リフォームのノウハウ
2018.01.01
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皆さんこんにちは。フジケンハウジングです。
今回はビルトインコンロについて、特殊な機種について解説していきます。
業界的にはビルトインコンロを交換する際にメーカーや商品問わず大体どんなものでも簡単に交換できるようになっています。
しかし中には、変わったサイズや特殊な形状のビルトインコンロがあり、いざ交換しようと考えた時にすんなり交換できなかったり、一手間ふた手間必要になる場合があります。
ご自宅のビルトインコンロが一般的なビルトインコンロなのか、特殊なビルトインコンロになるのか、知ることでビルトインコンロを交換する時に失敗しない対策となります。
さて、あなたのお宅のコンロはどうでしょうか。

一般的なビルトインコンロとは?

まず業界的に一般的なサイズはなんなのかを見ていきましょう。

ビルトインコンロとは、システムキッチンの天板に空いた穴にビルトインコンロ本体を入れ込み取り付けをしております。

システムキッチンの天板に空いた穴のサイズは

横560mm×奥行き460mmは一般的と言われています。

ですので、この穴に入るような規格のビルトインコンロが一般的に出回っており数が多いです。
システムキッチンの天板サイズが幅600mmでも750mmでも、どんなビルトインコンロでも概ねサイズが合うことから、簡単に交換ができます。

では、交換が困難な特殊なコンロとはどんなものなのでしょうか?
大きく分けて3つをご紹介します。

①天板上部からコンロの下端までの高さが220mmを超えるコンロ

現在販売されているビルトインコンロはサイズか概ね統一されており、システムキッチンの天板上部からビルトインコンロの下端までの高さは220mmとなっています。
しかし、古いコンロだと220mmよりも高い場合がありますこのビルトインコンロを交換しようとすると、設置後ビルトインコンロ下端に隙間が開いてしまいます。
そのため、その隙間を埋める部材が別途必要となります。
また、逆に220mmよりも高さの低いビルトインコンロの場合はキャビネットごとの交換が必要になります。

②ドロップインコンロ

グリルがなく点火のつまみが天板に上にあることが特徴です。
凝った便利機能は付いていない場合が多くシンプルなコンロと言えます。
こちらのドロップインコンロを交換する時には、基本的に次もドロップインコンロを採用する必要があります。
理由としては、グリルが部分がなくスリムな形状であるため、一般のグリル付きのビルトインコンロにしようとした時に、グリルの部分が既存のキッチンに合わないことが想定されるからです。
また、サイズもメーカーや商品によって様々なので、交換する際には天板の開口寸法をしっかり確認し開口寸法を調整する部材を使って交換をする必要があります。
一般的なビルトインコンロに交換したい場合はシステムキッチンの交換と一緒に行うことをおすすめします。

③TOTOスーパーコンロ

こちらは水回り機器メーカーであるTOTOが販売していたコンロです。特徴はシステムキッチンの天板上に排気パネルが付いているところです。

こちらのコンロはシステムキッチンの天板開口が一般のものより大きく、交換しようとした際に、開口寸法を調整する部材が必要となります。
また、天板上に排気パネルが設置されており、新しいコンロに交換してもこれがそのまま残ってしまいます。
すッキリキレイに交換したい場合はシステムキッチンと一緒に交換することをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。
そのほかにも特殊な形状やサイズのコンロはあるかもしれませんが、
見る機会の比較的多い物をいくつかご紹介しました。

あなたのお家のコンロはどれかに当てはまりましたか?
もし当てはまった場合は専門業者に相談をしてみてください。
ライフスタイルや家族にあったコンロを提案してもらえると思います。
フジケンハウジングは相談、見積無料ですので、お気軽にお問合せください。
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