リフォームのノウハウ
2023.04.27
picture

普段みなさんは、トイレの便器掃除はどの様にしていますか?

いつ発生するかわからない黒ずみや黄ばみなどの汚れや尿石、臭いが嫌だからと、
色々な洗剤を試してみたり、時間をかけて磨いていたりしませんか?


実はそれ、無駄な努力かもしれません。

新しい便器は、昔の便器とは比べ物にならないくらい、汚れがつかないのです。
そして、簡単に汚れが落ちるんです。

メーカーによって異なりますが、
例えばリクシルでは「アクアセラミック」、TOTOでは「セフィオンテクト」など、それぞれ汚れに強い素材を使っています。
さらに、水流による洗浄効果を高めるための便器形状の工夫など、トイレの汚れに対する技術は進化しています。

そのため、日々のお掃除方法も劇的にラクになっているんです…!
新しい便器をお使いの方は、今までの掃除方法を忘れて下さい。
picture
新しい便器に交換にしたら、やらなくてもいいことがあります。
便器の技術や機能だけで、十分かな・・・と思います。

私も自宅の便器を最新の便器に変えて、やらないことが増えました。


手洗いのところに置く、液体の芳香洗浄剤はやらなくていいです。

尿石や黄ばみ、頑固な汚れを落とす!と謳った強酸性・強アルカリ性の洗剤もお勧めしません。
「混ぜるな危険」の表記があるようなアレです。
強い洗浄力を持つがゆえに、かえって便器を痛める可能性もあるからです。

スタンプタイプの汚れ落としも、ゼリーが水流を止めてしまい、水流を利用しての洗浄効果が下がってしまいます。
イエェ〜イと絶好調のサーファーの波乗りのごとく(?)便器の外まで水ハネし、
かえって掃除が大変だった…という話も聞きます。

そして、これらのトイレ洗剤には、汚れを防ぐ成分が入っているものも少なくありません。
たとえば「便器の中をコーティング」「○ヶ月効果持続」と謳ったものはわかりやすいかもしれません。
このような洗剤は、便器の上に塗膜を貼ってしまうようなものなので、せっかくの便器本来の防汚機能が十分発揮できないのです。


じゃあ、具体的に何を使ってお掃除すればいいのかというと
洗剤ですが、
普通に・・・トイレマジックリンなどの防汚剤の入っていない中性洗剤を選んでください。
そして、やわらかいスポンジ素材のお掃除道具を使って下さい。

間違っても、亀の子たわしでゴシゴシ洗わないで下さい。
優しく、優しく、なでる様に洗いましょう。

新しい便器であれば、普通の中性洗剤と柔らかい素材のブラシで汚れは十分に落ちます。
それでも残るしつこい汚れは、メラミンスポンジで擦って落としましょう。
(メーカーや素材によります。LIXIL、TOTOの便器はOKです)

わたしは自宅の便器を取り替えて6年になりますが、
便器の中の黒ずみを見たこともありませんし、恥ずかしながら、丁寧に掃除したこともありません・・・。
でも、いまだにピカピカ、汚れが貼りつかないキレイな便器です。


ぜひ、新しい便器で家事ラクしてはいかがでしょうか?
picture
picture

実際に新しいトイレを体感したいという方は必見!

正しいお掃除から節約・節電まで
今日からできるトイレのおトクなワザをトイレのプロが教えます!


【参加無料/要予約制】トイレまるわかり!ショールームツアーはこちらをクリック!
picture
コラム一覧へ