リフォームのノウハウ
2024.02.13
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お風呂はくつろぎの場所の一つであり、自宅において最もリラックスできる空間です。家族が毎日使うお風呂だからこそ経年劣化による破損や長年の汚れにより掃除が億劫になる方も多くいます。お風呂の快適な時間を確保するためには清掃性や使い勝手を向上させることが重要です。しかし、お風呂リフォームをする際の商品の価格は商品によって異なるため
戸建てとマンションそれぞれのユニットバスの価格に焦点を当て、それぞれのメーカーが提供するユニットバスの特徴や、実際の施工事例についてもご紹介いたします。


目次

1. ユニットバス価格順早見表【戸建編】

2. ユニットバス価格順早見表【マンション編】

3. 各メーカーのユニットバスの特徴

4. 人気ユニットバスの施工事例

5. まとめ



1. ユニットバス価格順早見表【戸建編】

ユニットバスはメーカーやシリーズによって価格が異なり、同じメーカーの中でも複数の商品があるので比較するのは大変です。そこで戸建用のユニットバスを価格帯別に金額の高い順番に並べました。1216サイズの標準仕様で比べているため、サイズを変えたりオプションで仕様変更をしたりすると価格は変わるのであくまで目安として参考にしてください。















商品名価格帯
ビバス(Panasonic)1216税込1,442,650~(ベースプラン標準タイプ)
Lクラス(Panasonic)1216税込1,876,050~
シンラ(TOTO)1216税込1,263,900~(Cタイプ)
オフローラ(Panasonic)1216税込1,253,450~
スパージュ(LIXIL)1216税込1,205,600~(BXタイプ)
セレビィア(クリナップ)1216税込1,243,000~
リデア(LIXIL)1216税込1,192,400~(Mタイプ)
ラクビィア(クリナップ)1216税込1,101,100~
サザナ(TOTO)1216税込1,082,400~(Sタイプ)
ユーノ(トクラス)1216税込1,028,500~(Base)
エブリィ(トクラス)1216税込954,800~(ベーシックタイプ)
グランスパ(Takara standard)S1216税込690,000~(キープクリーン浴槽仕様)


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2. ユニットバス価格順早見表【マンション編】

マンション用のユニットバス比較表はこちらです。商品選定の参考にしてください。










商品名価格帯
シンラ(TOTO)1216税込1,354,100~(Cタイプ)
スパージュ(LIXIL)1216税込1,315,600~(BXタイプ)
MR(Panasonic)1216税込1,285,350~
WYシリーズ(TOTO)1216税込1,152,800~(Tタイプ)
リノビオV(LIXIL)1216税込1,136,300~(Fタイプ)
ヴィタール(トクラス)1216税込1,058,200~(BタイプEMグレード)
グランスパ(Takara standard)S1216税込690,000~(キープクリーン浴槽仕様)
リノビオFit(LIXIL)1216税込662,200~(Tタイプ)


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3. 各メーカーのユニットバスの特徴

戸建とマンションの価格帯について一覧で紹介させて頂きましたが、それぞれのメーカーの特徴について紹介していきます。

●TOTOのユニットバス特徴
「ほっカラリ床」
この床は温かさを保ち、転倒時の衝撃を吸収する役割を果たします。床内部にはクッション層があり、床面の柔らかさが特徴です。このクッション層が断熱材としての機能を担い、温かさを保持し、お年寄りや子供が滑って転倒しても安心感を提供します。また、床表⾯に特殊処理が施されており、親⽔効果で汚れと床の間に⽔が⼊り込み汚れ落ちがスムーズです。ブラシでのお掃除がラクラクです。

「魔法びん浴槽」
浴槽の内側に断熱材を備えています。これにより、お湯の温度低下を4時間で2.5℃以内に抑制し、夜8時にお湯を入れても夜12時に入っても快適な温かさを維持します。追い焚きの手間もなく、温かいお湯がそのまま利用できます。

●LIXILのユニットバスの特徴
「キレイサーモフロア」
親水性と撥油性も兼ね備えた特殊な表面処理で、ぬめりの原因となる皮脂汚れの固着を防ぎ、水を流すだけで汚れを取れやすくしています。また、従来の床に比べ、溝が広がり深さも浅くなりました。スポンジが溝の奥まで届き、ラクにお掃除ができます。そして、独自の断熱層で、足裏から逃げる熱を少なくして、冷たさを感じにくくします。

「パッとくるりんポイ排水口」
シャワーなどの排水時に渦を起こして、髪の毛やゴミをヘアキャッチャーの中央にパッとまとめます。ポイッとするだけのカンタンゴミ捨て。排水口内部の構造も従来よりシンプルになったので、奥まで手が届くようになりました。排水口のお掃除が、もっとカンタンになりました。

●Panasonicのユニットバスの特徴
「スゴピカ素材」
陶器と違い、汚れの原因「水アカ」が固着しにくいため、汚れがたまりにくくいつもピカピカ。水族館の水槽や航空機の窓などにも使用。細かい傷がつきにくく、ブラシ掃除も可能です。お風呂では浴槽、水栓、カウンターに採用され一番汚れやすい部分のお掃除のしやすさを確保しています。
「スミピカフロア」
床のスミに目地がないので、汚れが落としやすい。しっかりお掃除したつもりでも、目地にカビが生えやすかった浴室のスミ。スミピカフロアは、床の端が立ち上がった構造で、防水性に優れています。さらに汚れがたまりにくいので、キレイが続きます。さらに、ガラスビーズを混ぜた特殊シートを合わせた「ささっとキレイ仕様」にすると、傷つきにくく、よりキレイが長持ちします。

●トクラスのユニットバスの特徴
「エルゴデザイン/3Dエルゴデザイン」
バスタブも洗い場もひろびろ使いたい。人間工学を基本に人と浴室の関係を追及して生まれたエルゴデザイン。計算された曲線のバスルーム形状で入浴の時もカラダを洗う時もゆったりひろびろ使えます。

「うつくし浴槽 エクラン」
バスルームの中で、バスタブはくつろぎの中心でありながら、毎日熱水にさらされている、劣化しやすい場所。だからこそトクラスは、素材から開発をおこない、独自の厳しい規格を設けることで高い品質を保ち続けています。市販の様々な洗剤への耐性試験や、何百時間も連続で90℃に煮立たせた状態を保つ評価試験など、20年先も安心してお客さまにご使用いただきたいというこだわりです。

●クリナップのユニットバスの特徴
「まるでリビング」
豊富な壁カラーや床デザイン、エプロン、浴槽、カウンターをトータルコーディネーでまるでリビングの延長のような上質な癒し空間となるバスルームを実現。

「浴室まるごと保温」
天井や壁、フロアの裏側まで浴室全体を保温材で包んで寒い日もゆっくりボディケア。入浴30分でも浴室は20℃以上。浴槽にも高断熱浴槽を採用し4時間経っても温度低下を2.5℃以内に抑えます。

●タカラスタンダードのユニットバスの特徴
「ぴったりサイズシステムバス」
ユニットバスには決まったサイズがあり微調整ができないため、浴室スペースに余裕があるにもかかわらず、最大限に活用できない場合があります。しかし、「ぴったりサイズシステムバス」はスペースを最大限に活かせるため、無駄なスペースの発生を防ぎます。これにより、他のメーカーでは難しい快適なバスタイムを実現できます。

「ホーロークリーン浴室パネル」
シャンプーや石けんの飛び散りで、実は汚れているバスルームの壁。普段のお手入れは入浴後にシャワーとスポンジで洗い流すだけでOKです。皮脂汚れに見立てた油性ペンも、水拭きでキレイに。傷に水垢やカビなどの汚れが入り込むと、キレイに落とすのが難しくなってしまいますが、ホーロークリーン浴室パネルなら傷がつきにくいので、長年使ってもお手入れのしやすさは変わりません。

5.人気ユニットバスの施工事例

LIXIL リノビオV

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▶LIXIL リノビオVの施工事例はこちら




TOTO シンラ

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▶TOTO シンラの施工事例はこちら



TOTO マンションリモデルWY

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▶TOTO マンションリモデルWYの施工事例はこちら



いかがだったでしょうか。
6つのメーカーの特徴と価格表一覧、施工事例の一部を紹介しました。
特徴や価格の違い等判って頂けたかと思います。
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