リフォームのノウハウ
2024.06.28
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洗面化粧台は歯磨きや洗顔などで毎日使用する分、すぐに汚れてしまいます。しかし、ついお手入れを後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
汚れを放置すると落ちにくくなり掃除に時間もかかってしまうため、こまめに掃除するのが大切です。
今回は、洗面化粧台の汚れの種類と原因、場所ごとの掃除方法を解説します。




目次

洗面化粧台に使われる素材の特徴

洗面化粧台の素材の選び方

まとめ






洗面化粧台の汚れの種類と原因

洗面化粧台とは洗面ボウルや鏡、蛇口、排水口などをまとめてあらわし、場所によって汚れの種類と原因が異なります。
適切なお手入れができるように、ここでは汚れの種類と原因について解説します。

水垢

洗面化粧台の汚れのなかで多いのは水垢です。
水垢は、水分に含まれているマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が固まってできるのが原因です。
洗面化粧台に付いた水滴はそのままにしておくと蒸発し、残ったミネラル成分が固まって白や茶色の汚れになります。
鏡や洗面ボウル、蛇口本体などについている白い汚れ、蛇口の根元の茶褐色の汚れが代表的です。

手垢

蛇口付近は手で触ることが多いため、手垢による汚れが多く見られます。
また、化粧をしたり髪をセットしたりする際に使う化粧品や整髪料の油分、手の皮脂も汚れの原因です。
手洗いで落とした皮脂は、洗面台に付着していても目に見えにくく、掃除をしたつもりでも残っていることがあります。
付着したままの皮脂はカビの栄養となり、汚れの原因になります。
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黒ずみ

黒ずみの正体はカビです。
洗面台に残った水垢汚れや石鹸カスと、空気中から洗面台に付着したカビ菌がくっつき増殖すると黒ずみになります。
よく見られるのは、洗面台と横の壁の間のゴムパッキンや、手洗い後などの石鹸カスが残った洗面台の陶器部分です。
長期間掃除をおこなっていない場合には、黒ずみができやすく、一度ついてしまうとなかなか落とせないため、黒ずみを防ぐためには定期的に掃除することが大切です。

カビ

湿気の多い場所は、カビが繁殖しやすい場所です。
とくに洗面化粧台と浴室は隣同士にあることが多く、浴室から出てくる湯気がこもり、カビが発生しやすくなります。
カビは繁殖するスピードが速く、掃除してもすぐに発生してしまいますが、スポンジなどで簡単に落とせるため、こまめに掃除することが大切です。

サビ

カミソリやヘアピンなどの金属製品から付着する、もらいサビも洗面化粧台の汚れの原因です。
濡れたまま放置すると、サビが付着するため注意しましょう。

【場所別】洗面化粧台の掃除方法

洗面化粧台は毎日使用する場所なので、清潔に保つためにはこまめに掃除するのが大切です。しかし、なかなか手が回らない方も多いでしょう。
ここでは洗面化粧台の掃除方法を場所別に解説します。
しばらく放置してしまい、落ちにくくなった汚れの落とし方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

洗面ボウル

クエン酸小さじ1杯と、水200mlを容器に入れてよく混ぜ合わせて溶かし、スプレー容器に移してクエン酸スプレーを作ります。
洗面ボウルにクエン酸スプレーを吹きかけ、スポンジやクロスでこすり洗いしましょう。
クエン酸スプレーだけでは取れない汚れは、クリームクレンザーや重曹の粉末を直接撒いて歯ブラシでこすります。
ザラザラした感触がなくなってきたら、全体を水で洗い流し、雑巾で水気を拭き取ったら完了です。
オーバーフロー(水がこぼれるのを防ぐために洗面台に付いている穴)部分も忘れずに掃除しましょう。

鏡の水垢汚れはアルカリ性のため、酸性のクエン酸が効果的です。クエン酸スプレーを吹きかけ、タオルやマイクロファイバークロスで水拭きし、金具などの細かい部分は歯ブラシを使ってこすります。濡れたまま放置すると新たに汚れが発生するため、水気が残らないようにしっかりと乾拭きします。
落ち切らない頑固な水垢汚れは、クエン酸スプレーを吹きかけた後、キッチンペーパーで覆い、その上からさらにスプレーし5~10分ほど放置してみましょう。
汚れを浮き上がらせることができ、落ちやすくなります。
そのあと水拭きし、乾拭きしたら完了です。
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蛇口

蛇口や蛇口の根元の汚れは、おもに水垢や石鹸カスです。
クエン酸スプレーを吹きかけ、古い布やタオルで蛇口を包み込むようにして汚れをかき出します。
体を洗うナイロンタオルを使うと、汚れが落ちやすくおすすめです。
頑固な汚れは鏡と同様にクエン酸スプレーを吹きかけた後、キッチンペーパーなどで覆って5~10分放置し、スポンジで軽くこすると落ちやすくなります。
落ちない汚れには重曹やクリームクレンザーも効果的です。
キズが目立つ場合は、粒子が細かくキズがつきにくい重曹を使うとよいでしょう。
最後に水気を拭き取れば完了です。

排水口

排水口の掃除は、重曹とクエン酸でおこないます。
まず、詰まった髪の毛や石鹸カスなどの大きなゴミを取り除きましょう。
次に、排水溝に2分の1カップの重曹を振りかけ、2L以上のお湯に大さじ2杯程度溶かしたクエン酸水を排水口に流し入れます。
そうすると発泡した泡で排水口の中まで洗浄できます。
最後に水で流して完了です。
臭いやぬめりが取れない場合は、市販のパイプクリーナーを使用するのも良いでしょう。
排水口の汚れはそのまま放置してしまうと、詰まりや臭いの原因になります。
2~3か月に1回を目安に掃除するようにしましょう。

まとめ

洗面化粧台は、場所によって汚れの種類や原因が異なります。

使用後に残った水気や汚れが原因で水垢やカビなどの発生につながるため、可能な限り水気を残さないように乾拭きするとよいでしょう。

軽い汚れは自分自身でも掃除できますが、なかなか掃除に手が回らず落ちにくい汚れになってしまった場合は、リフォームを検討するのもおすすめです。洗面化粧台リフォームでお悩みの方は、フジケンリフォームへご相談ください。
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