リフォームのノウハウ
2024.06.27
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お風呂掃除をしっかりしているはずなのに、パッキンが黒く汚れていたり、変色していたりで、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お風呂のパッキンの汚れにも種類があり、大半は黒カビによるものです。
本記事では、汚れの種類や発生原因、パッキンの掃除方法や対策、注意点などを合わせてご紹介します。



目次

お風呂のパッキンの汚れの種類と発生原因

お風呂のパッキンの掃除方法

お風呂のパッキンのカビ対策と注意点

まとめ






お風呂のパッキンの汚れの種類と発生原因

お風呂のパッキンの汚れの大半は黒カビですが、他にも汚れる原因があります。
なぜ発生するのかを理解して、掃除や予防に活かしましょう。

黒カビ

お風呂場の床や壁、天井やパッキンにポツポツと黒く繁殖する黒カビは、喘息やアレルギーの原因になるともいわれてます。
黒カビは、軽ければこすって落とせますが、深く根を張ると簡単には消えません。
また、黒カビは発生する条件が揃うと、あっという間に繁殖します。
特にお風呂場は、黒カビが増えるのに最適な環境で、高い湿度を好む黒カビが発生しやすい場所です。

赤カビ

赤カビとも呼ばれるピンクヌメリはカビの仲間ではなく、メチロバクテリウムや、ロドトルラの酵母菌が繁殖したものです。
人の皮脂などの汚れを栄養源にして、椅子やシャンプーボトル周辺の水滴が残っている場所や、汚れている場所で増殖します。
酵母菌のため、人体にほとんど害を及ぼしません。
ただし、赤カビは黒カビのエサになるため、放置すると黒カビが増える可能性があります。
赤カビ、ピンクヌメリはスポンジで軽く擦れば取れます。
気付いたら、すぐに掃除しましょう。

カビが発生する原因

パッキンに生えるカビの胞子は、真菌と呼ばれる微生物の一種で、常に空気中を漂っています。
カビの胞子は単独では増殖しません。
しかし、温度や湿度、石鹸カスや人間の垢など、栄養分や特定の条件が揃うと急速に増殖します。
高温多湿のお風呂場は、カビにとって理想的な生息地です。
特にパッキンは、汚れた水がたまりやすい状態で放置されるため、黒カビが発生しやすい環境です。
黒カビは放置すると汚れが悪化するだけでなく、胞子を放出してカビを広げてしまうため、見つけたらすぐに取り除きましょう。
また、ホコリには、繊維だけでなくダニの死骸や砂埃も含まれていて、体内に入るとアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
他の汚れと混ざり合えば、ヌメリやカビの発生原因ともなります。
パッキンのホコリは定期的に取り除き、他の汚れが生じるのを予防しましょう。


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お風呂のパッキンの掃除方法

黒カビは中性洗剤やアルコールでも除去できます。
しかし、パッキンなどのやわらかい素材では、カビが奥深くまで菌糸を伸ばしてしまい、表面をこすっても完全には除去できない可能性があります。
長期間経過していて簡単には落とせないものもあるため、汚れの段階によって、試してみましょう。

市販のカビ取り剤でパッキン掃除する

市販されているカビ取り剤は、一般的に塩素系と酸素系の2種類に分類されます。
塩素系は酸素系に比べて高い除菌効果が期待でき、パッキンの奥深くに侵入しているカビや、時間が経過した頑固なカビに効果的です。
表面が完全に乾いているかを確認し、カビが発生している部分にカビ取り剤を塗布後、所定時間放置し、洗い流してください。
最後にお湯で流すと室内に匂いが充満し、刺激が強く感じられる可能性があるため、必ず水で十分に流しましょう。
塩素系カビ取り剤には刺激が強いものもあるため、使用時にはゴム手袋を着用し、肌に直接触れないよう注意が必要です。
塩素系の強い匂いが苦手な方は、酸素系を使用するとよいでしょう。
ただし、塩素系と酸素系を混ぜると、有害な塩素ガスが発生する可能性があります。
決して混ぜないよう、注意しましょう。

塩素系漂白剤でパッキン掃除する

市販のカビ取り剤で落ちない場合は、塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜたペーストを使用して、掃除してみましょう。
作業を始める際は、必ず手袋を着用してください。
洗面器などの容器に、片栗粉と塩素系漂白剤を1対1の割合で入れ、手でしっかり混ぜて、ペースト状になるまで練りましょう。
気になるカビの部分に、作ったペーストを手で塗り込みます。
お風呂のカビ汚れにペーストがしっかりと付着するのを待つため、約5分間は放置してください。
長時間放置すると、パッキンが傷む可能性があります。
ペーストを塗った箇所にラップをかけてしばらく放置するのも効果的です。
放置後、ペーストを水で十分に洗い流して完了です。

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お風呂のパッキンのカビ対策と注意点

お風呂のパッキンの黒カビは、こまめな対策で予防できる可能性が高いです。
しかし、汚れの原因が黒カビでない場合もあるため、注意しましょう。

お風呂のパッキンのカビの予防方法

黒カビも赤カビも、50℃以上のお湯で死滅します。
お風呂から出るときや掃除の最後にシャワーで浴室全体にお湯をかけると、カビの予防になるでしょう。
また、お風呂場に水分が残っていると、カビの繁殖が活発になります。
お風呂を出る際に、パッキンに水分が残らないように拭き取りましょう。
水分を拭き取ったあとは、浴室をよく換気してください。
湿気がこもるとカビが繁殖しやすいため、できれば24時間換気扇を運転して、浴室内の空気を常に循環させておきましょう。

カビがひどかったり劣化していたりする場合はリフォームしよう

パッキンが黄色く変色している場合があります。
これは紫外線の影響で起こる経年劣化であり、汚れではありません。
素材や使用環境によりますが、一般的にパッキンの耐用年数は10年程度とされています。
パッキンに、はがれや割れが見られた場合も、経年劣化が原因です。
放置していると、水が外部に漏れる可能性があるため、早急に対処しましょう。
さまざまな除去方法を試しても取れないカビは、パッキンの奥深くまで浸食している可能性があります。
カビの色素沈着などで完全に取り切れなかったり、経年劣化による変色やはがれが見られたりする場合は、リフォームを検討してはいかがでしょうか。

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まとめ

パッキン汚れのおもな原因は黒カビによるもので、24時間換気扇を運転して浴室内の空気を循環させておけば、予防が期待できます。
一般的にパッキンの耐用年数は10年程度といわれているため、経年劣化などによる変色か迷った場合は、フジケンリフォームに相談してください。
リフォーム実績と経験があるスタッフが、どんな小さな疑問にも答えます!見積もりは無料、電話・メール、ラインにて承っています。
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