リフォームのノウハウ
2024.05.02
IHクッキングヒーターの種類とは
IHクッキングヒーターの種類とは

IHクッキングヒーターはガスコンロと異なり火を使わないので、火災の発生リスクを軽減できます。

また、フラットな天板をさっと拭くだけで簡単に手入れができる点も人気の理由でしょう。

この記事では、IHクッキングヒーターの種類や特徴のほか適している機種のタイプをケースに分けて解説するので、買い替えを検討している方はお役立てください。



目次

IHクッキングヒーターの種類と特徴

IHクッキングヒーターの選び方は?

選び方の基準

まとめ






IHクッキングヒーターの種類と特徴

家庭用のIHクッキングヒーターは、ビルトインタイプと据え置きタイプの2つが主流です。

どちらのタイプも火を使わないので安全性が高く、周囲の空気が温まりにくいので夏でも部屋に熱がこもらずに済むでしょう。

また、天板には邪魔になる突起物がないため、掃除のストレスが軽減できます。

ただし、設置するには単相200Vの電源が必要になるので、わからないときには電気会社などへ確認してください。

ビルトインタイプ

ビルトインタイプはシステムキッチンと一体化されている点が大きな魅力です。
シンクや作業台との隙間がなく、見た目が美しくスタイリッシュな印象を与えます。
ヒーターの口数は2口と3口のものが一般的で、口数が多いと同時に調理できて便利です。

ビルトインタイプの場合では、3口のものが主流となっています。

また、最新モデルには調理をサポートするさまざまな機能が備えられているものもあり、毎日の調理に役立つでしょう。

ビルトインタイプはシステムキッチンに組み込まれていて隙間がなく、ガラスプレートを拭くだけで清潔な状態を保ちやすい点もメリットといえます。

ただし、システムキッチンに埋め込むための工事が必要になり、据え置きタイプよりも工期が長くなる可能性があります。

据え置きタイプ

据え置きタイプの最大のメリットは、単相200Vのコンセントがある場所であれば、自分で手軽に設置できる点といえます。

これまでガスタイプのものを使用していた場合は、寸法が同じ程度のものが多いので交換する際の製品を選びやすいでしょう。

配置場所や単相200Vが整備されているときには工事の必要がなく、購入した日に自分で設置して使用できます。

また、安価なので家計に優しく、グリルが備わっているタイプであれば焼き魚などにも対応可能です。

ただし、ヒーターが3口の製品は限られたモデルしかないなど、ビルトインタイプに比べると機能が少ない傾向があります。

このほか、ビルトインタイプと異なり左右や後方に隙間ができるケースがあるため、掃除の際に面倒な思いをする可能性が考えられます。





IHクッキングヒーターの種類と特徴
IHクッキングヒーターの種類と特徴

IHクッキングヒーターの選び方は?

IHクッキングヒーターを選ぶときは、ビルトインタイプと据え置きタイプのどちらが合っているのかを考えなければなりません。

予算のほか、天板やヒーターの口数、備わっている機能などを比較して使い勝手を考慮して選ぶとよいでしょう。

どのタイプが自分に適しているのかを見極めるのが大切なポイントになるので、今後の利用方法にあわせて慎重に選択してください。



IHクッキングヒーターの選び方は?
IHクッキングヒーターの選び方は?

選び方の基準

基本的に、現在システムキッチンを使用している場合はビルトインタイプを、コンロ台にガスコンロを置いている場合は据え置きタイプを選ぶのが取り付けもスムーズです。

高機能が備わっているビルトインタイプを使いたくても、ガスコンロの代わりにビルトインタイプを設置するためには、キッチンの大規模なリフォームが必要になると考えてください。

また、選択するのに大切な点は、予算とともに天板のサイズや口数になります。

そのほか、機種によって備わっている機能が異なり、特にビルトインタイプは高機能な製品の開発が日進月歩で進んでいます。

温度調節機能やオートグリル機能、自動炊飯機能などから調理のサポートに必要なものを選択するのも、ビルトインタイプを選ぶときの楽しみの1つになるでしょう。

据え置きタイプの場合には、焼き魚などに使用するグリルの有無がポイントになるかもしれません。
IHクッキングヒーターの選び方の基準
IHクッキングヒーターの選び方の基準

天板のサイズ

据え置きタイプの天板は60cm幅が一般的ですが、ビルトインタイプは60cm幅のものとワイドな75cm幅の2つから選べます。
調理台を広く使いたい方は60cm幅のものが適しており、狭いキッチンでも料理をするスペースを確保できます。
大きな調理器具を使わない方や、育ち盛りの子どもがいない場合には60cm幅でも支障はありません。

一方、75cm幅は3口のものが主流で、大きめのフライパンや寸胴鍋を用いる方は使いやすさを実感できます。
なお、幅が違っていてもキッチンに埋め込む部分のサイズは同じなので、これまでに使用していたタイプからの変更も可能です。

しかし、消防法により、現在より大きなサイズに変更するのは認められないため、注意してください。



IHクッキングヒーターの口数と組み合わせ方

IHクッキングヒーターには3種類の熱源があり、一般的にはIHクッキングヒーター用の調理器具が必要で、アルミや銅などの金属製の調理器具は使えません。

このため、ガスコンロ用の器具を使いたい場合には、それらも利用できるオールメタル対応のものを選ぶ必要があります。オールメタル対応のものでも使用できない土鍋やガラス鍋を使いたい方は、ラジエントヒーターが搭載されているものを選びましょう。

なお、据え置きタイプでは数が少ないですが、ビルトインタイプは3口のものが主流です。

3口の製品の場合には、1口がラジエントヒーターになっているものが多いので、どのような調理器具でも利用できます。



まとめ

現在のキッチンの状態に基づいてビルトインタイプか据え置きタイプかを選択し、そのうえで天板の大きさやヒーターの口数により機種を選ぶのが一般的です。

また、据え置きタイプはグリルの有無がポイントになり、ビルトインタイプは調理のサポートになる多彩な機能が用意されているため選択の幅が広がります。

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