リフォームのノウハウ
2024.06.27
picture

洗面化粧台の新設やリフォームをする際、洗面化粧台にはさまざまな素材があるため、どれにしたらよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
洗面化粧台は、1日に何度も使用するものであるため、価格だけでなく素材もきちんと検討する必要があります。
この記事では、洗面化粧台に使われる素材の特徴や選び方を解説しています。



目次

洗面化粧台に使われる素材の特徴

洗面化粧台の素材の選び方

まとめ






洗面化粧台に使われる素材の特徴

洗面化粧台を選ぶ際には、使われる素材をよく検討しましょう。

素材によって特徴や起こりやすいトラブルが異なります。

ここではよく使われる素材として、陶器・ホーロー・人工大理石(樹脂)の特徴を解説します。
picture

陶器

陶器は、高級感のある見た目に反して価格がリーズナブルであり、洗面化粧台に広く使用されている素材です。
陶器は硬度が高く、小さな傷や汚れがつきにくいため、汚れた場合も丁寧に磨くと美しい光沢を取り戻せます。
バリエーションが豊富なため、好みのデザインを見つけやすい点もメリットの1つです。
陶器には、強い衝撃を受けると割れやすいデメリットがあります。
化粧品の瓶や電気シェーバーなどを誤って落としたとき、陶器の洗面化粧台はひび割れしやすく、場合によっては割れてしまう可能性があります。破損した陶器の洗面化粧台は部分的な修復が難しいため、洗面化粧台そのものの交換が必要なケースが多いです。

ホーロー

ホーローは、金属素材の表面にガラスの釉薬をコーティングし、高温で焼き付けたものです。金属の強度とガラスの美しさの両方を兼ね備えた耐久性の高い素材で、化粧品などの化学成分にも強く、汚れや臭いが付きにくいため洗面化粧台に適しています。
強い衝撃を受けても陶器のように真っ二つに割れませんが、表面のガラスコーティングが割れたり欠けたりしやすい点がデメリットです。
コーティングが剥離するとそこから水分が侵入し、金属部分が酸化して錆びるおそれがあります。
錆を放置すると見た目が悪くなるだけでなく、金属がもろくなって穴が開いてしまう可能性があります。
小さな傷であれば補修が可能ですが、修理には高度な技術が必要です。費用もそれなりにかかってしまう場合が多いため、小さな傷でも早めの修繕が重要です。

人工大理石(樹脂)

人工大理石は、主成分をアクリル樹脂やポリエステル樹脂とする人工素材で、天然石の成分は含まれていません。成形や着色が容易で豊富なデザインの商品が揃っており、大量生産が可能なため、コストパフォーマンスに優れています。
高い位置から固いものを落としてしまっても、割れにくい性質のため防水性に影響が出るほどの損傷にはなりません。しかし、人工大理石は陶器やホーローに比べて傷がつきやすく、研磨剤入りの洗剤やナイロンタワシを使用すると艶が落ち、毛染め剤などで着色する可能性があります。
また、経年劣化が生じやすく使用環境によっては劣化が進行するため、適切なメンテナンスが必要です。

picture

洗面化粧台の素材の選び方

洗面化粧台を選ぶ際に失敗しないためには、素材の特徴をきちんと理解し、用途や生活スタイルに合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、洗面化粧台の素材を選ぶ際のポイントを4つ解説します。
picture

掃除のしやすさ

洗面化粧台は、家族が毎日歯磨きやヘアメイクなどで使用するため汚れやすい場所です。汚れを放置すると嫌な臭いがしたり、カビが発生したりします。
常に清潔に保てるよう、掃除のしやすい素材を選びましょう。
とくに共働きの家庭では家事に割ける時間が限られていて、洗面化粧台の掃除に長い時間はかけられないでしょう。汚れがつきにくい素材や加工が施されたものを選ぶと、掃除の手間を減らして長く清潔な状態を保てます。

耐久性

洗面化粧台は、同じものを10年ほど使い続けるのが一般的で、頻繁に交換するものではありません。選ぶ際は、経年による劣化が少なく、耐久性の高い素材を選びましょう。洗面化粧台には、化粧品やひげ剃りなどの道具を置くため、うっかり手を滑らせてものを落としてしまう場合もあります。傷が付いたりひびが入ったりする可能性があるため、耐久性が高く、傷が付きにくい素材の洗面化粧台を選ぶのがおすすめです。

デザイン

洗面化粧台は毎日使うものであるからこそ、好みのデザインにすると気分が上がるのではないでしょうか。素材やデザインにこだわると、洗面所の雰囲気が変わり、おしゃれな空間の演出が可能です。
充実した収納設備や掃除のしやすい素材など、デザインだけでなく使い勝手を考慮すると、毎日の生活がより快適で楽しいものになります。

価格

洗面化粧台の価格は使用する素材によって大きく異なります。新設やリフォームをする際に、できるだけ費用を抑えたい場合は、価格から素材を選ぶ方法がおすすめです。
洗面化粧台の素材には、リーズナブルなものから高級なものまで幅広くあります。
たとえば、陶器製の洗面化粧台は低コストで、予算を抑えながらも機能的な洗面化粧台を手に入れられます。
天然石などの高価な素材は、美しさや耐久性に優れますが、その分高額な予算が必要です。
picture

まとめ

洗面化粧台は、素材によって特徴や価格が大きく異なります。
陶器製はリーズナブルで高級感があって人気ですが、強い衝撃で割れやすい点には注意が必要です。

ホーロー製は耐久性に優れる一方で傷が付くと錆びやすく、人工大理石はデザインが豊富でコストパフォーマンスに優れますが傷が付きやすいです。

洗面化粧台の新設やリフォームでお悩みの方は、フジケンリフォームへご相談ください。
フジケンリフォームのロゴ
刈谷ショールーム
刈谷ショールームはこちら岡崎ショールームはこちらセミナー・イベント一覧はこちら

名古屋・岡崎市・豊田市・刈谷市・で住宅リフォームをお考えなら、4年連続エリア販売数【No.1】のフジケンリフォーム! 
キッチン、お風呂、洗面化粧台、トイレの水まわりに加え、内装、玄関、外壁などリフォーム全般お任せください。 
費用のお見積もりは何度でも無料。リフォームローンや各種補助金など、お気軽にご相談ください。
対応エリアは、西三河(岡崎市・安城市・刈谷市・豊田市・西尾市・知立市・高浜市・碧南町・みよし市・幸田町)を中心に名古屋・大府市・豊明市・半田市・豊川市・蒲郡市など幅広いエリアで対応しております。
コラム一覧へ