リフォームのノウハウ
2024.06.28
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洗面化粧台を長く使っていて、使い勝手が悪くなってきたと感じる点はないでしょうか。
多少の傷や汚れがあっても使えるため、交換のタイミングがわからず、そのままにしている方も多いでしょう。
何を目安に交換時期を判断すればよいのか、寿命が短くなる原因や、リフォームするときのポイントを解説します。



目次

洗面化粧台の寿命はどのくらい?

洗面化粧台の交換時期を判断する目安

洗面化粧台の交換時期が早くなる原因

洗面化粧台をリフォームするときのポイント

まとめ






洗面化粧台の寿命はどのくらい?

洗面化粧台の一般的な寿命は10~15年ほどで、長いもので20年程度です。
素材やグレードの違いによる商品の質や、使い方によって寿命は異なります。
寿命を迎える原因になりやすいのは、素材の経年劣化よりも、扱いが雑だったり手入れが適切でなかったりなどの使い方のほうです。
搭載されている機能が少ないほど、不具合が生じる可能性は低く、寿命が長い傾向にあります。
自動水栓やシャワーホース・乾燥機など、多彩な機能が備わっている洗面化粧台には多くの部品が使用されています。
各部品の耐久性や交換の可否も、洗面化粧台の寿命に関わる要因の1つです。
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洗面化粧台の交換時期を判断する目安

小さな不具合でも放置したままでいると、急に使えなくなり、生活に支障が生じるおそれがあります。
どのようなサインがあらわれたら交換したほうがよいのか、判断の目安を解説します。

蛇口やシャワーホースからの水漏れ

しっかり閉めたのに蛇口から水が漏れるのは、蛇口部分の劣化のサインです。
パッキンを交換すれば改善するケースもありますが、交換後も改善しない場合や他の部分が故障している場合は、本体ごと交換したほうがよいでしょう。本体から引き出せるシャワーホースから水漏れする場合もあります。
ホースは引き出したり押し戻したりと、同じ動作を何度も繰り返すため、劣化しやすい部分です。

洗面ボウルや鏡の破損

洗面ボウルによく使用される陶器やホーローは強度の高い素材ですが、硬いものを落としたときの衝撃には弱い面もあります。化粧品の瓶などを落として、割れたりヒビが入ったりしたときは、交換したほうがよいでしょう。鏡もガラス材が使用されているため衝撃に弱く、湿気の影響や経年劣化で塗膜がはがれる場合があります。
傷や汚れが生じて使いにくいと感じる場合は、交換がおすすめです。

収納スペースの異臭

下の収納スペースから異臭がするときは、カビが発生している可能性があります。
排水管の寿命は10~15年程度とされており、経年劣化による水漏れが原因の1つです。排水管と床の隙間を埋める防臭ゴムのずれや劣化で、異臭がする場合もあります。
異臭の原因を解消しても改善できず、本体自体に傷みが生じている場合は、交換を検討しましょう。

排水管の詰まり

排水管の詰まりも、交換時期を判断する目安です。髪の毛や石けんカスなどが排水管に詰まって、排水口から異臭がするケースや、排水が遅くなるケースがあります。掃除で改善する場合もありますが、詰まりがひどいときには分解が必要です。
再び組み直したあとに、部品の劣化が原因で、水漏れが生じる可能性があります。
部品を交換しても解消しないときは、本体の交換時期と判断しましょう。
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洗面化粧台の交換時期が早くなる原因

洗面化粧台の交換時期が早くなるおもな原因は、使い方にあります。
具体的にどのような使い方が、洗面化粧台の寿命を縮めるのかを解説します。

使用回数が多い

使用回数が多いほど、汚れや詰まりが発生する可能性は高くなるのが一般的です。家族の人数が多ければ、洗面化粧台を使用する回数は増えるでしょう。使用回数以外に寿命に影響するのは、洗面化粧台の使い方です。
シンプルに洗面や歯磨きだけに使う場合と、シャワーを使った洗髪や洗濯物の予洗いなど、さまざまな用途で使用する場合とでは消耗の度合いが異なります。

掃除やメンテナンスが不十分

洗面化粧台の汚れを放置すると、カビの発生や排水管の詰まりの原因になるため、こまめな掃除が必要です。きれいにしているつもりでも、内部の汚れが落としきれておらず、堆積するケースもあるでしょう。頑固な汚れを取り除くために強力な洗剤を使ったり、研磨剤入りのスポンジで強くこすったりすると、素材やコーティング材が傷む可能性があります。
小さな傷やヒビ・排水管の水漏れなどをそのままにしていると、被害が余計に広がるため、適切なメンテナンスが必要です。

使い方が雑

洗面ボウルに硬いものを落としたり、蛇口部分を乱暴に扱ったりなど、使い方が雑な場合も寿命が短くなります。
傷やヒビに汚れやカビが生じて劣化が進み、交換が必要になる場合もあるでしょう。時間の経過で劣化が進むスピード以上に、乱暴な使い方によって寿命を縮める可能性があります。
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洗面化粧台をリフォームするときのポイント

洗面化粧台のリフォームで、より快適な洗面室にするためのポイントを解説します。
使い勝手にあわせて、本体のサイズや収納スペースを選びましょう。

本体のサイズ

化粧洗面台を選ぶ際は、使う人の身長にあわせた高さを選ぶのがポイントです。
理想の高さは、身長の半分ほどが目安とされています。
低すぎると使用時に深くかがむ必要があり、腰に負担がかかります。高すぎる場合は水が肘を伝って、周辺をぬらしてしまうおそれがあるでしょう。

収納スペース

洗面室には化粧品や衛生用品以外にも、掃除道具や体重計など、置いておきたいものがたくさんあります。
十分な収納スペースがあれば、日頃の片付けも楽になり、キレイな状態を保てます。
収納量にあわせて、周辺キャビネットの追加も可能です。
排水管の形をシンプルにして収納スペースを広くしたキャビネットや、けこみ部分に収納スペースを設けている製品もあります。
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まとめ

洗面化粧台の寿命は10~15年が一般的で、長いもので20年程度とされています。

交換時期の判断の目安は、洗面ボウルや鏡の破損や排水管のトラブル、収納スペース異臭などです。
使用回数が多かったり、使用方法が適切でなかったりすると、交換時期が早くなります。

そろそろ洗面化粧台をリフォームしたいとお考えの方は、フジケンリフォームへご相談ください。
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