リフォームのノウハウ
2024.06.27
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洗面化粧台の水漏れトラブルが起きた際、どう対処したらよいのかわからない方が多いのではないでしょうか。
本記事では、洗面化粧台の水漏れの原因や対策を解説します。
もしものときに慌てず対処するためにも、トラブルの原因や対策を理解しておきましょう。



目次

洗面化粧台の水漏れしやすい箇所と原因

自分でできる洗面化粧台の水漏れ対策

業者に修理を依頼すべき水漏れのケース

まとめ






洗面化粧台の水漏れしやすい箇所と原因

洗面化粧台の水漏れに対処するには、トラブルの発生場所を特定する必要があります。
トラブルの起きやすい箇所を事前に把握しておくと、水漏れ箇所の特定に役立つでしょう。
ここでは、洗面化粧台の水漏れしやすい箇所と原因を解説します。

蛇口・シャワー

蛇口を締めてもポタポタと水が落ちてくる場合や、シャワーヘッドから水漏れする場合は、パッキンやバルブカートリッジなど内部の部品の劣化が原因です。
パッキンは水漏れ防止のためつなぎ目に用いられますが、ゴム製のため経年劣化を起こしやすく、つなぎ目に隙間ができると水漏れの原因となります。
また、混合水栓の内部にあり、水量・温度の調整に欠かせないバルブカートリッジが劣化すると、蛇口や胴体からの水漏れを引き起こします。

給水管・止水栓の接続部分

給水管・止水栓の接続部分の水漏れの原因は、接続部のナットの緩み、またはパッキンの劣化がほとんどです。
給水管と止水栓の根本部分はナットを使って固定されており、時間の経過とともに緩みが出たり、地震が原因で緩んだりします。
給水栓は高い水圧がかかる箇所でもあり、徐々に緩みが大きくなって水漏れを引き起こす可能性があります。
ナットがしっかり締まっていても水が漏れる場合は、パッキンの劣化を疑いましょう。
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S字トラップ

S字トラップとは、洗面台の下に設置されているS字にカーブしている箇所を指します。
排水トラップ・排水パイプなどとも呼ばれ、カーブ部分に水を貯めて、下水からの悪臭や虫の侵入を防ぐ役割があります。
S字トラップからの水漏れは、ナットの緩み、もしくはパッキンの劣化が原因である可能性が高いです。
ナットやパッキン以外にも、S字トラップ内部に髪の毛が詰まるなどして水が漏れるケースもあります。

排水ホース

洗面化粧台が排水ホースを床下の塩ビ管に差し込むタイプの場合、排水ホースが塩ビ管から外れたことにより水漏れが起きる可能性があります。排水ホースは物の出し入れの際に当たったり、経年劣化により縮んだりして外れやすくなります。
また、劣化による排水ホース自体の亀裂も水漏れの原因の1つです。排水ホースは経年劣化で素材が固くなると、ひび割れたり、折れたりしやすくなります。
小さなひび割れは気づきにくく、知らないうちに進行してしまう可能性があるため注意しましょう。
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自分でできる洗面化粧台の水漏れ対策

今すぐ水漏れを直したい方や、お金をかけずに自分で修理したい方は、以下の方法を試してみてください。
ナットを締める・パッキンを交換する・排水ホースの位置を正すなど、比較的簡単にできる水漏れ対策を解説します。

ナットを締める

給水管・止水栓の接続部分の水漏れ、S字トラップからの水漏れなど、ナットの緩みが原因の場合はレンチでナットをしっかり締め直せば水漏れが止まります。
ナットを締めてもトラブルが解決しない場合は、パッキンなどの他の原因を疑いましょう。
水漏れを放っておくと、毎月の水道代に響いてくるうえに、状態が悪化するおそれもあります。
素人が見ても判断がつかない場合は、専門の水道業者への依頼がおすすめです。

パッキンの交換

ナットを締め直しても水漏れする場合は、パッキンが劣化している可能性が高いため交換が必要です。
洗面化粧台で使用されるパッキンは、ホームセンターなどで手に入るので、メーカーや型番から適合する商品を購入してください。
ナットを緩めて不具合のあるパッキンを外し、新しいパッキンに取り替えて、水漏れが止まるかを確認します。
メーカーごとに仕様が異なるため、洗面化粧台の説明書を見ながら慎重に取り扱いましょう。

排水ホースの位置を正す

排水ホースが塩ビ管から外れて床下の排水管にうまく接続されていない場合は、位置を見直すと水漏れが直ります。
排水ホースは塩ビ管に差し込まれているだけの状態のため、何かの拍子でずれてしまうケースは少なくなく、手で元の位置にはめ込めば簡単に修理できます。
塩ビ管に正しく接続されたにも関わらず、水が漏れ続けている場合は、手が届かない箇所でトラブルが起きている可能性が高いです。
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業者に修理を依頼すべき水漏れのケース

自分で修理しても直らない場合は、知識や経験のある業者に依頼したほうがよいでしょう。業者に修理を依頼すべき水漏れのケースは以下のとおりです。


  1. ナットを締めても水が漏れる

  2. パッキンを新しいものに交換しても水が漏れる

  3. 排水ホースやパイプに亀裂や穴が空いている

  4. 手の届かない箇所で水漏れの疑いがある



排水管のつまりや蛇口・ホースの交換など、個人では難しい修理が必要なケースでは、状況を悪化させないためにもプロに任せたほうが安心です。
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まとめ

洗面化粧台の水漏れは、ナットの緩み、パッキンやバルブカートリッジの劣化、排水ホースのずれや劣化が原因で起こります。
水漏れを一時的に修理できても、経年劣化が原因の場合は再発のおそれがあるため、根本的な解決は、水漏れ対策に強い水道の専門業者への依頼がおすすめです。
専門業者への依頼を検討されるなら、豊富な経験と実績を持つフジケンリフォームに相談してみてはいかがでしょうか。
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