リフォームのノウハウ
2018.01.01
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皆さんこんにちは
フジケンハウジングです。

今回はキッチンリフォームを検討中の方に向けて
是非見てもらいたい内容です。

キッチンをリフォームする際に
ただ交換するだけでは、大きな損をする可能性があります。
快適な満足いくリフォームをしてもらうために
キッチンの種類や、使い勝手などのを交えながら
紹介していきます。

●キッチンの形
キッチンには間取りなどにより
いくつかの形に分類されます。
それぞれどんな形でどのような特徴があるか
見ていきましょう。

① I型 壁付け
一般的なキッチンの形。
一直線上のキッチンが壁を背にして
取付されているものです。
どのような間取りでも対応しやすく、
どこのメーカーでも採用のある形のキッチンです。
キッチンを使う際に壁を向いて作業するため、
閉鎖的な感覚を持つ方も多いです。

② I型 造作壁付け対面
①のキッチンに造作壁に取り付けることで
対面キッチンとして利用するものです。
①のキッチンで気になっていた閉鎖的な感じがなくなり、
リビングの家族の様子が見えたりと開放的なキッチンです。

③ ペニンシュラ型
ペニンシュラ(=半島)という名の通り
キッチンの片側のみが壁に設置しているキッチン。
②と同じようにリビングの様子がわかり、開放的なキッチンです。
②との違いとしてはリビング側から見える部分が
キッチンの一部であり、天板や扉色など
キッチンを家具の一部、インテリアの一部として
レイアウトするため部屋全体のコーディネートを
考える際におしゃれにかっこよく仕上がります。

④ アイランド型
その名の通り、
キッチンが部屋の壁に接していない
孤立した場所に設置されているものです。
キッチンをメインにインテリア計画をする際に
扱いやすくキッチンの左右前後どこからでも
利用できるような導線計画でも優秀なキッチンです。

⑤ L型
その名の通りL字型キッチン。
L字の角部分の使い勝手に工夫は必要ですが、
も少ない移動で効率的に炊事ができる
効率的なキッチンです。
⑥ 二列型
コンロ側とシンク側で2列に分かれたキッチン。
⑤のL型と同様に横移動せずに
振り向くだけでコンロ、シンクが使えて効率UP。
また、コンロ側、シンク側に分かれており、
間口が小さくても対面キッチンできる
かゆいところに手が届くキッチンでもあります。

⑦ その他特殊なキッチン
・U字型
・ダイニングテーブル付
このようにキッチンには様々な種類があり、
それぞれ使い勝手や収納量、インテリアや導線計画によって
適したキッチンを選ぶことで、家事時間削減、部屋の有効活用により
収納が増えたり、オシャレでかっこいい空間を作ることができます。

●キッチンの選び方(高さ)
キッチンの高さは一般的に80㎝、85㎝、90㎝と
3種類の中から選ぶことが多く、
ほとんどの方はこれらのどれかを使っているかと思います。

この高さ選びを間違えると、
使いづらいキッチンになってしまいます。
高さが低すぎた場合、洗い物や野菜を切るときに
下を向き首や腰に負担がかかってしまいます。

逆に高さが高すぎる場合、
包丁で硬いカボチャなどを切るときに力を入れづらく
危険です。自分に適した高さのキッチンを選ぶことが
長く使うキッチンには重要になってきます。
そこで自分に適したキッチンの高さを求める公式を紹介します。

自身の身長÷2+5=自分に合ったキッチンの高さ
※あくまで参考値なので実際は実物を試してからから検討ください。

こちらの公式に当てはめてみると
身長160㎝であれば
160÷2+5=85㎝となります。
もちろん体格の個人差があるので参考程度ですが、
おおよそこの高さがお勧めです。
一般的にはキッチンの高さは3種類ですが、
メーカーや商品によっては
1㎜単位で高さを変えることが出来るものもあります。
また、キッチンの下にステージのように
床上げをすることで高さを調整することもできます。
●キッチンの選び方(レイアウト)
キッチンを使うにあたり行き来する場所の移動について考えてみると
シンク、コンロ、冷蔵庫の3か所を
頻繁に行き来することがあるかと思います。
この3か所を結んだものを『ワークトライアングル』と言います。
この三角形が大きすぎても小さすぎても作業がしにくくなります。
理想とされる距離は
コンロ-シンク間:80~120㎝
シンク-冷蔵庫間:120~210㎝
冷蔵庫-コンロ間:120~270㎝
と言われており、かつ3辺の合計が320~600㎝です。
実際に今のキッチンで確認してみてください。
範囲外の場合はキッチンリフォーム時に
ここも改善できるキッチンを考えましょう。

いかがでしたでしょうか。
キッチン交換するだけでも考えることが多くあるということ、
選び方で新しいキッチンに交換しても
かえって使いにくくなってしまう可能性がある
ということをわかって頂けたのではないでしょうか。

キッチン選びは使い勝手や利便性、デザイン性を優先したい気持ちと
工事規模やリフォーム制限、予算との葛藤が多く皆さんよく迷われます。
チラシやホームページで何日も悩むようであれば、
一度業者に相談することをお勧めします。
1週間、1か月悩んでいたことも、
プロ目線のアドバイスですぐに解決することもあります。
気になったらまず相談してみてください。
フジケンハウジングは相談無料、見積無料です。
お気軽にお問合せください。
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