リフォームのノウハウ
2024.04.26
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調理器具の機能性が高まったこともあり、ガスコンロの見直しやリフォームを検討するケースも増えています。
ガスコンロの数や天板の種類、機能性なども、メーカーによって細かく分かれているため
選択肢もさまざまです。
本記事では、ガスコンロの種類や選び方のポイントを解説します。
リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。



目次

ガスコンロの主な種類は3つ

据え置きタイプ

ビルトインタイプ

カセットタイプ

ガスの種類

ガスコンロの選び方のポイント

まとめ






ガスコンロの主な種類は3つ

同じように見えてしまうガスコンロですが、大きく3つに分類されます。
キッチンではコンロ台に設置する据え置き型やシステムキッチンに組み込まれているビルトイン型がメインです。
他にも、アウトドアや災害時にも役立つ、コンパクトなカセットコンロがあります。
ここでは、それぞれの違いをご説明します。



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据え置きタイプ

ガス栓専用のゴムホースでつないで接続するタイプで、ガス取扱店やホームセンターで購入可能です。
取扱説明書どおりに、ガス栓とホースをつなぐだけで簡単に利用できます。
ホースは備え付けではないため、必要な長さを購入しなければなりません。
強い力や工具などは不要で、初心者や女性でも取り外せるため、賃貸などではこのタイプが採用されています。
天板の種類で価格が前後しますが、一般家庭では多く利用されているガステーブルです。



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ビルトインタイプ

システムキッチンに組み込まれたガスコンロでは、全体的に馴染みやすく凹凸がありません。
隙間などもなく掃除もしやすく、キッチンに馴染みやすいのが特徴的です。
新築住宅ではビルトイン型が選ばれることが多く、ガスだけでなくIHタイプからも選べます。
ビルトインタイプは、設置型よりも機能性に優れたものが多く安全機能なども充実しています。
有資格者のみが取り外しと取り付けができるため、リフォーム業者に任せましょう。
本体価格もやや高額ですが、工事費用が別途かかります。



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カセットタイプ

市販のガスボンベを装着しスイッチを入れると火がつくため、防災用品として家庭で
利用されています。
キャンプなどのアウトドアにも便利で、安価なのも魅力です。
鍋料理やしゃぶしゃぶなど、食卓で温かいものを家族で食べるときにも活躍します。
カセットボンベには使用期限があるため、災害用に常備している場合には定期的にチェックしておくと良いでしょう。




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ガスの種類

家庭で利用できるガスは、都市ガスとプロパンガスの2種類です。
自宅にガス管がひかれているか、ガスボンベから供給しているかで種類が判別できるため、ガスコンロ購入前に確認してください。

都市ガス

メタンガスを主成分とし、一酸化炭素も含んでいない、環境にやさしいエネルギーです。
地中のガス管を通じて各家庭に供給されますが、ガス管が引かれていないエリアでは利用できません。
ガス管を地中に張り巡らすためには、莫大な費用がかかるため、地方ではプロパンガスの需要が高くなります。

LPガス(プロパンガス)

自宅の裏などに大きなボンベがある場合は、家庭で利用しているのはLPガス(プロパンガス)になります。
主成分がプロパンのため、プロパンガスと呼ばれるようになりました。
本来は無色無臭ですが、安全対策として人工的な臭いが付いています。
LPガスは空気より重いため、ガス漏れすると足元からにおいを感じるようになります。
都市ガスよりも火力が強いため、飲食店ではLPガスが好まれる傾向にあるようです。
二酸化炭素の排出量が少ないクリーンエネルギーで環境問題への貢献も期待できます。



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ガスコンロの選び方のポイント

ガスコンロを購入するなら、長く使えて満足度の高いものを選びたいものです。
どのようなポイントに注意して選べば良いのか、ここでは4つのポイントを解説します。
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コンロの口数で選ぶ

一般には据え置き型は2口、ビルトイン型は2口か3口のタイプから選べます。
一度に料理を作る場合にはコンロの数が多いほうが便利ですが、それぞれに使える火力が異なったり、同時に使うと火力が弱まるケースもあります。
家族が多い、煮込み料理をしながら他の食事を効率的に使いたい方は、3口タイプを選ぶのもいいでしょう。
使いやすさを重視する場合やコンパクトにスッキリ使いたいならば、2口あれば十分に調理を楽しめます。

便利機能の有無で選ぶ

コンロには揚げ物温度自動調節機能や湯沸かし、タイマーや音声ガイドなどの機能が付いています。
過熱防止や消し忘れ、焦げ付きを検知し消火するなどの機能が付いているものもあり、より安全性を高められます。
機能が多くなれば価格も高くなるため、必要とするものを選んで決めると良いでしょう。
また、お子さんが小さく、キッチンから離れる機会が多い場合には、音声ガイドやタイマー機能が安心です。
なかには「炊飯機能」がついたものがあるため、土鍋でご飯を焚きたいときや離乳食を作るときに使えます。
グリル機能では、焼き加減を調節できたり脱臭機能などがあると便利です。
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安全装置の有無で選ぶ

火災の原因にもなるコンロの消し忘れ対策として、安全センサーを搭載した「Siセンサーコンロ」が義務化されています。
すべてのコンロに、調理油過熱防止装置・立ち消え安全装置・コンロ・グリル消し忘れ消火機能の3つが標準装備です。
さらにグリルメーカー各社では、焦げつき自動消火機能やグリル過熱防止センサー、感震停止機能などさまざまな機能を盛り込んでいます。
小さなお子様がいる家庭であれば、チャイルドロック機能があると安心です。
このように、基本機能以外に各家庭で必要な機能をチェックし、ガスコンロ選びの参考にしてみてください。

お手入れのしやすさで選ぶ

ガスコンロは油跳ねや汚れがもっとも気になるでしょう。
吹きこぼれなどのべたつきも、拭いただけでは十分でないケースもあり掃除が大変です。
天板は溝がなく、汚れが溜まりにくいほうが掃除がしやすく手間がかかりません。
ゴトク周辺も取りはずしが簡単で、サッと汚れが落とせるものがおすすめです。
においが気になるグリルは、ビルトインコンロは無水タイプが主流となっています。
据え置き型であれば、コーティング加工で洗いやすい工夫や蓋つきで天井に汚れがつきにくいものを選ぶと良いでしょう。



まとめ

ガスコンロにはさまざまな種類があり、ガスの種類だけでなく家族の人数や使用頻度により使い勝手などが異なります。
料理を楽しむだけでなく、安全性なども考えたうえで家庭にマッチしたガスコンロを選んでください。
フジケンリフォーム岡崎店では、ガスコンロの販売だけでなくリフォームのご相談を受けています。
どのようなガスコンロを選べば良いのか迷ったときには、お気軽にご相談ください。

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