リフォームのノウハウ
2025.02.26
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玄関はジメジメとした空気がこもりがちで、湿気やニオイが気になる方は多いのではないでしょうか。
外から新鮮な空気を取り入れられればよいのですが、ドアを開けたままの状態では防犯上問題があります。
採風ドアにリフォームすれば、カギを閉めたままでも換気が可能です。
この記事では、採風ドアの効果やメリット・デメリットに加え、どのようなタイプがあるのかも紹介するので、玄関リフォームを検討中の方は参考にしてください。



目次

玄関の風通しを良くしたときの効果

採風ドアにリフォームするメリット

採風ドアにリフォームするデメリット

採風できる玄関ドアのタイプ

採風ドアにリフォームするには

まとめ




玄関の風通しを良くしたときの効果

玄関は雨の日に濡れた傘や靴が持ち込まれたり、間取りによっては浴室やキッチンからの水蒸気が流れ込んだりして、湿気がこもりやすい場所です。

玄関の風通しを良くすると、湿った空気を換気できるため、カビや結露の発生を抑えられます。

また、靴から発生するニオイや家の中のこもったニオイが気になる場合にも、風通しが良くなれば軽減できるでしょう。

玄関の風通しが良くなれば家の中に空気の通り道ができて、玄関だけでなく家全体の通気性を良くする効果も期待できます。

家の中の空気をきれいな状態で維持できれば、カビやダニの発生を防ぎ、家族の健康に悪影響を及ぼすリスクを抑えられるでしょう。



玄関のモワッとする空気がスッキリ!
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採風ドアにリフォームするメリット

採風ドアのメリットとして、防犯対策ができる点、虫の侵入を防げる点、採光もできる点を紹介します。

防犯対策できる

外の空気を取り入れるなら、ドアストッパーをかけておいたり、網戸にしておいたりすればよいと考える方もいるでしょう。しかし、その方法では外部からの侵入を簡単に許してしまいます。
その点、採風ドアは玄関ドアをロックしたまま、通気用の窓を開けて換気できるため、防犯対策ができます。

採風窓は、人が入れない構造になっており、手を入れてカギを開けられないように設計されているため安心です。

H3. 虫が入るのを防げる
ドアを開けておく採風方法では、外の虫が家の中に入ってくる場合もあるでしょう。

採風ドアは防虫対策を考えて設計されており、採風中でも外から虫が入ってくる心配はありません。

通風窓には小さな虫でも侵入できないように、網目の細かい網戸が設置されています。

虫が気になる季節でも、虫の侵入を気にせず外の新鮮な空気を取り込めます。

採光も取れる

採風ドアにリフォームすれば、外からの風だけでなく、太陽の光も取り込める点もメリットです。通風窓はガラスになっている場合が多く、玄関付近に窓を設置できないケースでも、ドアから外の光を取り入れられます。

玄関が明るいと周りが見えやすくなるだけでなく、清潔感や開放感がアップして、家全体の印象を良くできるでしょう。



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採風ドアにリフォームするデメリット

多くのメリットがある採風ドアですが、デメリットもあります。

採風ドアにリフォームするデメリットとして、砂ぼこりや花粉が入ってくる点、生活音が外に漏れやすい点を紹介します。

砂ぼこりや花粉が入ってくる

通風窓には網戸が設置されていますが、細かい砂ぼこりや花粉までは防げません。風の強い日に採風窓を開けた状態で放置してしまうと、玄関に土煙が入り込み、汚れやすくなる点はデメリットといえるでしょう。

花粉が飛ぶ季節には、花粉も網戸を通過して家の中に入ってきてしまいます。

採風ドアにリフォームした場合にも、花粉への対策は必要です。

生活音が外に漏れやすい

換気をおこなう際に玄関ドアを閉めた状態でできる点はメリットですが、音の流出までは防げません。どうしても大きな声や生活音、ペットの鳴き声などは外に漏れてしまうため、プライバシーが気になる方は、換気のタイミングに注意が必要です。

また、外に漏れる音が大きい場合は、近隣に迷惑がかかる可能性もあります。

ただし、玄関の向きが隣家ではなく道路に面している場合や通常の生活音程度であれば、それほど気にする必要はないでしょう。
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採風できる玄関ドアのタイプ

おもな採風ドアのタイプは、内開き窓タイプ(縦すべりタイプ)と、上げ下げタイプの2つです。

内開き窓タイプは、玄関ドアに縦に長い通風窓が設置されており、内側に開閉して通風・換気できる仕組みになっています。

上げ下げタイプは、通風窓を上下にスライドさせて開閉する仕組みです。

スライドによって開いた通風窓の上と下の部分から、外の空気を取り込めます。

どちらのタイプも窓には通風性の高い網戸が設置されており、施錠したまま自然風を取り入れられます。

https://www.lixil.co.jp/reform/imadoki/entrance/wind.htm出典:LIXIL



内開き窓タイプ(縦すべりタイプ)
内開き窓タイプ(縦すべりタイプ)
上げ下げタイプ
上げ下げタイプ

採風ドアにリフォームするには

採風ドアの良さがわかっても、大がかりな工事が必要になるのではと、リフォームに踏み切れない方もいるでしょう。

カバー工法ならほとんどのケースで、数時間~1日のうちにお手頃な価格でリフォームできます。

カバー工法とは、既存の玄関ドアの枠をそのまま残して、その上から新しいドア枠を被せて交換する方法です。

壁を壊してドア枠を撤去しなくて済むため、大幅に時間と費用を節約できます。

工事による騒音や粉塵も抑えられ、家族はもちろん近隣にお住まいの方のストレスも抑えられるでしょう。



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まとめ

採風ドアは玄関だけでなく、家全体の通気性を良くする効果が期待できます。

湿気やニオイがこもるのを防ぎ、カビやダニの発生を抑えられるので、家族の健康維持にもつながるでしょう。

ただドアを開けておくのではなく、カギをかけた状態で換気できるため、防犯対策もできて安心です。

網戸が設置されていて虫の侵入を防げるうえ、通風窓のガラスから外の光も取り込めて、玄関の印象を明るくできます。

採風ドアの実物を見たい方や機能を確認したい方は、フジケンリフォームにご相談ください。
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