補助金・おトクな話
2024.08.26
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岡崎市では、過去に水道代の値上げの話が何度か出てきましたが、据え置きとしてきました。しかし、令和7年4月からと岡崎市の水道代が上がります。どのくらい上がるのか、今後も上がっていくのか、家計への影響を懸念する声も多く不安を抱く方も多いかと思います。今回はその実態と今からできる対策を紹介していきます。



目次

1.岡崎市水道代値上げの実態

2.岡崎市の水道代はどのくらいの値上げになるのか

3岡崎市で水道代が下げる方法があります

4.岡崎市のリフォームによる節水の具体例

5.まとめ


1.岡崎市水道代値上げの実態

岡崎市では令和7年4月1日から平均改定率9.7%の増額改定が必要であるとされました。これは、岡崎市の水道事業が始まり90年が経過し、高度経済成長以前に整備した施設の老朽化が進むことで漏水事故のリスクが高まるためです。適切な維持管理を行いつつ、計画的に更新をしていかなければいけない時期を迎えているということです。
岡崎市の水道事業は平成17年4月に料金改定を行って以来実質的な値上げを18年以上行わず据え置きといしてきましたが、令和7年4月に価格改定をすることとなりました。

●参照:岡崎市ホームページ
岡崎市の適正な水道料金在あり方について
岡崎市水道事業及び下水道事業審議会から水道料金についての答申が提出されました。


2.岡崎市の水道代はどのくらいの値上げになるのか

岡崎市が令和7年4月1日から水道代を平均9.7%増額するということが発表されましたが、実際どのくらい増額されるものなのか、わかりにくいですよね。
増額の実態は下表のとおりです。基本料金はメーターの口径によって変わってきますが一般的な家庭だと13㎜、20㎜がほとんどであるため値上げ幅はそれほど大きくはありません。従量料金は一律8円の値上げのため、メーター口径の大きい世帯は価格改定の影響を強くい受けるかもしれません
【岡崎市水道料金】基本料金と従量料金の合計額に100分の110を乗じた額










基本料金改定前改定後差額
メーター口径13㎜52057151
メーター口径20㎜9501,094141
メーター口径25㎜1,4101,599189
メーター口径40㎜3,5505,5622,012
メーター口径50㎜8,11014,0375,927
メーター口径75㎜15,43033,49818,068
メーター口径100㎜23,65082,03758,387
メーター口径150㎜47,410116,78369,373








従量料金改定前改定後差額
1~10㎥65738
11~25㎥1271358
26~50㎥1561648
51㎥2012098

岡崎市では水道料金は水道代と下水代がそれぞれ基本料金と従量料金の合計で算出されます。(※下水に接続されていない世帯は水道代のみです。)

【岡崎市下水代】






排除汚水量(水道使用量)金額
1~10㎥1㎥につき10円
11~25㎥1㎥につき105円
26~50㎥1㎥につき165円
51㎥1㎥につき210円



水道代は地域によって違う場合もありますが、岡崎市の場合2か月ごとにまとめて算出されます。2カ月 の使用水量を2分の1にし、1カ月 ごとの料金を合算して2カ月 分の水道料金を算出します。なお、検針した水量を2分の1 にした際に1立方メートル 未満の端数が生じたときは、端数を後の月分に加えた水量をそれぞれの月分の水量とします。
つまり、2カ月で45立方メートルの場合は前月22立方メートル と後月23立方メートルとして、従量料金と下水使用量をあわせて額に100分の110を乗じた額が算出されます。
4人家族では一般的に1か月で平均23.1立方メートル程度の使用量といわれています。実際に4人家族の世帯で価格改定前と価格改定後でどのくらい水道代が変わってくるか見ていきましょう。


<条件>
4人家族:使用料23.1(㎥/月)
メーター口径:13㎜
下水接続:あり
※よくある質問 家庭の平均的な水使用量



◎岡崎市水道料金改定前
基本使用料  520円/1か月=520円
従量料金   10㎥×65円 650円
       13.1㎡×127円=1,663円
1か月合計 520円+650円+1,663円=2,833円
2,833円×2か月×1.10=6,232円



◎岡崎市下水使用量
基本使用料 700円×1か月=700円
従量使用料 10㎥×10円 100円
      13.1㎡×105円=1,375円
1か月合計 700円+100円+1,375円=2,175円
2,175円×2か月×1.10=4,785円
6,232円+4,785円=11,017円



◎岡崎市水道料金改定後
基本使用料  571円/1か月=571円
従量料金   10㎥×73円 730円
       13.1㎡×135円=1,768円
1か月合計 571円+730円+1,768円=3,070円
3,070円×2か月×1.10=6,754円


3.岡崎市で水道代が下げる方法があります

11,017=519円/2か月 → 519円×6=3,114円/年
今回の岡崎市の水道代値上げにより4人家族世帯で年間3114円水道代が値上がりするということです。
年間3,114円と聞いて、高いと思うか、それほど気にならないと感じるかは、それぞれあると思いますが、
あくまで、今回はこの程度の値上げになっています。
今後も値上がりをする可能性は高く、将来の値上げに備えて水道代を節約することを強くおすすめします。
水道代を節約するには水回りの設備を交換すること効果的です。
中でも一番簡単で費用を抑えてできる方法はシャワーヘッドの節水タイプに交換することです。
ホームセンターなどにも販売しており、自身で簡単に交換できるのでおススメです。
また、工事を依頼する必要はありますが、トイレの交換、食洗器の導入、キッチン・洗面台の水栓交換などでも大幅に使用する水道料を削減できます。

4.岡崎市のリフォームによる節水の具体例

●シャワーヘッド交換の場合


お風呂のシャワーヘッドを交換するだけで節水になります。
安いものだと、数千円から節水性だけでなく機能性を搭載したものになると数万円になるものもあります。
個人で簡単に交換できるので、気軽に節水効果を実感することができます。
節水シャワーの正解は?節水シャワーの特徴と選び方おススメ7選節水シャワーヘッドのメリット・デメリット何が違うの!?美容系シャワー

●トイレの場合


トイレは節水性の向上が著しく、トイレによっては使用する水の量が1/3になるものもあります。
トイレの交換はリフォーム業者などに依頼をして工事費や商品代を含めてそれなりに金額がかかりますが、それ以上に節水性が高いためトイレによっては数年でモトをとれるほどです。
トイレリフォームは早ければ早いほどお得になります。今後の水道代の向上を見据えて検討してみましょう。1989~2001の間のトイレの場合、大洗浄13Lで流しているもの多く、最近のトイレですと大洗浄3.8Lで流すものもあり、使う水の量が1/3になります。

・トイレの相場
トイレの種類だけでなく、便座機能やグレード、メーカー独自機能によっても相場が異なります。
便座を温水洗浄便座や暖房機能付きにしたい、ふき取りやすいデザインにしたい場合は、大幅なリフォームではなく15万から20万円程度でリフォーム可能です。
トイレは便座と便器を別に購入できるため、トイレの部品と工事費用にも違いがでます。
最新式のトイレは、脱臭機能やオート機能など、メーカー独特の機能が搭載されています。
便利な機能が多くなれば、リフォーム代金も高くなるため、細かい部分までチェックしてください。
タンク付きや一体型トイレからタンクレスに交換すると、スペースを確保できてトイレを広く使えます。
平均相場は20万円前後で、一体型やタンク型と比較するとやや高額になる傾向です。
便器などの交換だけでなく、壁紙や床材、バリアフリーにすると代金がプラスになりますが、現地の状況と合わせて、リフォーム業者に相談してみてください。

・トイレリフォームの費用を抑える方法
トイレリフォームは、依頼する業者やトイレのデザイン、工事内容によって費用が異なります。
できるだけ費用を抑えるにはどうすればいいのか、リフォーム内容別に解説します。
タンク、便器、便座で構成された組み合わせ便器の場合、価格をコントロールできるのは主に便座の機能性で変わります。下表のように便座といってもその種類によって金額は変わります。






























便座種類 価格帯
普通便座 12,300~
暖房便座 25,100~
温水洗浄便座(袖リモコン) 92,900~
温水洗浄便座(壁リモコン) 106,000~
温水洗浄便座(自動洗浄) 121,000~
温水洗浄便座(自動便フタ開閉) 176,000~

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元々のトイレが大13L洗浄タイプの場合、1年で約15,100円も削減できるため、岡崎市の水道代の値上がり分をカバー出来るので早めに交換すれば、その分お得になり家計への負担を軽減できます。

失敗しないためにトイレ交換費用の相場を知る!見積もりの内訳まで詳しく解説 トイレの費用の相場は?注意点や費用を抑える方法を紹介 迷ったらコレ!コスパ最強トイレ!リフォーム初心者必見!プロが伝えるトイレの選び方


●食洗器の場合


手洗いに比べて、食洗器を利用すると大幅な節水になります。手洗いの場合約88Lの水を使うのに比べ、ディープタイプの食洗器を使うと9Lになります。そのため年間で28600円の節約になります。そのため、岡崎市の水道代の値上がり分をカバー出来るので早めに交換すれば、その分お得になり家計への負担を軽減できます。

※パナソニック製食洗器NP-45MD9SPと手洗いとの比較。1回48点の食器と6人分の小物を洗った場合。
※手洗いと食洗機(NP-45MD9SP)1回あたりの経費の差に「1日2回×365日」で算出
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・食洗器リフォームでゆとり時間が生まれる
食器洗いを手洗いする場合一回約20分かかるところ、食洗器を使うことにより5分程度で終わります。
15分の削減となり、1日2回食洗器を使うとして365日利用すると、約180時間(約7.5日分)もの時間を生み出すことができます。
この時間を趣味、睡眠、家族の時間など今までできなかったことに充てることができます。
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5.まとめ

水道代の値上げに対する対策として、水回りのリフォームを検討することは、長期的な家計の節約につながるだけでなく、家事負担軽減や時短につながり毎日の家事をラクにしてくれます。この機会に、リフォームについての情報を集め、自分の家や暮らしに合ったリフォームを検討しましょう。
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