リフォームのノウハウ
2022.12.06
picture

今まで、▶後悔しない レンジフード選び方!!
▶プロがおススメするレンジフード5選! を紹介してきました。
今回は『【解決方法あり】交換できない?!レンジフード3例』を紹介していきます。

目次

①プロペラファンをシロッコファンに交換


②ターボファンからシロッコファンに交換


③レンジフードの幅が70㎝の場合


 

①プロペラファンをシロッコファンに交換


プロペラファンとシロッコファンは
排気するための外壁に空いている穴のサイズが違います。

プロペラファン:外壁面に30㎝程度の四角い穴
シロッコファン:直径15㎝程度の穴

そのため、このままでは交換ができません。
そこで、今空いている四角い穴をふさぎ、
直径15㎝の穴をあける必要があります。
新しいレンジフードの取付位置によっては
今空いている四角い穴を小さくする部品を用いて
新しく外壁に穴を開けなくても交換できる場合があります。
picture


②ターボファンからシロッコファンに交換


ターボファンはプロペラファンとシロッコファンの
中間のような形状で、交換の際に気にしなければいけない点は
排気のための穴のサイズです。
ターボファンは設置状況によって書き2つのパターンがあります。

❶シロッコファンのように筒を使って外壁面まで排気を引っ張っている場合
❷プロペラファンのように本体背面に横長の排気用穴がある場合

❶の場合は大きな問題はありませんが、
❷の場合は横長の穴をふさぎ、新しく直径15㎝程度の穴を
外壁面に開けなおす必要があります。
単純に古いレンジフードを取り外して、新しいレンジフードを
取り付けるだけではなく、住宅の外壁に穴を開けるという
工程が増えることを覚えておいてください。
今お使いのレンジフードがターボファンかどうかわからない方は
下記のチェックリストをご確認ください。
1つでも当てはまっていたらターボファンかと思われます。


<ターボファンチェックリスト>
□レンジフードが取付されている箇所を屋外からみると横長の穴が開いている
□屋内からレンジフードを見た際に上面に扉が付いていて収納になっている
picture



③レンジフードの幅が70㎝の場合


あまり件数として多くはないですが、
レンジフードの幅が70㎝の場合があります。
なぜ、これが特殊なケースかというと
レンジフードは基本的に幅が決まっており、
出回っている商品のほとんどが
60㎝、75㎝、90㎝の3種類でどれかに該当する場合がほとんどです。
そのため、通常は交換する商品は現在と同じ横幅の商品で取替します。
しかし、横幅が70㎝の場合ですと
60㎝を選択すると隙間が空き、
75㎝だと取付ができない状況に陥ります。

❶幅60㎝を選び隙間は我慢する、もしくは塞いでもらう
❷キッチンをまるごと交換し、自由に好きなサイズを選択する
❸幅70㎝のレンジフードを選択する

❶は見た目が気になるかもしれませんが、
一回り小さい商品を選択するということです。
隙間が気になるようであれば大工工事で
ふさぐことはできますが、デザインが
キッチン周辺と異なってくるので、キッチンスペースの
デザインを気にする方にはおすすめできません。

❷はそのままのことなのですが、キッチン全体を交換すれば
レンジフードのサイズを気にしなくて良いので商品選定の幅が広がります。
また、キッチン交換と同時でないと選択できないレンジフードもあるので
より、希望に合った商品が見つかります。

❸は当たり前のことではあるのですが、
幅70㎝のレンジフードは極端に少なく選択肢がほぼありません。
そのため、希望している性能が無かったり、金額が高いケースもあったり、
そもそも取り扱いをしていない業者もあるので注意が必要です。
一つ幅70㎝のレンジフードを紹介すると
“暖冷工業㈱”が展開している、“NDSUシリーズ”です。
こちらは弊社フジケンハウジングでは取り扱いがございます。
お気に入りのキッチンだからレンジフードだけを交換したい方は
是非お気軽にお問合せください。



いかがだったでしょうか。
『【解決方法あり】交換できない?!レンジフード3例』を
紹介させて頂きました。
その他、気になることがあれば、お気軽にご連絡ください。
picture
コラム一覧へ