リフォームのノウハウ
2021.12.02
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突然ですが、日本の水道水は安全だということはみなさんご存じだと思いますが、
日本の水についてまだまだ覚えておいてほしいことがたくさんあります。

今回は意外と知らない日本の水事情Vol.1ということで、
日本における水の安全性についてお話していきます。

そんなこと知ってるよという方もいるかもしれませんが、一般に手に入る飲料水との比較や、日本の水の特徴についても触れていき、知っていると周りにすこし自慢できるような内容になっていますので、是非見ていってください。

日本の水の安全性とその特徴

日本の水の安全性は『水道法』に定められた基準によって品質が保たれています。
その基準を満たすように浄水場で処理され、各家庭に水道管を通じて届けられています。

こちらの赤色の水道法第4条の51項目の基準をクリアしたものが水道水として届けられます。
ライフラインとしてとても重要なものになりますので、安全性が最重要視されており、
厳しい検査項目が設けられています。

実はこの検査基準は市販のペットボトルの水よりも検査項目が多いのです。
理由として、水道水は国が重要なライフラインとしての扱っている飲料水であるに対して、
ペットボトルの水はジュースなどと同じような食品としての飲料水という違いがあるからです。
これを知っているだけでも、ちょっと周りに自慢できるハナタカポイントです。

日本の水が安全であることはわかっていただけたと思います。
では、現在日本ではどのような飲料水があるかわかりますか?
おおよそ下記のような種類かと思います。またそれぞれの特徴も下表を参照ください。

いかがでしょうか。

どの水が一番いいかというお話ではなく、
適材適所、用途やライフスタイルに合った水をしっかり選べているか、ただ何となく
水を飲んでいるかを考えるとコスト面でも、入手の手間でも無駄を省きラクをすることができます。
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日本の水道水

市販の水だけではなく、水道水にもミネラルが含まれていることをご存じでしょうか?

下表のように地域によって差はありますが、ミネラルが含まれています。

そもそもミネラルと何か、聞いたことはあるけどわからないという方もいらっしゃると思うので、
簡単に解説するとミネラル(=マグネシウム、カルシウムなど)です。
一般的にこれらの含有量が多いものを硬水、少ないものを軟水と呼びます。

そのため日本の水道水は軟水という扱いです。
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飲料水として水道水が好まれない理由

ここまで、水道水の安全性と特徴を説明させて頂きましたが、
まとめると安心安全で、コストも低く、ミネラルも含まれており、
蛇口をひねればいつでも出る。
なかなか優秀な水ということがわかりました。
しかし、日本人のすべての人が水道をひねって出てくる水を
飲用にしているわけではありません。
その理由としてあげられるのが、おいしくない、
いやなニオイがするなどです。

これは、水道管内の汚れやサビなどが原因の場合もありますが、
一般的に安心安全の水を各家庭に届けるために水の中に含まれている
『塩素』によるものです。
この塩素独特のにおいなどが気になり、水を購入したり、
汲みに行ったりする人が増えているかと思います。
商業施設などに行くとウォーターサーバーの営業を見かけるかと思います。

水の用途やライフスタイルによっては購入のほうが良い場合もありますが、
この塩素の問題を解消できれば、ほとんどの人は水をわざわざ購入する必要がなくなります。

塩素の問題を解消できる方法をVol.2でお話しします。
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