リフォームのノウハウ
2021.12.09
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こんにちは、フジケンハウジングです。
実は知らない日本の水事情Vol.1では日本の
水道水の特徴やそのほかの水との比較などをお話ししました。

今回は、水道水がおいしくない、においが気になる思われている方に向けて
是非知っていただきたい内容です。

日本の水道水はVol.1でお話しした通り、安全性を確保するために塩素が含まれています。
それによりにおいがしたり、おいしくない味がすると感じる方がいます。

実は、この塩素はにおいや味が気になるだけでなく、野菜などを水洗いした際に
その野菜のビタミンを分解してしまうのです。
せっかくの栄養素が水と一緒に流れてしまうこと、ご存じでしたか?

そもそもの要因の塩素成分を取り除けば、においも味も軽減され栄養素も守られます。

塩素を取り除く

さて、では塩素を取り除くにはどうしたらよいでしょうか?
方法として2つ挙げられます。

【①煮沸】

まず一つ目は『煮沸』つまり沸騰させると塩素が軽減されます。
そのため、沸騰させて冷まして保管をしておくと、
塩素のにおいのほぼしない、おいしいお水が出来上がります。
沸騰させる手間と保管場所が確保できるようであれば、
一番コストがかからずにできる方法です。
しかし、毎日の生活の中で、たくさん使う水ですから、
毎回煮沸させて使うことは難しいですよね。
その場合おススメしたいのが次のお話しです。
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【②浄水器を使う】

①に比べコストはかかってしまいますが、
蛇口を開けるだけで塩素などが除去された水が出てきます。
浄水器にはいくつかのタイプがあり、それぞれ特徴があります。
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このようにそれぞれ特徴があり、
導入時の簡単さと定期的なカートリッジの交換のことを考え
ライフスタイルに合った浄水器を導入することが望ましいです。

いろいろと浄水についてお話ししましたが、
浄水器を今使っている人でも知らない人の多い
注意点を2つお話しします。

注意点①
『カートリッジの交換を適切なタイミングで行う』
これは言われればその通りなのですが、浄水カートリッジによって水道水内の塩素や汚れなどを吸着させているので、交換時期をおおはばに超えて利用するとカートリッジ内で菌が繁殖しかえって汚い水となってしまいます。
おいしく安心な水を求めて設置した浄水器がかえって悪影響になってしまいます。
気を付けれください。

注意点②
『お湯を使わない』
最近の住宅では水もお湯も同じ蛇口から出ることが当たりまえですが、
浄水器を利用する際に注意しなければいけないのが、
カートリッジにお湯を通さないことです。
これは熱によりカートリッジが傷み正常な浄水機能を損ねてしまうからです。

結局どのタイプの浄水器がいいの??

浄水器のメリットや注意点、それぞれの浄水器の種類の比較をさせて頂きました。
もちろん導入費用や用途、カートリッジの交換目安などと
自分と家族のライフスタイルを考えて選ぶのが良いですが、
いろいろ考えてかえってわからなくなる場合もあるかと思います。
結局どの浄水器がいいのかわからない方へおススメしたいのは
『蛇口一体型』浄水器です。

導入費用はキッチン水栓の交換と同程度であること、
飲用のみでなく料理にも使えること
カートリッジの交換目安も比較的長いため
浄水器初心にはお勧めです。

ちなみにおいしいお米を炊くときは炊くときにためる水だけでなく
最初のお米を洗う水も浄水を使うとおいしく出来上がります。
是非試してください。


いかがだったでしょうか。
日本の水事情ということで、知っている方も知らない方も今回のこの話を知って、
今ご自身やご家族がどのようにどんな水を使っているか確認するきっかけになればと思います。

浄水器についてもっと詳しく知りたい方は
弊社ショールームやオンラインにて
『浄水器のことを詳しく知るセミナー』も開催しておりますので、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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