
室内を移動する度に、床がギシギシと音を立てるのは不快なだけでなく、重要な問題が潜んでいるかもしれません。床の音が気になるだけでなく、建物に深刻な損傷をもたらす可能性があります。問題を放置すると、被害が拡大する可能性があります。手遅れになる前に、床がなぜ音を立てるのかを理解し、解決策を見つけましょう。この記事では、床がギシギシ音を立てる原因と対策について説明します。もしあなたも「最近、床がきしむな…」と感じているなら、ぜひ参考にしてください。
- 目次
- 床がきしむ原因①床の構造に問題があること
- 床がきしむ原因②床に使用される木材が収縮・膨張すること
- 床がきしむ原因③シロアリの被害を受けている可能性がある
- 自分でできる床のきしみ対策
- 慣れやほったらかしは危険!床のきしみのリスク
- 床のきしみが気になる方はプロへすぐに相談が吉!
床のきしみは、単に家が古いから起こるわけではありません。実際、床のきしみにはいくつかの原因があり、比較的新しい家でも発生する可能性があります。
原因を特定しない限り、対処方法を考えることはできません。ですので、まずは床のきしむ主な原因を把握しましょう。
原因を特定しない限り、対処方法を考えることはできません。ですので、まずは床のきしむ主な原因を把握しましょう。
床がきしむ原因①床の構造に問題があること
床がきしむ原因の一つは、床の構造に問題があることです。一般的に、床下には大引きと根太と呼ばれる木材が配置されており、これらが格子状に組み合わさることで床全体を支えています。
これらの木材は均等な間隔で水平に配置されるべきですが、間隔が広すぎたり、水平でなかったりすると床がきしんでしまいます。
最近では、フローリングの固定にはビスが使用され、きしむことが少なくなっています。しかし、古い家では釘が使用されており、釘周辺の木材が劣化し、釘と木材が摩擦を起こしてきしむことがあります。このような場合、きしむ原因の一つとして考えられます。

床がきしむ原因②床に使用される木材が収縮・膨張すること
床のきしみの原因の一つは、床に使用される木材が収縮・膨張することです。一般的に、床には合板や無垢材などの木材が使われますが、無垢材は乾燥や湿気に敏感であり、収縮・膨張しやすい特性があります。これにより、木材のつなぎ目がこすれ合い、音が発生することがあります。この問題は木材の性質によるものであり、床の構造には関係ありません。
また、床が正しく施工されていても、経年劣化によって使用される接着剤が剥がれたり、木材が傷んだりすることがあり、これも床がきしむ原因となります。

床がきしむ原因③シロアリの被害を受けている可能性がある
床のきしみがひどい場合、シロアリの被害を受けている可能性も考えられます。シロアリは床下に侵入し、基礎や床束を経由して床の木材を食害します。その結果、床の木材が空洞化し、踏むと音が発生するようになります。
特に浴室や洗面所、キッチンなどの水回りの床下は湿気が多く、シロアリにとって好ましい環境です。そのため、水回りの床がきしんだり、踏むと柔らかい感触がする場合は警戒が必要です。

自分でできる床のきしみ対策
普段の生活で取り組める床のきしみ対策を紹介します。水拭きを避ける
床を水拭きすることは清潔で気持ちの良いですが、木材の床は湿気を吸収し、膨張や傷みを引き起こす可能性があります。そのため、水を極力使わず、専用の洗剤を利用したり、乾拭きを心がけましょう。水をこぼした場合は、速やかに拭き取ることも重要です。室内湿度の管理
室内の湿度が高すぎると、床の木材が膨張しやすくなります。逆に、乾燥しすぎると木材が収縮し、床がきしむ原因となります。湿度を一定に保つために、梅雨や冬の乾燥期には除湿器や加湿器を利用し、定期的な換気も行いましょう。カーペットの利用
床にカーペットや絨毯を敷くことで、床のきしみを軽減できます。カーペットは床の表面を保護し、水の吸収や床への衝撃を和らげてくれます。特に水回りやダイニングエリア、ソファ周りなど、傷みやすい場所にカーペットを敷くと効果的です。
慣れやほったらかしは危険!床のきしみのリスク
床のきしみは、音が気になる瞬間はあっても、すぐに忘れたり、慣れてしまって意識しなくなったりして、放置されがちです。しかし、たかが床のきしみと思って放置すると、後で大きな問題につながる可能性があります。
床のきしみを放置すると、以下のようなリスクが生じます。
床が傾いたり抜けたりする恐れがある
床のきしみが放置されると、床の強度不足や木材の傷みによって床が傾いたり抜けたりする可能性があります。特に湿気の多い水廻りでは、床が腐食しやすくなりますので、早急な対処が必要です。床の隙間に黒ずみが発生しやすくなる
隙間が開いている状態の床では、汚れや砂が入り込んで取り除くことが難しくなり、黒ずみが発生しやすくなります。見た目や衛生面の観点からも早めの対処が重要です。シロアリが大量発生する可能性がある
床のきしむ原因としてシロアリが大きな問題となります。湿気の多い床下はシロアリにとって好ましい環境であり、放置するとシロアリの大量発生が起こります。早期の駆除が重要であり、被害が広がるほど駆除や修繕にかかる費用も増えます。
床のきしみが気になる方はプロへすぐに相談が吉!
「家の古さからくるものかもしれない」と軽視しがちな床のきしみには、実は家に重大な損傷を引き起こす可能性が潜んでいます。床のきしみは単なる表面的な問題ではなく、その裏には深刻な原因が存在することがあります。そのため、床のきしみを放置せず、可能な限り早めに原因を特定して改善することが肝要です。床のきしみの原因は多岐にわたり、時には床をめくらなければ特定できないこともあります。また、原因によっては専門的なリフォームが必要な場合もあります。
一般の方が正確に原因を判断するのは難しく、中途半端な対処で状況を悪化させる可能性もあります。ですから、自ら無理に対処するのではなく、専門家に相談することが重要です。
フジケンリフォームでは、経験豊富なアドバイザーが現地調査を行い、床のきしみの原因を的確に把握し、適切なリフォームを提案します。私たちの実績はホームページで確認できますので、安心してお任せいただけます。お気軽にご相談ください。


刈谷ショールームはこちら岡崎ショールームはこちらセミナー・イベント一覧はこちら
名古屋・岡崎市・豊田市・刈谷市・で住宅リフォームをお考えなら、4年連続エリア販売数【No.1】のフジケンリフォーム!
キッチン、お風呂、洗面化粧台、トイレの水まわりに加え、内装、玄関、外壁などリフォーム全般お任せください。
費用のお見積もりは何度でも無料。リフォームローンや各種補助金など、お気軽にご相談ください。
対応エリアは、西三河(岡崎市・安城市・刈谷市・豊田市・西尾市・知立市・高浜市・碧南町・みよし市・幸田町)を中心に名古屋・大府市・豊明市・半田市・豊川市・蒲郡市など幅広いエリアで対応しております。
