リフォームのノウハウ
2024.03.27
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独立洗面台というのは、トイレや浴室とは別になっている、独立して設置されている洗面台のことをいいます。お風呂と洗面台が一緒になっている場合は「2点ユニットバス」、お風呂と洗面台、さらにトイレが一緒になっている場合は「3点ユニットバス」という扱いになります。

まずは、独立洗面台のメリット・デメリットについてご紹介します。


目次

独立洗面台メリット・デメリット

独立洗面台をおすすめしたい方

独立洗面台の優先度がそこまで高くない方

まとめ


独立洗面台メリット・デメリット

独立洗面台のメリット

独立洗面台の魅力はいくつかあります。まず第一に挙げられるのは、その収納スペースの豊富さです。洗面ボウルの下には収納スペースがあり、鏡の周囲には棚が設けられているため、洗顔用品や歯ブラシ、うがい用のコップ、整髪料、化粧道具などを収納できます。また、タオルなどをしまう場所も確保しやすいです。2点ユニットバスや3点ユニットバスの場合、別途収納スペースを確保する必要があります。

さらに、お風呂やトイレと同じ場所で歯磨きや洗顔をすることに抵抗がある方もいます。独立洗面台を導入することで、お風呂やトイレなどがそれぞれ別の場所になるため、清潔感があり、メリットの一つとなります。

また、電源のコンセントがあることも、多くの人にとって大きなメリットです。2点ユニットバスや3点ユニットバスの場合、漏電の可能性があるためコンセントの設置ができませんが、独立洗面台ならばその心配がないため、ドライヤーなどが使いやすくなります。

同居人がいる場合は、遠慮なく使用できるという点もメリットです。2点ユニットバスや3点ユニットバスの場合、シャワーやトイレを使用している人がいると、洗面台を使用しづらくなりますが、独立洗面台ならば、その遠慮がいりません。

その他にも、お風呂を使った後でも湿気による不快感がないことや、大きな鏡が付いているため、湯気で曇ることがなく使いやすいという利点があります。

独立洗面台のデメリット

一方で、独立洗面台にはいくつかのデメリットも存在します。まず、掃除の手間が若干増えてしまうという点が挙げられます。お風呂と一緒にまとめて掃除できる2点ユニットバスや3点ユニットバスとは異なり、独立洗面台は個別に掃除する必要があります。また、収納スペースが多いため、それだけ掃除すべき場所も増えます。カビが生えないように湿気対策も必要となります。

さらに、2点ユニットバスや3点ユニットバスと比較して、独立洗面台を設置するためにはスペースが必要となります。そのため、若干ではありますが、居住スペースが狭くなる可能性もあります。スペースが限られている中で、できるだけ広い部屋を求める方にとってはデメリットとなります。
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独立洗面台をおすすめしたい方

独立した洗面台をおすすめするのは、以下の条件に当てはまる方々です。その理由と共に、ご紹介いたします。

同居人がいる方々
同居人がいると、トイレや洗面所の利用タイミングが重なることがあります。しかし、2点ユニットバスや3点ユニットバスでは、利用する際に混雑しやすくなります。独立した洗面台であれば、この心配はありません。

一人暮らしでも来客が多い方々
一人暮らしでも、来客が多い場合は、同居人が多い状況と同じようにトイレや洗面所の利用タイミングが重なることがあります。このような場合、独立した洗面台を導入することで利用の衝突を避けることができます。

掃除が苦にならない方々
3点ユニットバスの場合、トイレ、洗面台、お風呂が同じ場所にまとめられていますが、独立した洗面台ではそれぞれ別の場所に配置されるため、掃除も別々に行う必要があります。このような掃除が苦にならない方々にとって、独立した洗面台はおすすめです。

化粧や髭剃りを洗面所で行いたい方々
洗顔や歯磨きは洗面所で行うのが一般的ですが、化粧や髭剃りは必ずしも洗面所で行う必要はありません。しかし、洗面所で一括して行いたいという方々もいます。2点ユニットバスや3点ユニットバスでは洗面台のスペースが限られることがありますが、独立した洗面台であれば十分なスペースが確保され、必要な用具も収納できます。

トイレや洗面所の場所を分けたい方々
2点ユニットバスや3点ユニットバスは、水まわりを一カ所にまとめる設計です。しかし、生活をより便利で快適にしたい方々にとっては、独立した洗面台がおすすめです。


独立洗面台の優先度がそこまで高くない方

独立洗面台を導入する必要性は、たとえば単身者の場合にはそれほど高くありません。特に、洗面台の周りにほとんどアイテムを置かない男性などは、その重要性をあまり感じないでしょう。同様に、共同生活をしていても家に滞在する時間が限られている方や、生活スタイルが異なる場合も、独立洗面台の必要性は低いです。 また、清掃に関して言えば、トイレ、洗面台、お風呂といった3つのエリアが一体となったユニットバスの方が管理が容易です。

まとめ

トイレ、バスルーム、洗面台が独立したタイプの方が、一般的には使い勝手が良く、人気があります。最初は2点ユニットバスや3点ユニットバスでも問題ないと思っていても、実際に使ってみると不満が生じることがあります。より快適な生活を実現したい方は、リフォーム会社に相談しましょう。


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