リフォームのノウハウ
2022.10.13
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はじめてのリフォームでまず交換されることの多いトイレ。
毎日、家族全員が利用するものだからこそ、
選ぶときはしっかり選びたいですよね。

清掃性、機能性、価格帯。様々なメーカーや商品があり、
『何をどう選んでいいかわからない。』そんな方に
プロが伝えるトイレの選び方を紹介していきます。

目次

1.トイレの種類


2.メーカーの特徴


3.あなたに合った選び方





【1.トイレの種類】



一般的に洋式トイレには、大きく分けて4種類です。
【組み合わせ式】【一体型】【収納一体型】【タンクレスタイプ】
順番に解説していきます。

【組み合わせ式】
便器、タンク、便座の3つの部品で構成された昔からある一般的なトイレ。
皆様のお家もこのタイプのトイレをお使いの方も多いのではないでしょうか。
便座が故障した際に便座のみ交換できるなど、
長期のメンテナンスを考えると優秀。

【一体型】
便座とタンクが一体化した“機能部”と呼ばれるものと便座の2つの部品で構成されるトイレ。
“組み合わせ式”とよく比較される商品です。
便座とタンクがつながっているため、
ほこりや汚れがたまるような隙間が無く
見た目の真新しい最新のトイレという印象を与えるものです。
最近ではタンクレスタイプに似たロータンクタイプというものもあり、
トイレ空間に併せてスタイリッシュに仕上げたい方にピッタリです。

【収納一体型】
トイレ、収納が合体したトイレです。
収納があるため、掃除用品や日用品を隠してしまえます。
また、収納が最初からトイレ内にあったかのように壁面に収まっているため、
見た目のすっきり差はもちろん、今まで掃除のしにくかったタンク裏や便器裏の
手の届きにくい場所の掃除が軽減されます。

【タンクレスタイプ】
圧倒的高級感。
すっきりとした見た目でトイレ空間をおしゃれに快適に仕上げてくれるトイレです。
お住まいの水圧によって設置可否が出てくることはありますが、
最近のタンクレストイレは低水圧でも性能を発揮できるものも出てきているので、
いろいろな商品を比べてください。
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【2.メーカーの特徴】


トイレを取り扱っているメーカーは主に3社です。
【LIXIL】【TOTO】【パナソニック】この3社は
皆さんもよく名前を聞くことがあるのではないでしょうか。
この3社以外にもトイレを製造販売している会社はありますが、
どこのお店でも取り扱っているこちらの3社について紹介してきます。

【LIXIL】
キレイが100年続く“アクアセラミック”が決め手。
大きくカタログに載せるほどお掃除性能が長続きする陶器素材をほぼ全シリーズに採用し、
商品の価格帯に関わらず、清掃性が自慢のメーカーです。

【TOTO】
トイレと言えば“TOTO”と言うほど認知度が高いメーカー。
“LIXIL”と並びトイレ交換の際に比較されることがとても多い。
便器表面がつるつるで汚れがこびりつきにくい
“セフィオンテクト”と用を足す前に鉢内を濡らして汚れ軽減する
“プレミスト”でトイレはいつもキレイ。

【パナソニック】
パナソニックのテクノロジーを詰め込んで、
独自の清掃性、機能性をもったメーカー。
タンクレストイレのみを扱っているという点も含めて
“LIXIL”“TOTO”とはまた違った特徴を持っています。
タンクレストイレを検討中であればほかの2社に比べて
比較的安価なものが多いです。


【3.あなたに合った選び方】


どんなトイレを選べばいいのか。
価格、清掃性、機能性、基準はいろいろあると思いますが、
いろんなお客様のお話を聞いていくと、
この3つが決め手になっている方が多いです。

①家族のみの利用か、それ以外の来客利用も多いか
②収納するものの量が多いか少ないか
③最低限の機能があればいいと思うか、自分や家族に合った機能が欲しいか

具体的に考えていきますと
①家族のみしか利用しない
②収納するものは少ない
③最低限の機能でいい

このような方であれば、
おそらく【組み合わせ式】のトイレが合うかと思います。

もちろん、実際の使い方や見た目、形など実物に見て触って
気に入るかどうかもありますので
あくまで参考程度にとどめておいて頂ければと思います。


金額だけで決めるとせっかく交換したトイレで後悔することも。

今までどういう風にトイレを使ってきていて、
これからどういう風にトイレを使っていきたいかという気持ちをもって
業者に相談しに行くとあなたにぴったりなトイレがきっと見つかります。

是非、探してみてください。




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