐させなくてはならないため、給水管と排水管が一緒になっている場合は追加工事が必要です。

コンセントが取り付け部分にあるかも確認しておきましょう。

コンセントが一見して見つけられなくても、背板の裏に設置されている場合があります。

簡単に外せる仕様になっている背板がほとんどなので、可能であれば外してチェックしてみてください。

食洗機には100Vの電圧が必要で、電源が取れない場合は、工事が追加される可能性があります。

食洗機のタイプとサイズ

希望する食洗機が取り付けられるかの確認もしておきましょう。

ビルトイン食洗機には、箱型で全体を引き出すスライドオープンタイプと、扉を前に倒してかごを引き出すフロントオープンタイプの2種類があります。

スライドオープンタイプは、さらに深型のディープタイプと浅型のミドルタイプに分けられます。

タイプによって容量・食器の入れ方・節水性など、使い勝手が異なるため、生活に適したタイプを選びましょう。

ビルトイン食洗機の横幅は、45cmと60cmの2種類のサイズ展開が一般的です。

日本では45cm幅が主流ですが、食器をたくさん使用する場合や大きな調理器具を洗う場合は、容量が足りない可能性があります。





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ビルトイン食洗機を後付けできないケース

キャビネットに十分なスペースがない場合は、ビルトイン食洗機を後付けできません。

少なくとも高さ75cm・幅45cm・奥行き60cm以上のスペースが必要です。

一体型のシステムキッチンではなく、シンクやコンロなどが独立したユニットになっているセクショナルキッチンの場合も設置は難しいでしょう。

セクショナルキッチンでは、ほとんどのケースで設置するスペースを確保できないためです。

賃貸住宅のキッチンに後付けする場合は、大家さんや管理会社の許可を得てからでないと工事はできません。

無許可で取り付けると、退去の際に原状回復の費用を求められるなどのトラブルになる可能性があります。





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ビルトイン食洗機の後付け工事の流れ

後付け工事で最初におこなうのは、取り付ける場所のキャビネットの撤去です。

水道管を加工して、給排水管の分岐を調整し、水漏れがないかのチェックをおこないます。

次に脚ユニットを設置して、ホースや電源コードを中に通したあとに本体を設置しますが、引き出す際に周りに傷がつかないように設置されているかの確認が必要です。

問題なく開閉ができれば、給湯管と排水管をつなぎます。

電源コンセントもつなぎ、試運転をおこない、正常に稼働するのを確認して工事は終了です。

取り付け工事には、通常2~3時間程度かかります。



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ビルトイン食洗機の後付け工事の費用相場

後付け工事にかかる費用の相場は約5~8万円で、ビルトイン食洗機本体の代金の相場は約5~15万円です。

本体価格も含めた全体的な費用の相場は約10万~25万円ですが、本体のグレードや工事の内容で大きく異なるため、おおまかな目安にしてください。

コンセントの増設や排水管の延長など、追加工事が必要になる場合は、追加分の費用も必要です。

本体と工事をセットで販売しているところが多く、お得な料金設定になっているケースもあります。

設置費用は施工会社によって差があるため、見積りをとる際は、信頼できるリフォーム会社に依頼しましょう。





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まとめ

ビルトイン食洗機は、一般的なシステムキッチンであれば、ほとんどのケースで取り付けが可能です。

後付けを検討する際には、キャビネットのサイズ・設備・希望する食洗機のタイプを確認しましょう。

費用の相場は全体で約10万~25万円ですが、条件によって大きく異なります。

自宅のキッチンにぴったり合うビルトイン食洗機を取り付けるには、信頼できる専門家に相談するのがポイントです。

食洗機リフォームを検討している方は私たちフジケンリフォームでもご相談可能ですので、ぜひご連絡ください。
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