古い時期に建てられた家のキッチンは特に体格と調理スペースの高さが合わず、腰や背中が痛くなってしまうと悩む方は少なくありません。
その他にもキッチンの高さが合わないまま使うデメリットや、高さが合わない場合の解決法について解説していきます。
高さが合わないキッチン使い続けると？
キッチンの高さが自分に合わず、踏み台などでも解決できない場合、「腰や背中が痛いけれど、我慢するしかない」と諦めている方もいるかもしれません。しかし、高さが合わない状態でキッチンを使い続けると、以下のようなデメリットが発生してしまいます。
●腰痛だけでなく背中・首へ痛みを感じるようになる
キッチンを利用する頻度は人によって差はありますが、ほぼ毎日使う方も少なくないでしょう。
高さが合わないキッチンで頻繁に調理をすると、体に負担がかかり、腰だけでなく背中や首にも痛みを感じるようになる可能性があります。キッチンが低く腰や背中を曲げた状態で調理すると、首に負担がかかり、首・肩の凝りにも繋がるのです。
凝りは悪化すると頭痛やめまいなどの原因にもなるため、自分に合った高さのキッチンに変えることをおすすめします。
洗い物をするときに衣服が濡れる
キッチンの高さが低いと、洗い物の際に跳ねた水で衣服が濡れやすくなります。毎回食器を手洗いしている方は、洗い物の度に衣服がベタベタになり、家事が嫌になってしまう方もいるはずです。
ストレスを抱えながら洗い物をするより、適切な高さのキッチンに変えたほうが良いでしょう。
調理がしにくくなる
硬い食材を包丁でカットするにはある程度の力を入れないといけません。キッチンの高さが自分にとっては高い場合、無理な体勢で包丁を握ることになるため、上手く力が入れられなくなってしまいます。
キッチンの高さが自分より低い場合は力を入れやすいように思えますが、体重をかけすぎてしまい、野菜が飛んでしまったりまな板がズレてしまったりする危険性があるのです。
キッチンの高さが合わないと体に負担を与えたりストレスに繋がったりするだけでなく、調理中にケガをする可能性もあるので放置できない問題と言えます。
キッチンの高さが合わない場合はリフォームで解決！
最近のシステムキッチンは、作業面の高さを80㎝、85㎝、90㎝と決められます。どの高さが自分に合うのか事前に確認した上でリフォームすれば、体への負担を軽減したキッチンへと変更が可能です。
もし高さ以外にもシステムキッチンで気になる点があれば、同時にリフォームで解決できます。
たとえば「魚焼きグリルは掃除の手間がかかるのでなくしたい」「調理台を今より広くしたい」「食器洗いをラクにしたい」など、困った点があればまとめて解決してしまいましょう。
あなたにピッタリのキッチン高さは？
実は、理想のキッチンの高さの選び方は『身長㎝÷2+5㎝」の計算式で目安を出すことが可能。この計算式で出た数字と実際のキッチンの高さに大きく差があれば、それは自身に高さが合っていないキッチンだと考えられます。
自分に合ったキッチンがどういうものかわからないという方はお気軽にお問合せください。
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