リフォームのノウハウ
2024.03.28
picture

今のトイレはお手入れのしやすさが向上していますが、正しいお掃除の方法や高い清掃性って意外と実感できないですよね。
このキレイを保つためと、ゴシゴシ擦ったり、いろんな洗剤を試してみたりしていませんか?
でも、それちょっと待って!
トイレ掃除に使ってはいけない洗剤やお掃除道具があることをご存知ですか?

そこで今回は、トイレの正しい清掃方法について詳しくご紹介します。
トイレ本来の機能を最大限に引き出し、無駄に時間や体力を使わずに、ラクして快適なトイレ空間を維持しましょう。


正しいトイレのお掃除方法

今のトイレはお掃除いらず?

基本的なお手入れ方法!

汚れが目立ってきたら…スペシャルケア!

やりがち!お掃除これダメポイント



今のトイレはお掃除いらず?!

従来のトイレは汚れが付きやすく、また手の届きにくいフチ裏など汚れが溜まりやすく臭いが発生しやすい構造でした。そのため、掃除の際はブラシで擦ったり、強力な洗剤を使う必要がありました。

しかし最新式のトイレは、フチをなくした構造が主流になっています。
この「フチレス」便器は、汚れが溜まりにくく、掃除がしやすいという大きなメリットがあります。

また各メーカーが渦巻き状の水流を採用しており、少ない水で汚れをしっかり落とす効果があります。

さらにメーカー独自の表面処理技術を施しています。従来のものに比べて微細な凹凸が少なく、汚れが入り込みにくい構造になっています。表面がとても滑らかなため汚れが水で簡単に洗い流せるのです。
例えばTOTOの「セフィオンテクト」、LIXILの「アクアセラミック」、パナソニックの「有機ガラス系新素材」がそれにあたります。

そのため最新式のトイレは日頃のお手入れさえ適切にしていれば、汚れが落ちない、洗剤を買い揃える…といった必要がないのです。

トイレの基本的なお手入れ方法!

トイレの普段のお手入れは、以下の手順で行いましょう。

  1. 便器のフチや便座、床などの汚れを柔らかい布やスポンジで軽く拭き取る。

  2. 便器内全体に水を流す。

  3. 柔らかいスポンジやブラシで、便器内を軽くこする。

  4. 水で洗い流す。

先にご説明した通り、最新式のトイレは従来のトイレと比べて汚れが付きにくく水だけでも十分汚れを流せるので、日頃のお手入れで洗剤を使う必要はありません。
ただし、頑固な汚れや臭いが気になる場合は、手順「03」で中性洗剤を必要量使用すると効果的です。
picture
picture

汚れが目立ってきたら…スペシャルケア!

日常のお手入れをしていても、水垢などの黒ずみやピンク汚れが発生してしまうこともあります。
そんな時には以下の方法でスペシャルケアを行いましょう。

  1. 便器のフチや便座、床などの汚れを柔らかい布やスポンジで軽く拭き取る。

  2. 便器内全体に水を流す。

  3. 汚れが気になる部分にトイレットペーパーで覆い、上から中性洗剤をたっぷり染み込ませる。

  4. 30分程度放置し、柔らかいスポンジやブラシで軽くこする。

  5. 水で洗い流す。

このお掃除方法の際には、鉢内の水位を下げておくことで、水面部分や底の汚れも効果的にお掃除ができます。
水の抜き方はメーカーや製品によって異なるので、取扱説明書を確認してみてくださいね。

もし上記の手順でも落ちないガンコな汚れのになってしまった場合は、
手順「03」で中性洗剤ではなく漂白剤に置き換えて試してみましょう。
漂白剤を使ってお掃除をする際は、他の洗剤と混ぜないようにしてください。また目や口に入らないように注意し、必ず換気をしましょう。
※メーカーや便器の素材によっては、漂白剤の使用を推奨しないものもあります。使用前に取扱説明書をご確認ください。
picture

ついやりがち!これダメポイント

汚れが落ちない、キレイに保ちたい!となると、どうしても色々なことを試しがちですよね。
でも使ってはいけない洗剤やお掃除道具もあるんです。
コレをやると本来の効果を発揮できず、かえって汚れの原因になってしまいます。

◆研磨剤入りの洗剤やたわし
汚れを落とす効果が高い一方、便器表面を傷つけたり、表面のコーティングを剥がしてしまい、水垢や尿石などの汚れが固着しやすくなります。
「金属たわし」や「コンパウンド」「研磨剤入りスポンジ」などと謳ったものは避けたほうが良いでしょう。

◆酸性洗剤やアルカリ性洗剤
酸性洗剤は尿石や水垢などのアルカリ性の汚れに、アルカリ性洗剤は油汚れや皮脂汚れなどの酸性の汚れに効果的と言われます。 しかし、洗浄力が強い洗剤は便器の素材を痛める可能性があるため使用には注意が必要です。「サンポール」「クエン酸」「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」などは要確認です!
※メーカーや便器の素材によっては、弱酸性洗剤/弱アルカリ性洗剤の使用を可能としているものもあります。使用前に取扱説明書をご確認ください。

◆撥水・親水作用のある洗剤や表面コーティング剤
最初に説明したように、トイレ便器の表面には特殊なコーティングが施されており、汚れが付きにくくなっています。このコーティングは、撥水または親水のバランスを絶妙に調整することで水だけで汚れを簡単に洗い流せるように設計されています。
「撥水/親水スプレー」や「〇〇コーティング剤」「ジェルスタンプ」などには要注意!
最新式のトイレは各メーカーとも技術が向上し、よりラクで快適なトイレ空間を実現しています。

無駄なお掃除で、本来の効果を半減させてしまうのも勿体無いですよね?
正しいお掃除方法で、ずっとラクにキレイを保ちましょう!



正しいお掃除から節約・節電まで、トイレのプロが教えます!
ショールームでぜひ体験してみませんか?

【参加無料/要予約制】トイレまるわかり!ショールームツアーはこちらをクリック!


名古屋・岡崎市・豊田市・刈谷市で住宅リフォームをお考えなら、4年連続エリア販売数【No.1】のフジケンリフォーム! 
キッチン、お風呂、洗面化粧台、トイレの水まわりに加え、内装、玄関、外壁などリフォーム全般お任せください。 
費用のお見積もりは何度でも無料。リフォームローンや各種補助金など、お気軽にご相談ください。
対応エリアは、西三河(岡崎市・安城市・刈谷市・豊田市・西尾市・知立市・高浜市・碧南町・みよし市・幸田町)を中心に名古屋・大府市・豊明市・半田市・豊川市・蒲郡市など幅広いエリアで対応しております。
コラム一覧へ