リフォームのノウハウ
2024.04.26
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ガスコンロにはビルトインの他、据え置きタイプやカセットタイプがあります。
ガスコンロの寿命は10年ほどですが、ビルトインの場合、システムキッチンに組み込まれているため交換が難しいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ビルトインタイプのガスコンロをリフォームする際のポイントや便利な機能などを説明します。
交換予定の方はぜひお役立てください。



目次

ガスコンロをリフォームする際に重視したい部分

天板(トッププレート)部分

バーナー部分

グリル部分

リフォームの際に選びたいガスコンロの人気機能

ガスコンロのリフォームを検討する際のポイント

まとめ






ガスコンロをリフォームする際に重視したい部分

ビルトインタイプはキッチンと一体化しており、洗練されている点が魅力の1つです。
リフォームするときは、天板(トッププレート)やバーナー、グリルの3ヵ所を中心に使い勝手などを考慮して選んでください。
また、数年前よりも進化しており、お使いのものにはついていない便利な機能が備わっている可能性もあるでしょう。



天板(トッププレート)部分

天板のサイズは、本体の横幅と天板が同じサイズの60cmタイプが一般的で、大きな鍋で調理するときに使い勝手がよい75cmタイプもあります。
材質の主流は3種類で、このうちホーローは耐久性が高く、硬いもので擦っても傷がつきにくい点もありますが、汚れがつきやすく表面の塗装が割れて錆びる可能性があります。
ガラスコートは、色の種類が豊富で、ホーローにコーティングが施されているガラス質にヒビが入ると錆びてしまう点がデメリットです。
ガラストップは熱に強く手入れが簡単にできますが、重いものを落としたときに破損する可能性があるため注意が必要です。
なお、価格が安いのはホーローで、ガラストップは高価ですが扱いやすいなど人気が高い傾向があります。



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バーナー部分

バーナーは一般的には2口か3口で、ビルトインタイプは3口が主流です。
3口を使って同時に調理ができるので、料理好きの方には適しているでしょう。
標準バーナーと強火力の大バーナーが前方に1つずつ設置され、奥に弱火の小バーナーが搭載されています。
前方のバーナーは左右を選べる製品が多く、火災や壁の劣化を防ぐため壁側には標準バーナーがくるようにするとよいでしょう。



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グリル部分

グリルには両面焼きと片面焼きがあり、両面焼きのほうが高価で、上下から火が出るため魚などの食材をひっくり返す手間を省けます。
また水ありと水なしの違いもあり、水ありタイプは調理の際に水を張らなければならないため手入れが面倒です。
一方、水無しタイプは水を張る必要がなくグリル内に水蒸気が発生しないなど手入れは簡単にできますが、価格は高めの傾向があります。
魚以外の料理はオーブンやトースターでも代用可能ですので、価格を抑えたい場合には片面焼きを選択するのが得策です。



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リフォームの際に選びたいガスコンロの人気機能

グリルの役割は焼き魚専門のイメージがありますが、最新型はオーブン料理にも対応しているなど進化しています。
本項では、人気の高い機能を説明するので、料理内容にあわせて使いやすさを検討してみてください。

調理をサポートしてくれる

おいしい料理を作るためには火加減の調節が重要になり、火力が弱すぎるとおいしくできず、強すぎると焦げてしまいます。
温度調節機能は、不慣れな人でも上手に調理できるようサポートしてくれる心強い機能です。
また、メニューと魚の焼き加減を設定すると自動で火力と焼き時間をコントロールし、消火までを受け持つオートグリル機能もあります。
姿焼きや切り身、干物の種類に応じて最適の火力で魚を焼き上げ、黒焦げにする失敗もありません。
さらに、最新のガスコンロには自動炊飯機能が搭載されています。
細かな火力調節が自動でおこなわれ、鍋を火にかけて炊き上がるのを待つだけです。
ご飯をガスで炊くのは面倒に感じるかもしれませんが、試してみてはいかがでしょうか。
このほかにも、お湯が沸いたときに自動で火が消える機能や調理タイマーが搭載されているなど、優れたガスコンロが毎日の調理をサポートしてくれます。

清掃の手間を省いてくれる

天板は手入れが簡単なガラストップの人気が高く、フラットな面をさっと拭くだけでほとんどの汚れをきれいに落とせます。
焼き網には従来設置されていた脚の部分がないため洗いやすく、汚れ落ちがよいフッ素コート加工が施されているのが一般的です。
また、フラットなものが多くシンクを傷つける心配も減るでしょう。
このほか、撥水性に優れ汚れがつきにくいクリアコート加工のグリル皿の場合には、水洗いするだけで汚れを落とせます。

火災や事故を防いでくれる

ガスコンロは、不注意などによって火災につながる設備です。
しかし最新のものには、火事や事故を防ぐようSiセンサーやチャイルドロックが搭載されているため不安を軽減できるでしょう。
Siセンサーとは、法律によって平成20年10月以降のガスコンロ全てに設置が義務化されている機能です。
鍋やフライパンの底の温度をセンサーが検知し、火の消し忘れや煮物の焦げ付きや煮こぼれ、加熱による油の発火などを防止します。
また、チャイルドロックは子どものいたずらによる点火を防止してくれるため、幼い子どもがいる家庭には便利な機能です。

レンジフードと連動してくれる

ガスコンロの点火や消火に連動してレンジフードの操作を自動でおこなう機能により、つけ忘れや消し忘れを回避できます。
つけ忘れると油煙などを部屋に充満させてしまい、壁紙などを汚しかねません。
また、消し忘れは室内の温度を下げてしまうほか、電気の無駄使いにつながります。



ガスコンロのリフォームを検討する際のポイント

ガスコンロをリフォームするときには、設置場所のサイズを事前に測るとともに、契約しているガスの種類を確認しましょう。
交換には資格が必要なので、専門業者に依頼してください。
また、最新ガスコンロは多種多様な便利機能を搭載していますが、不要な機能は無用の長物になってしまいます。
不要な機能よりも室内との色調やデザインにも気を配るとよいでしょう。



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まとめ

ガスコンロには調理だけではなく安全確保など役立つ機能が揃っており、天板やバーナー、グリルを比較するなど使いやすいものを選んでください。
私どもフジケンリフォーム岡崎店では、さまざまな製品を取り扱っており、各種相談も承っています。
ガスコンロのリフォームを検討中のときには、お気軽にご相談ください。

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